ロバ中山の放言日記
〜ほうげんにっき〜                SINCE 2008.6月

 
お読みになる前に
この日記は、私ことロバ中山が、時事ネタ、映画、書籍などを通して独断と偏見で西洋文明を批判する日記です。はっきり言って悪意がありますので、ご不快に思われる方もおられることと思いますが、平にご容赦ください。
またこの日記はmixiでも「全体に公開」しております(mixi:「ろばまる」で検索)。
 
 
 
 
5月22日発売!!
「旅人思考でイスラムと世界を知る本」
言視舎 定価1700円+税
 
北海道新聞生活面で2007年〜2010年まで連載された人気コラム
単行本化、第2弾!!
 
 
 
↑↑↑過去の単行本です!↑↑↑
 
文藝春秋 定価1500円
リトルモア 定価1900円
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと先行公開
 
 
最新!! 新刊本発売とトークイベント開催のご案内 2015年05月20日21:50 
 
 
 
各位平素より大変お世話になっております。旅行ライターの中山茂大です。 初夏の暖かさが心地よい季節ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? さて、このたび新刊が発売になりますのでご案内させていただきます。また最近の活動につきましてもご報告させ
 
 
 
 
アエラ発売中 2015年05月13日23:45
 
現在発売中のアエラ42pに拙稿が掲載されてます。シリア世界遺産についての記事です。お手に取ってみてくださいましたら幸いです。
 
 
 
 
葬送の仕事師たち 2015年05月11日00:34
 
先輩ライターである井上理津子さんが新刊を出されました。「葬送の仕事師たち」新潮社。読み始めたばかりですが、葬儀に関わる人達の真摯な姿勢とプロとしての意識の高さに感銘を受けます。
 
 
 
 
墜落の夏 2015年05月08日00:30
 
今頃だが読んでみたら圧倒された。講談社ノンフィクション賞を受賞するには、ここまで取材しないとダメなのかと。まさに日航機墜落事故を総括する一冊である。事故の経緯や原因などはすでに有名なのでいいとして、へえええとおもったこと。ひとつめはボーイン
 
 
 
 
 
ちょっと長いが備忘録。東北震災で略奪がなかったことをサンデル教授が賞賛していたとの記事があったが、それは日本に限らないことが明らかになった。インドを含めたアジアの仏教国の特質ってことなんだろうか。タイはどうなんだろうな。バンコクでデモが暴徒
 
 
 
 
安倍総理とオバマ会談 2015年04月28日23:42
 
見ていて興味深かったのは、アベさんとオバマさん両方に通訳がついてたことだ。どうせどっちか話してるときはどっちか聞いてるんだから、一人でいいじゃないかと思うんだが、おそらく誤訳防止って意味もあるんだろうな。間違ったらどっちかが訂正するみたいな
 
 
 
 
 
先日来、トップニュースが続いているネパール大地震について気がついたこと。報道では日干しレンガに鉄筋なしが被害甚大の原因といっていたが、まさにその通りだ。しかし古い建物ほどその傾向が強いから仕方ない面もあるだろうな。地方での被害状況がわからな
 
 
 
 
 
 
 
告知です。新刊本の表紙が上がってきました。タイトルは「旅人思考でイスラムと世界を知る本」に変更になりました。5月15日刷り見本なので、18日に書店さんに並ぶと思います。
 
 
 
 
フライト 2015年04月16日12:00
 
昨日見た映画。デンゼル・ワシントン主演。アル中のパイロットの話である。分類はミステリーになっていたが、確かに裁判モノといえばそうかな。しかしこの映画、最後の最後でメチャクチャ笑えた。まさにこのシーンのためだけに、この映画作りましたって感じだ
 
 
 
 
日本政府ひどいなあ 2015年04月16日11:49
 
外務省って、日本企業の海外進出をお手伝いする機関で、邦人保護は二の次っていうのは、海外に行くとよくわかるよな。海外でトラブルに巻き込まれた邦人は単なる厄介者って感じで扱われる。だから今回も、後藤さんも湯川さんも彼らにとっては単にはた迷惑な話
 
 
 
 
 
さっきラジオで言っていた3箇条。・大ヒットよりも細く長く地方を地味に回る演歌歌手を手本にしろと。たしかに小説家でも最年少で新人賞受賞とかいってその後が続かない人はたくさんいるそうだ。・敵を味方にするべし苦手な人のところには積極的に挨拶に行く
 
 
 
 
イスラム世界を歩いてみた 2015年04月12日20:55
 
告知です。5月発売予定の単行本の書店さん用チラシができました。タイトルは「イスラム世界を歩いてみた」で決まったようです。表紙など上がってきたら、またアップします。
 
 
 
 
ドクトル・ジバゴ 2015年04月12日14:16
 
昔、実家の書棚に置いてあった小説である。今回初めて映画で見てみたが、ロシア革命の話だった。主人公の医者が、ドイツ戦線の従軍から帰ってきたら、家に知らない乞食みたいな連中が住み着いていて、「ここはオレたちの家だ! 出ていかないぞ!」と主張する
 
 
 
 
森達也監督の談話 2015年04月04日00:08
 
先日のNHKラジオでオウム真理教についての特集をやっていた。コメントしたのは映画監督の森達也氏と、弁護士の木村晋介氏。この人は確か椎名誠さんの友達だよね。「哀愁の町に霧が降るのだ」を思い出すな。もうないけど。それはそうと森達也氏のコメントが
 
 
 
 
スカイワードで連載します 2015年03月30日22:33
 
 
 
告知です。日本航空の機内誌「SKYWARD」さんで、4月号からコラムを書かせていただくことになりした。隔月担当ですので偶数月の掲載です。JALご利用の際は、ぜひご覧ください(非売品なので書店さんでは売ってません)またGW周辺で新刊が出版され
 
 
 
 
東電の分割統治 2015年03月02日13:06
 
今日の朝日に、福島住民の不公平感という記事があったが、それで思い出したのが分割統治だ。分割統治というのは、植民地時代に宗主国が行った、住民を意図的に分断対立させる政治手法で、英仏蘭すべてやっていた。例えばイギリスでは、ヒンズー教徒とイスラム
 
 
 
 
本日発売の週刊文春 2015年02月05日15:03
 
告知です。本日発売の週刊文春に、先日のオーストラリア取材の記事が掲載されていますので、コンビニなどでお手にとってみてください。後ろグラビア5ページぶち抜きです。
 
 
 
 
この質問自体がおかしいだろ 2015年01月31日13:22
 
??遠い国で起きていることを、なぜ知る必要があるのか?この質問者はどうかしてるぞ。このような内向き思想が、今のアメリカに蔓延していて、それがブッシュみたいな愚かな大統領を選出したんだろ。我々が知見を広げる行為に疑問を呈すること自体
 
 
 
 
隣家の火事 続報 2015年01月30日12:44
 
 
 
隣家の火事続報。先ほど現場検証が終わりました。風呂の薪火が失火原因とのこと。写真アップしてよいものやら迷いましたが載せちゃいます。隣家は更地になっておりました。拙宅は窓ガラス3枚割れて、建築途中の東屋が燃えちまいました(泣) 拙宅に延焼しな
 
 
 
 
ボーダーセキュリティー 2015年01月26日19:47
 
いまテレビでオーストラリアの税関職員のドキュメントをやってるんだが、実に不愉快だったな。旅行者の間で豪州税関は大変評判が悪い。曰く、旅行者を病原菌扱いしている。曰く、旅行者を犯罪者扱いしている。特に食い物にやたら厳しく、あらゆる物が没収され
 
 
 
 
ダウントン・アビー 2015年01月25日23:39
 
今日初めて見てみたNHKのドラマである。すげえな。イギリス貴族はたかだか伯爵でもスペイン国王と同じくらい贅沢な暮らしをしていたのかと。そして使用人と貴族の途方もない格差。これこそ大量の移民がアメリカに渡った原因だろうな。そしてそのアメリカも
 
 
 
 
 
今日発売の週刊文春の記事。「アラブ出身者が億万長者になる道は、サッカー選手しか麻薬王しかない!」フランスではこんな言葉が囁かれるほど、イスラム圏出身者は差別され、階層社会が成り立っている。「今回のテロの本質は、フランスの植民地主義……
 
 
 
 
 
パリの銃撃事件について、デモが行われてるそうだ。世界で370万人が参加したと。そこではテロと戦うとかテロを怖れないと盛んにみなさん言ってた。俺が思うにテロリストのグループというのはオウムのような新興宗教に近い連中だと思う……
 
 
 
 
神秘的な数字 2015年01月04日10:42
 
さっき見つけた上海将棋倒し事件についての興味深いニュース。 同サイトはまた、中国で起きた過去のさまざまな事故の死者数が「35人」を大きく超えない範囲で当局が発表してきた点を挙げ、今回も「神秘的な数字が再現された」と指摘……
 
 
 
オーストラリアの感想そのC 2014年12月26日08:11
 
昨日、母親の付き添いで地元の病院に行った。突然決まったので予約なしの外来。待たされるの覚悟で午前9時に行ってみた。診察受けられたの、午後1時。問診は10分程度。その後リハビリを受けて、正味一時間程度の治療で、終わったのが午後2時……
 
 
 
 
オーストラリアの感想そのB  2014年12月25日22:13
 
引き続き備忘録。。。オーストラリア人は裸足が好きである。ゴールドコーストっていうかバイロンベイでは、どこでも裸足でペタペタ歩いて行くのが普通だ。「道ばたにガラスとか落ちてないんですか?」「そうなのよ。だから定期的にボランティアが……
 
 
 
 
オーストラリアの感想そのA 2014年12月25日22:04
 
引き続き備忘録。。。お世話になったお宅で気になったこと。それは、食べ物を平気で捨てる。明らかに子供には多すぎる食事を盛って、案の定半分以上残して、それを捨ててしまう。子供らは食事前にたっぷりおやつを与えられているので、まったく空腹……
 
 
 
 
オーストラリアの感想 2014年12月24日11:35
 
三週間豪州に行っていました。いろいろ思ったことを備忘録。我々の世話になった家は豪州東部、ゴールドコースト付近のバイロンベイという観光地であった。付近には「サーファーズパラダイス市」直訳すると「波乗り天国市」という町があるほどで……
 
 
 
 
アイガー北壁 2014年11月18日06:50
 
最近見た中で最も切なかった映画。なんかもうトラウマになってしまった。最後無事登頂してめでたしかと思ったらとんでもない。しかも調べたらほぼ実話で、なおさらいたたまれない気分になった映画である。ともかく気づいたことを列記しておこう……
 
 
 
 
デジタル出版の将来 2014年10月21日21:56
 
本日のNHKラジオ「夕方ホットトーク」では、電子書籍について佐々木俊尚氏が話していた。その内容が興味深かったので備忘録。ポイントは3つ。・今後の電子出版は、作品単位のダウンロード販売から、定額制の「読み放題」に移行するだろう……
 
 
 
 
 
側近「議長、今回のマララさんのノーベル平和賞受賞についてひと言」議長「あんなのはノーベル賞委員会の人気取りだよ」側近「バッサリですねえ(笑)」議長「オバマの時もそうだったけどな。まだ実績もないのに黒人大統領ってだけであげちゃうんだから……
 
 
 
 
「酒」の語源について考える 2014年09月25日14:15.
 
「酒」というのは「サケ」と「シュ」の二つの読み方がある。このうち「シュ」の方は、おそらく中国から来たんだろう。「老酒」(ラオチュウ)とか韓国の「焼酎」(ソジュ)と同じ系統だ。韓国では酒のことを「スル」という。いわゆるアルコールを……
 
 
 
 
 
側近「議長、その後イスラム国が大暴れしてますね」議長「そうだな」側近「そのうち分裂して消滅するっていう議長の見通しは見事に外れましたね」議長「まあな。サウジあたりの資金援助が続いてるのが最大の理由だろうな」側近「やっぱそうなんですかね」……
 
 
 
 
 
 
 
 
告知です。講談社+α文庫から2006年に発売になり、絶版になってました「韓国徴兵 オレの912日」がインプレスさんより電子書籍化されましたのでご報告いたします。この本は友人の韓国人で、高円寺の「写真バー白黒」のマスター……
 
 
 
 
代ゼミ事業縮小について思う 2014年08月26日19:08.
 
これはけっこうショッキングなニュースだった。代ゼミと言えば全国模試でお世話になった。浪人の一年間で何回受けたかなあ。合格ラインに一喜一憂してたなあ。それで先日のNHKで専門家が分析していたが、大きな理由が浪人生の減少だそうだ……
 
 
 
 
側近「議長、ついにアメリカがイラク北部の空爆始めたらしいですね」議長「そうだな。遅いくらいじゃねえの?」側近「そうなんですかね。新聞ではテロリストによる住民の虐殺を止めるためだって言ってますが」議長「そんなのは建前だ」側近……
 
 
 
 
マダム・イン・NY 2014年08月08日20:32.
 
この間見に行ったインド映画だが、なかなか面白かったな。ふたつの意味で痛快だった。映画のあらすじは、英語ができないインド人の奥さんが、親戚の結婚式の手伝いでNYにいくことになり、そこで通った英会話学校を通して、女性として……
 
 
 
 
ED 2014年08月03日23:47.
 
「ED」というのは医学用語でインポテンツのことである。調べてみると「Erectile Dysfunction」の略なんだそうだ。へええ。ちなみにライトハウスには載ってなかった。「E」は「Erect=勃起」でわかるとして、「D」は「Dysfunction」、つまり……
 
 
 
 
ガザ空爆(議長シリーズ) 2014年07月11日21:02.
 
側近「議長、パレスチナのガザ地区でイスラエルがガンガン爆撃してるみたいですよ」議長「そうだな」側近「今まで平和だったのにねえ」議長「そりゃあアレだ。ヨルダン川西岸とくっついたからだろ?」側近「え? それ関係あるんですか?」……
 
 
 
 
幸せの隠れ場所 2014年07月07日08:33.
 
先日見た映画。黒人少年が裕福な白人家族に拾われてアメフト選手で成功するというアメリカンドリーム映画。こういう映画ってアメリカ人好きだよね。フォレストガンプとか。アメリカはこうありたいという願望なんだろうな。しかし最後にちょっとした……
 
 
 
 
 
側近「議長、ISISが独立宣言したみたいですね」 議長「そうらしいなあ。まあどこも認めねえだろうけどな」 側近「しかし勝手に独立宣言って、すごいですねえ」 議長「前も書いた通り、あの辺じゃ国境なんて意味ないからな」 側近「チャーチルが……
 
 
 
 
日本人の特殊な美徳 2014年06月21日00:50.
 
これはオレも言わしてもらいたいな。この間、日本人が世界一マナーのいい観光客だと賞賛された記事があったよな。ホテルの使い方がとてもキレイなんだそうだ。前にも書いたけど、その理由はこうだ。日本人は、世界でもっとも人種差別意識が少ない……
 
 
 
 
 
側近「議長、最近イラクがきな臭いですねえ」議長「まったくな。おかげでガソリンが高くて参っちまうよな」側近「議長、車運転するんすか?」議長「車ねえと生きていけねえんだよ」側近「いったいどこすか、ここ?」議長「……まあいいじゃねかよ」……
 
 
 
 
ボコハラム(議長シリーズ) 2014年06月09日23:51
 
側近「お久しぶりですね、議長。すっかりサボっちゃってますね」議長「まあな」側近「それで最近のイスラムネタといえばボコハラムですよね」議長「例のナイジェリアの武装集団だろ? 女子学生を大量に誘拐して奴隷にして売り飛ばすってヤツ」……
 
 
 
 
日テレにでちゃう 2014年06月04日21:58
 
先ほど以下の内容で一斉メール送りました。迷惑メール対策で主に仕事先だけでしたので、mixiにもアップします−。各位さま 一斉メールにて失礼いたします。 梅雨のシーズンがやって参りましたが、お変わりなくご健勝のことと存じます……
 
 
 
 
 
週刊朝日の記事から。記事は小保方さんの捏造疑惑についての日本のマスコミの報道姿勢についてなんだが、以下コピペ。 当時から、そういった日本の報道に疑問をぶつけているのが、書籍『日本の女性がグローバル社会で戦う方法』の著者……
 
 
 
 
Fの家ラーメン 2014年04月08日13:35
 
近所でもないけど、近くにあるFの家ラーメンが残念なことになってたので愚痴らせてください。※ご近所の方、ご感想聞かせてください。ここのラーメン屋、近所でも美味しい店と評判で、オレもたまに食いに行ってたんだが、久しぶりに……
 
 
 
 
豪州EPA妥結 2014年04月08日11:16
 
豪州とのEPA妥結はもっと評価されていいんじゃないだろうか。日中韓交渉、TPP交渉で相当優位に立てるだろう。この時期に妥結にこぎ着けた経産省はエライと思うな。かつて80年代後半の牛肉オレンジ自由化は劇的だった。それまで100%……
 
 
 
 
ウクライナ騒乱のまとめ 2014年03月20日08:18
 
ウクライナ情勢について思ったことのまとめ・白ロシアというのは、白人のロシア人という意味ではなくて、共産党=赤 にたいする、王党派=白という意味らしい。ウクライナには白ロシア系の人が多く、革命時に亡命した人も多かったらしい……
 
 
 
 
ギャラクシーは日本のスマホ 2014年03月13日11:26
 
本日の朝日朝刊の社説余滴より。「先日、サムスン幹部の友人が「ギャラクシーなんか日本のスマホみたいなもの」と話していたのを思い出す。ギャラクシーは世界のスマートフォン市場の首位を走るサムスンの端末機だが、「主要部品は半導体を除くと……
 
 
 
 
ゆれる 2014年03月10日11:07
 
西川美和監督の作品って初めて見たんだが面白かったなあ。モチーフは黒澤の「羅生門」だろうが、見事に換骨奪胎している。そしてすさまじいまでの兄弟の相克。この感覚は都会に出てきた人たちすべてが、多かれ少なかれ抱いている、ある種の……
 
 
 
 
食品の裏側 2014年03月04日23:47.
 
先日、仕事で知り合った著者先生と再会した。安部司さんといって「食品の裏側」というベストセラーの著者である。60万部も売れた本だから、知ってる人もいるかもしれない……
 
 
 
 
髪結いの亭主 2014年02月21日22:22.
 
なんか20年ぶりくらいに見た気がする。当時はオーデコロンを飲むシーンしか印象に残らなかったんだが、一度結婚生活を経験してから見ると、実に含蓄のある映画だ。とはいっても倦怠期が来る前に自殺するって、そこまですることないと思うんだが(笑)……
 
 
 
 
 
先日読んだ「桐島、部活やめるってよ」がけっこう面白かったんだが、直後にギャオ!で見た映画「クラッシュ」がそっくりだ。両方とも、いろいろな人物が絡み合って交差し、同じ場面にいろんな人が脇役で登場しているという構成だ。特に……
 
 
 
 
原発再稼働の人びと 2014年02月19日22:05.
 
今日のNHKラジオで元経産省の人が面白いことを言っていたので備忘録。なんで政治家、役人、経団連のじいさん達は原発再稼働を望むのか?銀行は東電の株をゴッソリ持ってるので、なんとか東電を再建したい。そのためには原発再稼働しかない……
 
 
 
洗面台 2014年02月05日18:07.
 
先日、阿佐ヶ谷のたまに行く飲み屋さんで飲んでたら、女の人が入ってきまして。しばらく雑談などして、なんとなく仲良くなり、オレがDIYで家建ててる話をすると、「うちにいらない洗面台とかありますから、あげますよ」「えーホントですか……
 
 
 
 
1000円カット やっぱり 2014年01月30日18:59.
 
今日久しぶりに例の床屋に行ってみた。そしたら例のおばちゃんが出てきた。「カリアゲですか?」と聞かれたので、「いえ、カリアゲでなくて、両サイド短くして下さい。前髪とかは切らないで下さい。スキバサミですいて下さい」と注文はつける……
 
 
 
 
椎名誠さんと記念写真 2014年01月23日20:03.
 
 
 
 
先日、福島交流イベントで、念願の椎名誠さんとついにお会いできました。椎名さんは拙デビュー作「ロバと歩いた南米アンデス紀行」を大変気に入って下さり、本の雑誌その他で何度も取り上げて下さいました。またそのご縁で文藝春秋刊の「ハビビな人びと」……
 
 
 
 
 
すでにhuluではシーズン4が始まってるらしい「ウォーキングデッド」。先日ようやくシーズン3を買うことにして、アマゾンで調べてみた。そしたら角川書店の日本語版がメチャクチャ高いことが判明した。どれほど高いかというと。。。。
 
 
 
 
 
OECDの学力調査で日本の生徒の学力が上がったのがニュースになってた。学力は上がったけど勉強に対する関心が薄いのが問題なんだそうだ。NHKラジオを聞いてたら、「もっと生徒の個性を伸ばす教育をしたらいい」とか言ってる輩がいたので……
 
 
 
 
明治のこころ展 2013年11月13日17:25
 
なんか久しぶりに日記を書く。江戸東京博物館でやってる特別展「明治のこころ展」に行ってきた。大森貝塚を発見したことで名高いエドワード・モース教授の蝟集を展示していて、明治時代の日本が甦ってくる。特に、金持ちの所持品ではなくて庶民の……
 
 
 
 
ペアガラス 2013年10月16日22:39
 
奥多摩に新しく建てている「離れ」は「人力山荘アネックス」というんだが(笑)、ここに入れる窓について、ホームセンターに見積もりを出してもらった。サッシ窓は品質、サイズ、形状で千差万別あり、選ぶのがものすごく大変だ……
 
 
 
 
アメリカ医療保険制度改革 2013年10月11日08:48
 
この間から問題になってる医療保険。共和党が強硬に反対しているせいで、もめているわけだが、新聞などでは「小さな政府を目指す共和党が反対」とかなんとか書いてる。しかし理由は別ににあると思う。「貧困大国アメリカ」と言う本に……
 
 
 
 
ねみいぞネスカ○ェ 2013年10月10日10:24
 
昨夜12時頃、寝る前にコップの底にちょっとだけ残ってたネスカ○ェを飲んで寝床へ。そしたら寝られない寝られない。午前4時過ぎてもまだ寝られない。どうなってんだネスカ○ェ。しかもその覚醒というのが、シャキーンと起きてバリバリ……
 
 
 
 
 
事件が起きたときから、この少女が受賞するんじゃないかと思ってました。いかにもキリスト教徒の選考者たちが喜びそうなネタだからです。もちろん彼女の功績というか勇気はスバラシイし、評価されてしかるべきなんですが、その裏で……
 
 
 
 
棟上げしました 2013年09月09日19:42
 
先日来、奥多摩の家ですすめております離れの建築。昨日無事に棟上げが終わりました。建坪は3坪ほどの小屋で、ロフト付き。書斎代わりにして、母屋の私物は全部こっちに持っていく予定。こっそりテレビもつけます(笑)今年中に引っ越しを目標に……
 
 
 
 
 
オレは絶対イスタンブールだと思っていたんだがなあ。。。理由は意義が明確というそれだけなんだけど。ところでなんで下馬評をひっくり返して東京が当選したのか考えてみた。その際にもっとも説得力がある根拠と思われるのが、IOCにとって利点が……
 
 
 
 
青春残酷物語 2013年09月06日22:12
 
大島渚監督の出世作?。1960年の映画で、いわゆるロスジェネ世代の奔放な若者の物語だが、今からみると「ああ、そうだね」で終わってしまう。我々の母親あたりが衝撃的に見たんだろうなあ、と感慨深く見る。この時代すげえな。マッチョすぎて……
 
 
 
 
 
側近「いよいよ大詰めになってきましたね、議長」議長「そうさな。オレの言った通りだろ?」側近「……なんでしたっけ?」議長「エジプト動乱の間に、シリアで大きな動きがあるって言っただろ?」側近「そういえば、そんなこと言ってましたねえ」……
 
 
 
 
微妙な記事の書き方 2013年08月27日11:28
 
このニュース、おそらくスポンサーなんだろう、書き方に非常に工夫がこらされていることがわかるので、以下見てみよう。 三菱東京UFJ銀行は26日、現金自動預払機(ATM)の手数料を12月20日から変更すると発表した。現在は無料に……
 
 
 
 
WWZ(ゾンビマニア向け) 2013年08月23日17:01
 
昨年から心待ちにしていた映画WWZ(ワールドウォーZ)をついに観に行った。とっぱじめからザック版「ドーン・オブ・ザ・デッド」のオマージュで、マニアとしては思わずニヤリとする。フィラデルフィアの大混乱シーンが圧巻。エキストラ……
 
 
 
 
エジプト内乱の裏側 2013年08月22日00:26
 
側近「なんか流血の事態になってしまいましたが議長。たいへんですね。エジプト」議長「そうさなあ。オレもここまでこじれるとは思ってなかったな。何しろ軍がここまで強行に出ると思わなかったからな」側近「なんで?」議長「だってオマエ……
 
 
 
 
 
韓国の議員が靖国神社手前で抗議来日した韓国最大野党・民主党の李相●(●は王へんに民、イサンミン)、文炳浩(ムンビョンホ)両国会議員らは15日午前、靖国神社から約500メートル離れた路上で「安倍政権の軍国主義は止めなければならない」などと……
 
 
 
 
天国と地獄 2013年08月12日20:59
 
黒澤映画の古典名作。最近、古典名画を見ると、最近の映画がオマージュと知って感心することが多いんだが、この映画もそうだった。「踊る大捜査線」の劇場版で、煙突から赤い煙が立ち上る印象的なシーンがあったんだが、この映画が元ネタだった……
 
 
 
 
アフリカとの連携 2013年08月09日10:30
 
今日の朝日の「私の視点」に書かれていたアフリカ日本協議会理事の稲場雅紀氏の記事内容を備忘録代わりに。「日本企業のアフリカ進出の出足は、いまだに欧米や新興国に比べて遅い。その理由として、インフラや熟練労働力の不足があげられているが……
 
 
 
 
ブラック企業 2013年08月01日20:54
 
最近思ったこと。知り合いにクレーム処理会社に勤めてる人がいるんだが、その会社はいわゆるブラック企業らしい。帰りは終電当たり前で、朝まで残業もあるとか。残業手当は出るし、給料も悪くない。社員旅行は沖縄とハワイ?とかに行ける……
 
 
 
 
1000円カット そのA 2013年07月18日23:17
 
前にひどい頭の形にされた1000円カット。↓http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1898016528&owner_id=208290いろいろあって、もう一度いかないとならなくなった。ひどい目に遭ったのは店主らしいおばちゃんである。他にも旦那らしい男性と……
 
 
 
 
シェアハウス問題 2013年07月11日16:57
 
なんだかデフレ時代らしい問題ですね。5年くらい前に山谷のドヤ街を取材したことがあるんだが、かつての日雇い労働者以外にも、外国人バックパッカーやビジュアルバンドの追っかけ女子が泊まっていたりして、すごい様変わりしていておどろいた……
 
 
 
 
 
ついさっきクローズアップ現代に出てたサンドバーグさん。「女性の真の平等を」と言って本を出したのが話題になってるそうだが、話を聞いてると、ホントにそうなのかなあ……と思ったな。30代で子どもができて会社辞める女性は確かに多い……
 
 
 
側近「議長、ついにモルシがクビになりましたね」議長「軍が強行突破したな」側近「ますますよくわからない状況ですが、ちょっと整理していただけませんか?」議長「まずモルシのムスリム同胞団ってのはイスラム教の団体なわけだよな」……
 
 
 
 
 
側近「議長、久しぶりにエジプトのデモについてですが」議長「ああ」側近「なんか再燃してる感じですねえ」議長「そうだな」側近「いったいなにがあったんですかね?」議長「オレの見たところ、裏には軍がいるな」側近「エジプト軍ですか?」……
 
 
 
 
ゾンビ大陸アフリカン 2013年06月26日22:09
 
やべえ。やべえよ。タイトルからしてクソ映画のニオイがプンプンするじゃないか。これは先日発見した「パキスタン・ゾンビ」に続くやばそうなタイトルだ。……と思ってみてみたら。意外や意外。案外とイケてたのである。細かいところは……
 
 
 
 
パキスタン北部で外国人殺害 2013年06月23日19:41 
 
外国人観光客ら10人死亡=武装勢力、ホテル襲撃―パキスタン時事通信 6月23日(日)14時54分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000056-jij-asiaパキ北部のギルギットで外国人が襲撃され10人死亡した。この地域はオレもいったことがある……
 
 
 
 
選挙活動 2013年06月23日00:58
 
疲れたよ。まじで。朝から晩まで選挙カー運転。しかも三鷹市内はやたらチャリが多くて、マジで轢きそうになったこと3回。初日は雨だったしなあ。まあしかし無事に無事故無違反で走り果せたのは僥倖だ。結果が実ることを期待しよう。ここで一般の人に……
 
 
 
 
官僚の体質 2013年06月20日23:03
 
最近思ったことを備忘録代わりに。大学に行って驚いたことのひとつが、同級生達に共通する気質であった。それはなにかというと、・自己否定されるような言動に過剰に反応して、激しく反論する。・常に正しい立場に立とうとする。言い換えると保身が……
 
 
 
 
若林亜紀さん都議選立候補 2013年06月17日14:20
 
告知です。 私の先輩ライターの若林亜紀さんが、三鷹市から都議選に立候補されるそうですので、お知らせいたします。 http://wakabayashi.way-nifty.com/ 若林さんは特殊法人改革を訴えてこられて、ご著書も多数おありのジャーナリストです……
 
 
 
 
スティグリッツ教授 2013年06月15日11:59
 
ノーベル経済学賞学者のスティグリッツ教授のインタビューが朝日に出てたので備忘録代わりに。記者にTPPについて聞かれて、「日本の人々は気をつけてほしい。TPP交渉に臨んでいる米政府関係者は必ずしも米国民の利益を反映しておらず……
 
 
 
 
オランド大統領 2013年06月11日13:19
 
前職のにやけ大統領サルコジに比べれば実直そうだし、親日的だそうなんで好感が持てるオランドさんだが、会見中に「日本」と「中国」を間違える場面があったらしい。そもそも極東にはあんまり興味ないんだろうなあ。遠いし。それよりもアフリカの……
 
 
 
 
TICADについて思うこと 2013年06月03日20:36
 
5年に一度のアフリカ開発会議が無事に終了したらしい。安倍総理が「今アフリカに投資しなくていつ投資するんだ?」といってたのが印象的だったな。「いつやるの? 今でしょ?」をもじったんだろうか。。。。それにしてもアフリカ。そんなに……
 
 
 
 
 昨日は上智大学探検部のレジェンド中山茂大氏が出演した毎日放送の「住人十色」を見た。  基本的にこだわりの自宅に住んでいる方を紹介する番組なのだが、中山さんの家は東京の奥多摩の山奥にある築100年の古民家を、大工の経験も一切ない……
 
 
 
 
毎日放送「住人十色」 2013年05月23日20:42
 
大学の後輩、大囿周作氏のFBの文章を転載させていただきます。西日本の方、ぜひご笑覧ください。オレは明日から韓国に行ってるから見られません。ていうかそもそもテレビないし(笑)5月25日17時から毎日放送「住人十色」で大学の探検部の先輩で……
 
 
 
 
 
昨日、勇躍出席した日本文藝家協会の懇親会でしたが、結果的に空振りでしたのでご報告いたします。要するに……。引退された大御所のおじいちゃんのサロン的な会らしく。現役バリバリの作家先生は、あまり参加されない様子でした。オレが目視した作家先生……
 
 
 
 
告知です 2013年05月13日20:54
ふたつ告知でがありますので以下に。■毎日放送「住人十色」で拙宅が放映! 5月25日(土)午後4時に、毎日放送の「住人十色」という番組で、奥多摩の拙宅が取り上げられます。ディレクターさんの話では私めが30分間出ずっぱりらしいです(笑)……
 
 
 
 
パリダカの裏側 2013年04月19日06:40
 
先日、十数年ぶりにお会いした編集者の話。その人は某漫画誌の仕事で、パリダカ取材でサハラ砂漠に行ったそうだ。「あれはひどいですよ。砂漠を120〜130キロでぶっ飛ばすんですからね。地平線に砂埃が見えたと思ったら、2、3分で目の前を……
 
 
 
 
1000円カット 2013年04月04日15:16
オレは髪型には、ほとんど頓着しないので1000円カットで十分だと思ってるんだが、最近ひどいのに当たったので報告したい。いつも行ってる青梅の千円カット床屋のおばちゃん。前からいた気もするが、昔から愛想が悪く、そういえばなんとなく……
 
 
 
 
ネットマスコミ2 2013年03月26日19:06
 
前にネットマスコミの文章の稚拙さについて書いたけど、朝日でもわかりにくい記事があったので以下転載。「一方、ロシアのプーチン大統領は25日、キプロスに対する過去の25億ユーロの融資の返済条件の緩和を検討するよう政府に指示した」ここからである……
 
 
 
 
トラック野郎 御意見無用 2013年03月25日18:22
 
先日来、仁義なき戦い、網走番外地と極道任侠系をよく見てる。網走番外地の名シーンに、列車に轢かせて手錠を切断する場面がある。そういえばルパン三世で、銭形とルパンが同じように手錠を鉄道で断ち切る話があったんだが、そうかこれのオマージュ……
 
 
 
 
日本語って難しいよね 2013年03月23日14:34
 
先日、ツタヤで映画借りて見たら、途中でフリーズが2回もあったんで、「途中で止まりますよ」と書いたメモを挟んで返却した。そしたら店員さんがすっ飛んできて、ものすごく丁重に謝ってくれて、無料券をくれた。そこでの会話。オレ「え? でも……
 
 
 
 
 
今ヤフーニュースで見つけてびっくりした。このニュースmixiではカバーしてないみたいだ。日本とはまったく関係ないと思ってるのかもしれないが大間違いである。クルド人問題はトルコが抱えてきたもっとも大きな火種だ。EUはこの問題を……
 
 
 
 
中東 混迷の春 2013年03月21日20:46
 
側近「議長、おひさしぶりです」議長「ああ」側近「最近なにやってるんすか?」議長「大工仕事」側近「へええ。それはともかく19日の朝日の耕論が中東特集でしたね」議長「ろくでもないのがいたな」側近「三人いましたが」議長「もちろんアメリカの……
 
 
 
 
内山節「リフレ論争の限界」 2013年03月20日18:53
 
13日の朝日に載ってた内山節氏の論考が面白かったので備忘録代わりに。「脱デフレ論は、取り分を増やせなくなった企業の悲鳴に過ぎない」オレもそう思うよ。経団連のおっさんたちが経済成長しないとモノが売れなくて会社がやばいから、なんとかしろ……
 
 
 
 
二十四の瞳 2013年03月14日11:07
 
うーむ。。。いろいろ考えさせられる映画だった。見る前は小学校の先生と生徒のほのぼのふれあい映画だとばかり思ってたんだが、そうでもない。むしろ生徒を通して、世の中の矛盾が垣間見えてくる構成だ。貧困、不条理、没落、そして戦争の悲惨……
 
 
 
 
 
ライブドアニュースより「中国人の部屋から湯沸かしポットを回収しろ」、リゾートホテルの対応に中国人猛反発―モルディブRecord China 2013年03月12日13時40分2013年3月8日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると……
 
 
 
カラオケラブホ 2013年03月13日11:20
 
最近聞いた話を備忘録代わりに。六本木に「カラオケラブホ」みたいなのがあるらしい。個室カラオケにベッドがついてるというものだ。なるほど。いい着眼点だ。「ホテル行こうぜ」だと断られるけど、「カラオケ行こうぜ」ならついてきそうだ……
 
 
 
 
旅行観光競争力ランキング 2013年03月08日09:40
 
ダボス会議の「世界経済フォーラム」が旅行観光競争力ランキングを発表。1位 スイス2位 ドイツ3位 オーストリア4位 スペイン5位 イギリス6位 アメリカこの自画自賛ぶり。1位スイスってオマエ、ダボスがスイスだからじゃないかよ(笑)……
 
 
 
 
 
3月6日の朝日新聞のコラム。柔道大国フランスに取材に行った野村記者の記事。「日本の女の子には幸せになってほしい。柔道をする喜びを感じてほしいんです」(フランス人女性コーチ)「人生にplaisir(喜び)を感じるために柔道をやっているんだ」……
 
 
 
サロンパス・リサイクル 2013年03月05日11:50
 
母親の部屋に行くと、いつも畳にサロンパスが貼り付けられている。なぜかと母親に尋ねたら、使い終わったサロンパスで畳のホコリを粘着して取るんだそうだ。なるほど(笑)
 
 
 
 
 
NYの友人の話では、アメリカでは児童虐待が深刻になり、現在は密告通報が当たり前で、非常に厳しく取り締まられているんだそうだ。子供に留守番させて買い物に出るのもダメ。車に数分、置き去りにしただけで通報され警察が飛んでくる。何事も極端な……
 
 
 
 
 
まず思い出したのは「アラビアのロレンス」みたいだということだ。アラビアのロレンスは有名だけど、実は虚像だったというのは、いろんな人が書いている。ロレンスは単なる連絡将校、つまり使い走りで、本や映画のように活躍したわけではないと……
 
 
 
 
ネットマスコミ 2013年02月15日17:50
 
前から思ってたんだが、ネットのニュース記事には、おかしな表現がけっこうある。今日も見つけた。以下。きゃりーは現地時間9日に行われたベルギー・ブリュッセル公演を皮切りに、10ヶ国・地域を回る初のワールドツアーをスタート。パリ公演(10日)……
 
 
 
 
ヘッジファンド大儲け 2013年02月15日09:39
 
「米紙ウォールストリートジャーナルによると、米著名投資家ジョージ・ソロス氏のファンドは昨年11月からほぼ10億ドル(約930億円)を稼いだ」(ニューヨーク共同)アメリカのヘッジファンドが円安で大儲けしてるらしい。世の中の……
 
 
 
 
温暖化と道産米 2013年02月11日21:24
 
今日聞いた面白い話。ここ10年?ほどで、北海道産米がとてもおいしくなった。きらら397は古いが、キタヒカリ、ななつぼし、ゆめぴりか、などなど。これに関して、地球温暖化が関係しているという。稲というのは南方の植物なので、本来寒さ……
 
 
 
 
あそこがかゆくなる 2013年02月11日21:17
 
かつて業界に勤めていた友人の有力情報によると、かつてティモテのボディーシャンプーを使用した女性ユーザーから「あそこがかゆくなる」との苦情が殺到したとか。そんで社員が使用してみると確かにかゆくなり販売停止に!!!シャンプー『ティモテ』……
 
 
 
 
あの国が親日国家の理由 2013年02月07日12:33
 
トルコ、モンゴル、ポーランド、フィンランドについては簡単じゃん。日本がロシアに勝ったからだよ。特にトルコはそうだ。欧米は大嫌いだけどロシアはもっと嫌いだからNATOに加盟してる。ポーランドは「カチンの森」って映画を見ればわかる……
 
 
 
 
世代別の米好き割合 2013年02月03日19:24
 
へええ。まさにアメリカの食糧戦略がそのまま反映されてるな。学校給食の普及が50年代以降だから、だいたい今の60代からパン食が一般化したと言っていいだろう。この調査結果そのままじゃんな。おそらく肉食嗜好の割合も、これに準じて反比例する……
 
 
 
 
 
マンガ雑誌というのは、雑誌制作において、今で言うところの「アウトソーシング化」を早くからやっていたと言える。つまり本来、編集者が担当するべきページを外部のマンガ家にアウトソーシングしているわけだ。つまらなかったら切ればいい……
 
 
 
 園田監督が気の毒だと思います 2013年01月31日20:16
 
やはり柔道愛好家として一言書かせてもらいたい。園田監督は気の毒だと思う。もちろん指導に暴力を持ち込むのはよろしくないわけだが、しかし一方で彼が追い詰められていたことも事実だろう。ロンドン五輪のはかばかしくない結果が原因である……
 
 
 
 
なんで日本は治安がいいのか 2013年01月24日17:01
 
先日の朝日新聞のインタビューで犯罪学者の浜井浩一氏の記事が面白かったので備忘録代わりに。「欧米の研究者の間では、日本の治安がいいのは日本人が『罪を憎んで人を憎まず』と寛容な上に順法意識が高いからで、それは刑事司法に対する……
 
 
 
 
 
側近「議長、最悪の結果になっちゃいましたねえ」議長「そうだな。ある程度予測はついたけどな」側近「そうですか?」議長「報道にもあるけどよ、アルジェリア政府としては石油とガスの死守こそ重要案件だったってことだ」側近「人質よりも?」議長……
 
 
 
 
 
側近「議長。アルジェリアで人質事件ですよ」議長「そうらしいな」側近「日本人もいるらしいですね」議長「割食ったんだろうな」側近「やっぱそうですかね?」議長「イスラム過激派の敵は西洋文明だからな。日本人は基本的に対象外だろ」側近……
 
 
 
 
 
「日本文藝家協会」 といっても一般の人は知らないだろう。 オレも知らなかったよ。 数日前に、ヤマケイから転送書類が届いた。 どうせ請求書だろ。 と思って1週間もほったらかしにしていた。 先日フト思い出したので開封してみた。 そしたら……
 
 
 
 
年賀状完成 2013年01月03日13:34
 
 
 
みなさまのご助言のおかげさまで、晴れて年賀状が完成いたしましたので公開いたします。NY・ウォール街にて注目を浴びる。(被り物はもちろんヘビ。後ろの巨大な建物はNY証券取引所)当日は日曜日でビジネスマンの姿はなく……
 
 
 
 
年賀状 2013年01月02日15:06
 
今年はいろいろあって今頃年賀状を作成している。実はすでに宛名は書き終わっていて、予定では今日中に150枚印刷して投函する予定だった。しかしそうは問屋が卸さなかった。現在奥多摩にはプリンタがない。なので千葉の母親宅のHP製プリンタを……
 
 
 
 
モンスターズ 2012年12月27日16:06
 
NY在住の友人の言によれば、アメリカ社会というのは、だいたい以下のようになっているという。・東西沿岸部に金持ちと貧乏人が集中している。・中間地帯に、いわゆる中流層が分布している。・この中央に住んでいる中流層がバカで保守的で世間知らずである。
 
 
 
 
マイフェアレディ 2012年12月26日12:13
 
先日借りてきた映画。NYが舞台だろうと思ってたらロンドンだった。しかもミュージカルだった。オレはミュージカルが好きではないので、はあ……と思いながらがんばって見た(3時間超)。感想としては面白かったよ。ヘップバーンが……
 
 
 
 
関西のおばちゃん 2012年12月23日09:10
 
NY行きのユナイテッド航空で尼崎在住のご夫婦と隣り合わせた。相当旅慣れていて、飛行機も何度となく乗ってるそうだ。オレの席は窓側である。おっちゃんとおばちゃんは通路と中。11月の終わりという、一年でもっとも暇な時期だというのに満席に近い……
 
 
 
 
インドとアメリカ 2012年12月22日19:59
 
アメリカという国は、ブルーカラーとホワイトカラーが鋭く対立している国だ。だから労使関係は非常に険悪というか敵同士というのに近いらしい。ブルーカラーは労働組合を作って連帯し、経営者に対抗する。中根千枝氏が指摘した「ヨコ社会」というやつだ……
 
 
 
 
 
側近「議長、久しぶりですねえ」議長「まあな」側近「クリスマスってことで復活ですか?」議長「バカ野郎、オレたちイスラム教徒じゃねえかよ」側近「じゃあマヤ文明地球崩壊の日を前に最後のコラムですか」議長「まあそんなところだ」……
 
 
 
 
NY「地下鉄」川柳 2012年12月17日08:38
 
NY「地下鉄」川柳 寝過ごして たどり着いたら ブロンクス※ブロンクス=現在NYでもっともヤバイといわれる地区気がつけば 自分以外は みな黒人真夜中の 駅のホームに ひとり立つ明らかに ラリッた男 奇声上げ
 
 
 
 
NYの吉野家 2012年12月15日21:17
 
今回のNY滞在の目的のひとつが、吉野家の牛丼を食べる。いったいどんなのが出てくるんだろう。やっぱ「並」が「特盛り」サイズなんだろうな。てことは「大盛り」は? 「特盛り」なんて洗面器みたいなのが出てくるんじゃないだろうか……
 
 
 
 
カメラのレンズフィルタが割れてしまったので、カメラ屋を探しながらブロードウエイをブラブラ歩いていたら、タイムズスクエアでようやく見つけた。タイムズスクエア。映画や雑誌で何度も取り上げられているNY屈指の繁華街&観光スポットである……
 
 
 
 
 
ワシントンDCでは「デイズイン」というホテルを予約した。市内のホテルは高い(軒並み150ドル前後)。郊外に行くほど安くなる。よって一泊68ドルのこのホテルも郊外である。それは仕方ないとして、問題は「どれくらい郊外か」である……
 
 
 
 
初ニューヨーク 2012年11月26日21:57
 
明日から二週間NYに行ってきます。アメリカは今まで2回行ったことがあります。1度目はアラスカのユーコン川をカヌーで下りまして。2度目は南米帰りでメヒコからサンディエゴ、ロスへ。今回はユナイテッド航空の直行便です。1度目は純粋にはアメリカ……
 
 
 
 
 
 
 
側近「議長! 議長の遺体が掘り起こされるそうですが!」議長「……」側近「ホントに毒殺されたんですか!?」議長「……」側近「なんか言ってくださいよ議長!」議長「……ナイショだ」側近「えー、なんで?」議長「そりゃオマエ、モサ……
 
 
 
 
英BBC大揺れ 2012年11月13日23:30
 
以前BBCのインタビュアーが、オリンパスのウッドフォード社長へのインタビューで、「日本の企業が損失隠しをするのはこれが初めてではないが、損失隠しは面目を保とうとする日本の文化なのか」と聞いていたそうだ。その後、キャスターの……
 
 
 
 
 
 
知人が本を出しました。「食べる時間を変えれば、やせられる!」(森由香子 東洋経済新報社)ポイントは、起床後12時間以内にすべての食事を終わらせること。それだけで痩せられるとのことです。著者は管理栄養士の方なので、医学的エビデンス……
 
 
 
 
売れる作家の全技術 2012年11月07日00:17
 
大沢在昌氏の小説講座なんだが、メチャクチャためになる。書かない人でも、小説の裏側というか作家の苦悩が読めて興味深いと思う。大沢氏、28冊本を出してまったく売れなかったと。29冊目が「新宿鮫」で大ブレイクしたと。うーむ……
 
 
 
 
のぼうの城 2012年11月06日16:54
昨日見てきた「のぼうの城」。「のぼう」というのは「でくのぼう」のことだった。なんだか「300」を思い出したが、あそこまでシリアスでもないし、変なオリエンタリズムももちろんなくて、素直に楽しめたんだが、欲を言えばもう少しひねった……
 
 
 
 
 
この事件は、おそらく「ダウリ」の習慣が関係しているんだと思うな。ダウリというのはインドあたりで見られる花嫁の持参金の習慣だ。娘を嫁に出す親は莫大な持参金が必要になる。だから女の子が生まれると人知れず殺してしまうことがインドでは……
 
 
 
 
 
 
というNHKの番組が今やってる。しかしこれ、ペットにとってしあわせと言えるのか?ドイツではしつけが徹底しているそうだ。大型犬も町中で放し飼い。危ないだろ。噛みついたらどうするんだろ。電車にも乗れる。隣の席に犬がいて不快に思う人も……
 
 
 
 
先日からひどい目に遭っていたホットメールのアカウントブロック問題がようやく解決した。原因は要するにこういうことであった。ブロックされた場合のセキュリティコードを送信するアドレスに、gmailなどの閲覧可能なアドレスを追加していなかった。うち
 
 
 
 
 
共同通信の携帯ニュースサイト「共同通信ニュース」にて連載が始まります! タイトル「ホントに建つんかい!? 手造りバーベキューハウス!」連載開始日 10月25日 今回の連載は千葉県大多喜町の母親宅でのDIY作業を毎週更新で連載するもの……
 
 
 
 
 
トークイベント「人力社の迷コンビ 中山茂大と阪口克が挑んだ 笑って!古民家再生〜家作りは最高のエンターテイメントだ!!」のお知らせ 11月15日(木)にお台場のライブハウス「東京カルチャーカルチャー」にて、人力社のトークイベントが……
 
 
 
 
北の零年 2012年10月24日17:39
 
淡路島から北海道開拓に向かった武士の一団のお話で、かなり身につまされた。実はオレの母方のじいさんの実家が淡路島である。しかも映画の舞台になった日高の静内町に近いところで牧場をやっていた。つまりじいさんの系統は、まさにこの映画で……
 
 
 
 
回転寿司屋で 2012年10月17日18:17
一昨日、青梅の回転寿司屋「K寿司」に入った。ご存じの方もおられると思うが、K寿司では昨年あたりから、寿司ごとにカプセルを導入した。皿を軽く持ち上げるとパカッとカプセルが開く仕組みである。衛生的なのと寿司が乾燥しないのが理由……
 
 
 
 
 西洋と日本の違い 2012年10月13日22:56
 
最近ボンヤリ考えていたことをまとめる。西洋人と日本人のメンタリティで、詰まるところ最も異なる部分というのは、「人間の能力の差違を肯定するかどうか」これに尽きると思う。欧州人というのは、人間の能力には生まれながらに差があると考える……
 
 
 
 
自画自賛かよ 2012年10月13日22:29
 
【ジュネーブ=石黒穣】チェコのクラウス大統領は12日、欧州連合(EU)のノーベル平和賞受賞が決まったことについて、「悪ふざけか冗談かと思った」と酷評した。いやまったくだね。確かに欧州は戦争ばっかりしてたよな。ポール・ケネディって人が……
 
 
 
 
 
本日の朝日新聞に載ってた、「CO2減「過大に評価」」の記事。家電エコポイント制度で、CO2が削減されるかと思ったら、新たな買い換えで排出量が増えたという。会計検査院によれば、「エコポイントが消費を刺激し、家電の台数や消費電力が増えた……
 
 
 
 
「容疑者Xの献身」「死国」 編集する 2012年10月12日00:13
 
先日のメフィスト賞で「もっと小説読め」と言われたので、いくつか売れてるのを買ってきて読んでみたんだが。。。。。「容疑者Xの献身」これはトリックがすばらしい。「あ、なるほどね。新しいっすね」と思った。さすが直木賞受賞する……
 
 
 
 
寝ぼけてガラスを割る 2012年10月09日11:34
 
昨夜見た夢は戦車で旅をするという訳のわからないものだった。おそらく第二次大戦で活躍したソ連製T−34と思われる戦車に乗って、広大な原野を旅する。行く手にはSLとか走ってる。そのうち国境にたどり着く。そこは間違いなくロシア……
 
 
 
 
 
先日DVDを衝動買いしてしまった。なんとこの映画81年制作なのね。古いなあ。古いけどまったく色あせないところなど、やっぱり古典の名作に入るんだろうな。ところで特典映像で、制作者が「ジョセフ・キャンベルに影響を受けた」と……
 
 
 
 
イスラム風刺画のその後 2012年09月27日14:27
 
側近「その後の中東情勢ですが議長」議長「ああ」側近「すっかり尖閣問題で消えてましたが、デモは未だにやってるみたいですね」議長「今日久しぶりにシリア関連の記事が朝日に出てたけど、ダマスカスで戦闘やってるんだってな」側近「燃えてますよ……
 
 
 
 
バイオハザード5 2012年09月25日18:02
この間ヒマだったので見てきた。アンブレラ社、ますますなにをやりたいのかわからない。。。。しかも、だんだんホラーというよりアクション映画になってる感じがする。あと今回はカプコンに敬意を表してか、一瞬だけ日本が舞台だった。お巡りゾンビ……
 
 
 
 
 
本日の朝日新聞に興味深い記事があった。原発同盟 維持迫った米30年代ゼロ、閣議決定の動きに「ノー」アメリカが日本の原発ゼロの決定に文句をつけたという記事である。以下抜粋すると。「こうした動きを先取りする形で米側の姿勢を明らかに……
 
 
 
 
おくてん 2012年09月19日21:03 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
奥多摩のアーティストが出展する「OKUTEN」で、私も出展していますのでご報告。タイトル「人力社の仕事」。奥多摩駅2階という好立地。「アースガーデン・マルシェ」さんの店内をお借りして展示しております。遅くなりましたが9月いっぱいです……
 
 
 
 
 
側近「議長、最近、中国がえぐいっすねえ」議長「そうさなあ。もともと反日が国是だからな」側近「それにしてもひどすぎませんか?」議長「まあこれも当局の手の内なんだろうなあ」側近「といいますと?」議長「煽るだけ煽って、まずは日本を……
 
 
 
 
 
側近「議長、リビアのアメリカ大使が殺されましたね」議長「ああ。ちょっと驚いたな」側近「これは異常事態ですね」議長「そうだな」側近「原因は例のアホ映像らしいですが」議長「こういうのは下品だな」側近「はあ」議長「前に「コーラン燃やす日」……
 
 
 
 
地方紙の求人欄 2012年09月04日09:34
 
本日、新聞を読んでたら、求人欄がやたら面白いことに気づいたのでご紹介したい。・甲子園出場確実の打撃指導 指導は一年間即甲子園↑こんなに断言しちゃって大丈夫なのか?・お茶飲み話し相手探し (女性無料) 男性入会金五千円3人迄紹介料……
 
 
 
 
前回の続き。今回のソロモン諸島訪問で一番疑問だったことは、「異常な物価高」とにかく何でもべらぼうに高い。たいがいは日本並み。コカコーラも100円。メントスも100円。歯ブラシのように一本300円近くするものもある。この国では自給している
 
 
 
 
ガダルカナル島雑記〜その@ 2012年09月03日14:46
 
先月18日から9月1日まで、南太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島に遺骨収集に行って参りました。具体的な活動につきましては、しかるべきHPでご紹介されると思いますので、ここではガ島に関して得られました、私なりの知見をまとめてみたいと……
 
 
 
 
フラット化する世界 2012年09月02日22:19
 
「フラット化する世界」(トーマス・フリードマン 伏見威蕃訳 日本経済新聞社)数年前に話題になった本を今頃読んでみたら、やっぱり遅かった。著者がジャーナリストだけに、読み時を逸すると内容に今更感が出てしまうのは仕方ないか。内容は……
 
 
 
 
週刊現代で書評が載ります 2012年08月17日20:53
 
生まれて初めて人様のご著書の書評をさせていただきました。来週月曜日発売の週刊現代の書評欄でございます。お題は「新白河原人 半分ちょいの電気で贅沢DIY生活」(守村大 講談社)。福島の山の中で無電化生活にチャレンジするマンガ家の……
 
 
 
 
 
 
昨日見に行った。東京では有楽町とお台場という、西東京からは少々面倒な映画館で、しかも一日一回のみ、しかも午後八時から上映という寂しさである。しかし内容はなかなか満足行くものであった。前作に対するリスペクトがヒシヒシと感じられた……
 
 
 
 
ディープ・ステイト 2012年08月13日16:01
 
産経新聞のニュースより。カイロ衝突でヒヤリ 混乱あおる“真犯人”は…2012/05/21 11:30更新【外信コラム】千夜一夜 今月初め、エジプトの首都カイロで、大統領選候補者の資格審査をめぐり、反軍政デモ隊と「体制支持派」とされる集団の……
 
 
 
 
「魚影の群れ」 2012年08月12日13:13
 
先日借りてきた映画。青森の大間のマグロ漁師の話。緒形拳が漁師で、娘が夏目雅子。彼氏が佐藤浩市。若いよみんな。だって83年の映画なんだもん。当時の室内とか喫茶店とかスナックとか出演者の服装とか化粧とか、画面から昭和なフンイキが……
 
 
 
 
パソコン壊れる 2012年08月08日00:34
 
土用は機械が壊れるという俗説があるけど、ほんとに壊れた。暑さのせいか?ここ数日、異常に熱持ってるなあと思ってたら、ある日ウインドウズが立ち上がらなくなり、そのままお釈迦に。。。オレの仕事でパソコンが使用不能というのは死活的に困る……
 
 
 
 
オリンピック雑記 2012年08月05日11:24
連日のオリンピックを見ていて思ったこと。すでにつぶやいたけど、卓球に出場してる選手は、どこの国の代表もみんな中国人でびっくりした。要するに本国では代表になれないから、外国に移住したのではないだろうか。まあ日本でも高校野球の県外留学が……
 
 
 
 
ディープ・ブルー・シー 2012年07月29日18:01
 
先日、資料用に見た「ディープ・ブルー・シー」。要するに人食い鮫の話で、ジョーズの三番煎じとか五番煎じくらいの映画かなあと思って見たら、けっこう面白かった。以下ネタバレなんですが。。。。。この制作者は相当、アメリカの階級社会を……
 
 
 
 
男女平等 五輪の夢 2012年07月28日11:31
側近「今回は我々もオリンピックネタでいきましょう議長」議長「そうだな」側近「イスラム圏の女性選手がけっこう参加するらしいですね」議長「ああ」側近「しかもヘジャブとって参加すると」議長「そう。水泳の選手もいるそうだしよ」……
 
 
 
 
最近のアメリカ 2012年07月27日21:29
 
最近のアメリカ関連のニュースで興味深かったこと。コロラドの映画館乱射事件について。公開されていたのは「バッドマン」シリーズだったそうだが、怪我した人に20代が多かったのに驚いた。「バットマン」かあ……オレは見に行かないなあ。。。
 
 
 
 
 
側近「議長、シリアのアサドが末期症状ですね」議長「そうだな」側近「崩壊確定ですかね」議長「ラタキアに逃げたらしいからな。ダマスカスじゃやばくなったってことだろ」側近「ラタキアってどこですか?」議長「シリア北部の沿岸の町だ」……
 
 
 
 
オスプレイ報道で思ったこと 2012年07月18日23:30
 
数日前に、米政府がオスプレイの安全性を問題視する報告書に圧力をかけてもみ消したというニュースがヤフーニュースで流れていた。そんでさっきもう一回「オスプレイ 圧力」で検索したら、もうまったく引っかからない。おそらく消されたんだろうな……
 
 
 
 
生ハム3 2012年07月16日16:46
 
 
昨日の生ハムパーティーで、6人がかりでもりもり食ってこうなった。足にはオモテとウラがあり、今回はオモテから食った。つまり太ももの表側と裏側である。オモテ側には関節(要するに膝小僧)があるので、スネからスラーッと切り分けることが……
 
 
 
 
ポセイドンアドベンチャー 2012年07月11日22:23
 
なんか20年以上ぶりに見た古典映画だ。かつては確かテレビでやってたよなあ。ジーンハックマンが牧師役だったのはよく覚えてる。そんで何十年ぶりかに改めて見てみて思ったこと。なんでこの牧師はこんなに自信満々なの?彼はただの牧師である……
 
 
 
 
 生ハム2 2012年07月11日12:47 
 
 
生ハム、けっこうお手入れが大変。クール便で到着してから、2日は常温で慣らす。次に真空パックを開封して、全体にオリーブオイルを塗って、さらに1日保管。つまり着いて3日経たないと食べられない。本日開封して、油を塗って、囲炉裏端に吊してみた……
 
 
 
生ハム 2012年07月08日12:37 
 
 
生ハムの足1本(原木というらしい)買っちまいました。お値段は25000円。生ハムナイフ、ハモネロ(生ハム固定台)、生ハムカバー付き。けっこうボリュームのある手引き書がついていて、開封前にいろいろな手続きが必要だとか。食えるようになるには……
 
 
 
 
 
側近「議長、ついにエジプトの大統領が決まりそうですね」議長「ムルシで決まりってか」側近「そうですよ。やりましたね」議長「……」側近「なんすか? またしても異議が?」議長「ある」側近「そうすか? でもちゃんと選挙やったみたいだし……
 
 
 
 
 
本日、電車に乗って(座って)おりましたところ、目の前に立った若い男がおりました。スケボーを抱えていて、下半身の身なりからして若干ヤンキー入った青年でした。隣の駅で私の目の前の席が空いたので、その青年が座りました。案の定、金髪を……
 
 
 
 
ツインピークス 2012年06月07日21:30
 
十何年ぶりに改めて見た。相変わらず赤い映画である。スジはともかく、この映画でなるほどと思ったことは、アメリカってのは巨大な田舎の集合体であるってことだ。多くのアメリカ人はハイスクールで結婚相手を探し、卒業と同時に結婚して……
 
 
 
 
いろいろと告知です!!! 2012年05月30日17:58 
 
 
なんとマンガ原作者デビューします!!!!!!
 
 
 
イスラムの東進 2012年05月29日23:01
 
側近「議長、今回は政治ネタじゃないんですね」議長「まあな」側近「じゃあなに?」議長「歴史ネタだ」側近「ほほう。そんでイスラムの東進ですか?」議長「そう。最近面白い記事を見つけたのよ」側近「どんな?」議長「トインビーって歴史学者が……
 
 
 
 
 エジプト大統領選挙 2012年05月26日15:56
 
側近「議長、エジプトの大統領選挙が始まりましたね」議長「そうだな」側近「どうですかね? イスラム系の候補が勝つんですかね?」議長「負けるな」側近「えーっ!! なんで!???」議長「結局、あそこの国は軍部が一番強いからだよ」……
 
 
 
 
イトコが本を出しました 2012年05月18日11:48
 
 
イトコの中川学くんがマンガ本を出しました。「僕にはまだ友だちがいない 大人の友だちづくり奮闘記」(メディアファクトリー 880円)叔父からは、「メディアコミックとかいうところで売ってるみたいだ」という、ニアミス的な情報を受け取って……
 
 
 
 
環境保護 2012年05月18日10:57
 
先日、とある昆虫収集家の人の文章を読んで非常に納得したので記録しておこう。この人が言うには、地球は人間の手に有り余るほど巨大である。何億年という長いスパンで見れば、地球温暖化も砂漠化も一過的なものにすぎない。だから環境破壊を……
 
 
 
 
すべてがFになる 2012年05月17日20:11
 
「すべてがFになる」(森博嗣 講談社文庫)第一回メフィスト賞作品である。ミステリー小説はほとんどまったく読まないので、この作品は十数年ぶりの推理小説である。そして書き手の立場から初めて小説というものを読んでみた。そしたらいろいろと……
 
 
 
 
裏ビジネス? 2012年05月12日21:21
 
ちょうどさっきまで、日テレで世界各地の裏ビジネスについての番組をやってた。曰く、メキシコでは潜水艦で麻薬を運んでいる。北朝鮮からイランに武器が密輸されている。アフリカでサイが乱獲されて中国で高く売られている。インドで絶滅危惧種の……
 
 
 
 
顧客満足度ってさ 2012年05月10日21:57
 
なんか最近、日本企業のせこさに呆れることが続いた。母親が千葉に引っ越したので、ネット接続をやり直すことになった。しかし案の定というか、うまくいかないのである。実に様々なことでトライアンドエラーを繰り返し、プロバイダ問い合わせた結果も……
 
 
 
 
大渋滞 2012年05月06日22:01
 
昨日5日に、某雑誌の取材で那須高原に行った。編集さんからは、「連休最終日じゃないから、渋滞はそれほどでもないんじゃないか」という話を聞いていて、「まあそうかもな」と思ったオレは、お人好しである。彼の話になんの根拠もなかったことは当日……
 
 
 
 
メフィスト賞 2012年04月11日18:53
 
最近ヒマだったので小説書いてた。ゾンビ小説。そんで上記メフィスト賞に応募した。メフィスト賞は講談社ノベルズが主催する賞で、傾向としてはライトノベル系ミステリー作品が多い。西尾維新とか辻村深月とか受賞してる賞だ。先日、雑誌の発売があった……
 
 
 
 
シリアとイラン 2012年04月05日21:50
 
側近「久々の登場ですね議長」議長「最近別のことで忙しかったからな」側近「なんすか別のことって?」議長「……ナイショだ」側近「そうですか。それはそうと今日の朝日ですが、リビアでまた部族抗争が激化してるみたいですね」議長「案の定だな」……
 
 
 
 
TPPと山崎パン 2012年03月28日23:28
 
さっきフト思いついたこと。「山崎パン」については工場で働いた人の都市伝説みたいなの(製造工程などを見て絶対買わない方がいいと思ったとか)をよく聞いたものだが、一方で業界筋からは、「あのクオリティをあの低価格で出せるのは山崎パンしかない」……
 
 
 
 
「グエムル」という韓国映画 2012年03月26日11:53
 
前に「グエムル」という韓国映画を見たんだが、この映画に米軍と韓国軍が登場する。ソウルに出現した怪物の対策を立てる韓国軍の作戦本部に米軍司令官が来ると、全員起立して最敬礼するシーンがあった。軍隊というのは上下関係がハッキリしている……
 
 
 
 
LOST 2012年03月24日11:43
 
最近はまってるアメリカのドラマである。物語は南太平洋の無人島に飛行機が墜落したところから始まる。生き残った人々はサバイバル生活をはじめるが、不思議なことが次々に起こって、どうやらその島が、ただの無人島ではないことが判明。さらに自分たちが……
 
 
 
 
ポートサイド 2012年03月18日00:16
知ったかぶり。朝日新聞よりサッカーの試合後に暴動、74人死亡 エジプト  2012年02月03日エジプト北東部のポートサイドで1日、プロサッカーの試合終了後、サポーターが暴動を起こし、少なくとも74人が死亡し、1千人がけがをした。 ここに出てくる……
 
 
 
 
 
フト思いついて朝日新聞の「私の視点」に投稿してみたら、おそらくボツになったと思われるので(というのは返信してきたメールが完全文字化けしていた)、こちらに掲載します。この程度じゃ載らないってことだな(笑)中東デモと中国の台頭「アラブの春」……
 
 
 
 
日本のソフトパワー 2012年03月05日12:50
 
4日の朝日の記事。日本語Tシャツブームなんだそうだ。「手は最製造所」「極度乾燥」(←スーパードライのこと)など、確かにここ数年、変な日本語のTシャツを見かけるよな。この記事によると、これらを製造しているのはイギリスの会社で……
 
 
 
 
 「平家伝説」 2012年03月03日12:33
 
「平家伝説」(松永伍一 中公新書)前から気になっていた平家の落人伝説。日本各地にあるけれど、ウチのような山間の僻村にもそんなのがあるのかもしれないなあと思い買ってみたんだが、思ってた以上に面白くなかった(笑)要するに平家伝説の……
 
 
 
 
米大統領選挙 2012年03月03日01:19
 
26日の朝日に、アメリカ大統領選挙のえげつなさについての記事があった。アメリカではスキャンダル工作員というのがいて、ありとあらゆる手を使ってライバル候補者をこき下ろす。不祥事を起こした会社から献金を受けていたら、そこの会社にライバルに……
 
 
 
 
「ヨーロッパとは何か」 2012年03月01日00:00
 
「ヨーロッパとは何か」(増田四郎 岩波新書)主にヨーロッパ中世史から、現在の西欧社会の特質を語る本。読んだのは一年くらい前かな。初版が1967年で、なんとオレが生まれる前だ。面白かった部分を抜き書きする。「ヨーロッパ中心の世界史観……
 
 
 
 
「インドネシア」 2012年02月28日13:33
 
「インドネシア 多民族国家の模索」(小川忠 岩波新書)国際交流基金で長年インドネシアに携わってきた著者によるインドネシア報告。国際交流基金。。。就活の時に面接受けようかと思って結局やめたんだよなあ。。。まあ、そんなことはどうでもいい……
 
 
 
 
銃・病原菌・鉄 2012年02月23日15:32
 
「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド 草思社文庫)昨年買おうと思ったけど高くて買わなかったら、今年文庫になったので買っちまった。ピュリツァ−賞とかもらってる文明論の名著だ。なぜ西洋文明が世界に先駆けて発展し、世界を支配したのか……
 
 
 
 
 
毎日新聞 2月17日(金)10時42分配信 【ワシントン白戸圭一】クラッパー米国家情報長官は16日、米上院軍事委員会の公聴会で、国際テロ組織アルカイダのメンバーがイラクからシリアに流入し、反体制派に浸透していると証言した。米国はシリア……
 
 
 
 
戦場のピアニスト 2012年02月13日22:23
 
ヤフーのギャオでタダでやってたので見てみた。ポーランドのユダヤ人ピアニストが、徐々にナチスに追い込まれていくという、すでにかなり既視感のある映画だった。主人公はポーランド人活動家にかくまわれてワルシャワ市内を点々とする……
 
 
 
 
シリア砲撃やまず 2012年02月09日23:30
側近「議長、シリアの混乱が止まないっすね」議長「まあな」側近「どうなんでしょうねえ」議長「ここまでこじれるとは思わなかったな」側近「というと?」議長「どうせ反政府軍に資金提供してるのはサウジとかなわけよ」側近「そうなんすか?」……
 
 
 
 
ベンジャミン・バトン 2012年02月09日21:50
 
生まれた時に老人で、年齢とともに若返っていくという映画。作風が、どことなく「フォレストガンプ」を思い出させる。幼なじみの恋人がどんどん老けていき、主人公はどんどん若くなっていくというギャップがもの悲しく描かれる。前にも書いたけど……
 
 
 
 
福井弁と韓国語の不思議 2012年02月05日21:38
先日、福井県に行って改めて思った。福井弁と韓国語って、イントネーションが酷似してる!福井では、「ナントカカントカで〜」の「で〜」の部分が上がるんだが、ハングルもまったく同じだ。前に福井県庁の人にその話をしたら、「あ、それ、前に……
 
 
 
 
ウォーキングデッド 2012年02月05日14:38
ゾンビ業界(←そんなのあるのか?)では昨年から注目されていたこの作品。一昨日レンタル開始されたので、さっそく見てみた。アメリカのドラマシリーズでゾンビものってのがすごい。日本だったら絶対あり得ないドラマだ。三巻セットで7000円……
 
 
 
 
日本中世の民衆像 2012年02月03日16:46
「日本中世の民衆像」(網野善彦 岩波新書)日本中世史といえば網野教授。以前二つほど同氏の著書を読んだことがある。日本史は室町時代あたりに大きな転換期があったそうだ。その前後で同じ言葉でも意味がまったく違ったりする。呪術社会から……
 
 
 
 
チャーチル 2012年01月24日11:13
本日の天声人語でチャーチルについて言及していた。今日はチャーチルの47回目の命日なんだそうだ。そういえば先日から「チャーチル」(河合秀和 中公新書)を読んでいた。この本を読んで、チャーチルという人が、よくも悪くもイギリス人紳士を……
 
 
 
 
チュニジアは今 2012年01月13日15:56
側近「議長、さっき見つけたネットニュースなんですが」議長「ああ」側近「「アラブの春」から1年 「革命ドミノ」の発端となったチュニジアの今を取材しました フジテレビ系(FNN) 1月13日(金)1時12分配信」ってやつなんですが」議長「読んだよ……
 
 
 
 
ホルムズ海峡封鎖? 2012年01月12日00:14
側近「久しぶりですね。議長」議長「そうだな」側近「最近出番なかったですね」議長「他のことで忙しかったんだよ」側近「へええ」議長「そんなことはどうでもいいんだよ」側近「そうですね。それはそうと今回はイランについてですが」議長……
 
 
 
 
「地震列島」 2012年01月07日17:55
最近資料用にパニック災害映画を見ているんだが、今回見てるのは「地震列島」。1980年代前半の映画で、東京に直下型大地震が起こるという映画。しかし内容よりも感心したのは別のことだ。当時の映画ってワンシーンが非常に長いのだ。だから役者……
 
 
 
 
新春のごあいさつ 2012年01月02日17:59  
 
 
各位さま 奥多摩より新春のお慶びを申し上げます。 昨年は震災の影響で、物書きを始めて10年で一番ヒマな1年となりました(笑) おかげで人力山荘の改築工事はほぼ終了。 添付写真のようなオサレなバーカウンターまで作りました(前にご覧に……
 
 
 
 
 
オレは思うんだが、欧州通貨危機って、いつの間にかギリシャとかイタリアが悪者になってる気がするんだよね。そもそも一番の悪者はヘッジファンドみたいな連中だったんじゃないのかな。しかも責任がすり替えられた背景には、おそらく英米政府……
 
 
 
 
 
本日の朝日新聞の「世界を感じて」というコラム。世界各国の特派員が日々の海外生活で感じたことを語る年末特集なんだが、その中のスイスからの通信。記者(前川浩之氏)は、チュニジア、エジプトでデモを取材した。「チュニジアの目抜き通りは……
 
 
 
 
 
朝日新聞デジタルより。〈記者有論〉ソ連消滅20年 西側こそ冷戦思考脱せよ 「新生ロシアはまだ20歳だ。「強権」「人権抑圧」「汚職天国」と西側スタンダードで批判するばかりでは、ステレオタイプなロシア像を再生産し、「ロシア不信」を……
 
 
 
 
アバターに訴訟続出 2011年12月22日16:52
 
昔この映画についての感想を書いたんだが、オレの感想としてはあんまり面白くなかった。言ってしまえば「ラストサムライ」とか「ダンスウィズウルブス」とか「ミッション」とほとんど同じ。オレはこういう映画を「ポカホンタス映画」と呼んでいる……
 
 
 
 
 
カメムシ湯 2011年12月20日22:08
A「うち五右衛門風呂なんだけどさ」B「知ってるよ」A「さっき三日ぶりに風呂わかしてさ」B「それ入らなすぎだろ」A「久しぶりに気持ちよくってさ」B「三日ぶりならそうだろうな」A「午後4時にはもう入っててさ」B「世間様に申し訳ない時間……
 
 
 
 
従軍慰安婦問題ってさ 2011年12月19日11:01
 
オレは前から思ってるんだが。韓国で日本叩きが起きる時って、だいたい大統領選が近いか、あるいは支持率が低下した時ではないかと思う。てことは対日的な感情論(つまり外交問題)っていうよりも、むしろ国内問題ないのではないだろうか?……
 
 
 
 
「刑務所の中」 2011年12月18日23:39
 
この映画、前にも見たんだが、もう一回借りてみてみた。そして思ったこと。マイミクのマスターさんの軍隊の話とそっくりだ。マスターさんは高円寺の白黒というバーのオーナーで韓国人である。彼の軍隊体験記を以前出版した。もう絶版なんだけど、「韓国徴兵オ
 
 
 
 
日本企業受難の年 2011年12月17日19:17
 
なんか最近、日本企業に対する海外メディアが、やたらキビシイよね。原発事故当時の東電の隠蔽体質。大王製紙のカジノ。オリンパスの不正経理。そして今回の冷温停止宣言に対する冷ややかな反応。それぞれが、たしかにひどい話ではあるよ。しかし……
 
 
 
 
公共事業 2011年12月08日14:17
 
奥多摩、青梅地区は土建屋王国だ。この間の民主党が大勝した時の選挙でも、自民党候補が余裕で当選していた。青梅街道は一年中工事している。この間も御岳付近で道路工事があり、下り車線が500mほどにわたって渋滞していた。平日にしては珍しい……
 
 
 
 
久々に中東情勢 2011年11月27日21:49
 
側近「議長、久々に最近の中東情勢ですが」議長「ああ」側近「なんかさらに混乱してきてるみたいですね」議長「そうだな」側近「まずイエメンですが」議長「サレハが大統領やめるらしいな」側近「そうそう」議長「あいつもカダフィの憐れな最期を見て……
 
 
 
 
ゴンディショナー 2011年11月22日10:40 
 
ここ1ヶ月ほど母親が上京して奥多摩に同居しております。この人はメモ魔。家計簿は数十年間つけ続け、漏れ記載は一切なし。しかもいろんなモノに印をつけるんですが、最近、ウチの風呂場で見つけました。ゴンディショナーボディソープ ボディ ボディ……
 
 
 
 
 
 
オレもひとつ書こう。知人がネパール山中で日本人夫婦にあった。旦那はヨガの修行をしていて無口。奥さんは社交的ないい人だった。旦那は自分のことをマツモトと名乗ったそうだ。知人はその後、同じ人物をテレビで目撃した……
 
 
 
 
週刊朝日に載ってます 2011年11月21日20:22 
 
 
 
本日発売の週刊朝日(12月2日号)に載ってます、「本家ガラパゴス」と「東洋のガラパゴス」両方行ってきました!今回画期的なのは、なんと!前グラビアに載ったこと!!!!今までは(時事ネタじゃないので)後ろグラビアがフツーだった……
 
 
 
 
エジプトの人権 2011年11月21日12:14
 
オレはエジプトに行ったことがあるから、役人や軍人の態度の悪さはある程度理解できる。エジプトからヨルダンに向かう港でフェリー待ちをしていた。体育館くらいの出国審査所に1000人は下らないトラックの運ちゃんが長蛇の列を作り、何時間も……
 
 
 
 
大国の興亡 2011年11月19日12:17
 
ここ一年ほどで読んだ本についての備忘録を書いてなかった。理由は「面倒くさい」というそれだけなんだけど、頑張って消化しようと思う。一年くらいかけて寝る前にチビチビ読んだのが「大国の興亡」(ポール・ケネディ 草思社)。長いっす……
 
 
 
 
想像の共同体 2011年11月18日23:27
 
アンダーソンという人が書いたナショナリズム論の古典だ。最近、アンダーソンさんの講演を読んだ。実はナショナリズムというのは、つい最近できたものだ。日本人が自分を日本人と認識したのは、つい最近なのだ。最近っていつなのかな。たぶん明治維新……
 
 
 
 
TPPやっぱり出来レース? 2011年11月14日19:17
 
側近「議長、首相が参加表明したみたいですね」議長「まあそうだろうな」側近「やっぱりですか」議長「それ以外ねえだろ」側近「そうなんすか?」議長「そうだよ。日本の外交ってのは親米以外は考えられないんだよ」側近「そうなんすか?」議長……
 
 
 
 
ご冥福を 2011年11月14日08:59
サークルのメーリングリストでも流しましたが、実は私、同大学探検部出身でございまして。。。。当時、創設間もないスキューバダイビング部とも、いろいろ親交があったんだそうです。事件は86年のことで、私の入部前のことなんですが……
 
 
 
 
世界の大学ランキング 2011年11月11日11:09
 
側近「議長、世界大学ランキングってのがあるそうですね」議長「今日の朝日だな」側近「そうです。東大が30位でアジアで一番ですよ。すごいっすね!」議長「……あほくさ」側近「あほっすか?」議長「あほだろ」側近「なんで?」議長「だっておまえ……
 
 
 
 
TTP大詰め 2011年11月09日21:52
 
TTP問題。ここまでこじれると思わなかったですね。備忘録代わりにちょっと考えてみたいと思います。ワシントンコンセンサス以降、アメリカの圧力でナカソネ、コイズミと規制緩和が続いてきたわけです。ナカソネはJRとか電電公社とか。コイズミは……
 
 
 
 
タテ社会の人間関係 2011年11月06日23:57
 
「タテ社会の人間関係」(中根千枝 講談社現代新書)社会学の古典的名著。著者の本は、以前「未開の顔 文明の顔」(確か角川文庫)を読んだことがある。するどい考察で面白かったんだが、こっちの方が有名な本だ。「タテ社会」という言葉は……
 
 
 
 
阿佐ヶ谷のぼったくり居酒屋 2011年11月03日20:48
 
最近久しぶりにひどいぼったくりの店に入ったのでご報告したい。腹立つから名前出ししちゃうぞ、ちっくしょー。阿佐ヶ谷の「ありがた屋とりい」って店である。駅前近くで娘さんがビラ配りしてたので、つい入ってしまいました。メニュー見て全体に……
 
 
 
 
ホームレス中学生  2011年11月02日00:56
 
本ではなくて映画の方ですが、思ってた以上に泣けたなあ。いや、泣いたのはオレだけかな。パンの耳をくれるオジサンや、風呂に入れてくれて、ご飯をごちそうしてくれる同級生の両親、家を斡旋してくれるおばちゃん。人の温かさに思いがけず……
 
 
 
 
 
パレスチナ ユネスコ加盟 2011年11月01日12:37
側近「議長、ついにパレスチナがユネスコ加盟しましたね」議長「ホラ、オレの言った通りだろ」側近「ホントですね」議長「ここが落としどころだったってことだな」側近「一応その「落としどころ」をもう一度説明していただけますか?」議長……
 
 
 
 
殺し忘れる 2011年10月31日13:11
 
フト思いついたので。大工用語に「木殺し」っていうのがあります。いったいなにをするかといいますと。材木を組み上げる時に「ホゾ」(オス)と「ホゾ穴」(メス)を加工するのはご存知と思います。この時「ホゾ」の方をカナヅチで引っぱたいて……
 
 
 
 
バンコクの運河の水質調査 2011年10月30日12:57
 
いや実はね、10年くらい前に仕事で、バンコクの運河の水を日本に持って帰って水質調査会社に検査してもらったことがあるんですよね。センセープ運河の船着き場の水だったんですけど。そしたらね。大腸菌が異常に多くて、これ飲んだら確実に病気に……
 
 
 
 
大佐死す 2011年10月28日11:31
 
側近「議長、22日の朝日、読みました?」議長「ああ」側近「「大佐死す」でいろんな人の意見が載ってますが」議長「小池百合子とかだろ?」側近「そうそう」議長「この人はさすがカイロ大学出てるだけによくわかってるよな」側近「そうですね……
 
 
 
 
 デフォルトについて考える 2011年10月27日14:39
 
最近よく聞く「デフォルト」。「債務不履行」って意味らしい。いま問題になってるギリシャの国債デフォルト。要するにギリシャが自分とこの国債の利子を払えなくなることです。しかし実際にデフォルトになった場合の、具体的な……
 
 
 
 
日本沈没 2011年10月26日01:10
 
資料目的で最近見てる世紀末映画なんですが、今回は和製パニック映画。小松左京の古典作品のリメイクなんですが、思ってた以上に面白かった。特に震災のあとではリアリティがありすぎて怖いくらい。それにしてもこの映画で描かれてる日本人の気質……
 
 
 
 
「アラブの春」からNYデモへ 2011年10月25日00:13
 
側近「議長、今日の朝日読みましたか?」議長「ああ」側近「中東総局の石合氏のコラム、面白かったですね」議長「そうだな」側近「ウオール街のデモがエジプトのデモを煽ったネット組織と通じてたというのは、けっこう衝撃的ですよね」議長「それも……
 
 
 
 
側近「議長! 速報っすよ。カダフィ死亡!」議長「そうかい」側近「案の定、動じませんね議長」議長「まあ想像はついたな」側近「やっぱシルトにいましたか」議長「そう。外国逃亡説もあったけどな、結局地元が一番安全ってことだったんだろうな」……
 
 
 
 
革命が盗まれる 2011年10月19日11:59
 
側近「議長、その後の中東情勢なんですが」議長「ああ」側近「どうもデモ後は沈滞してるみたいすね」議長「そうだろうな」側近「どうなってるんでしょうか」議長「ようするに独裁者がいなくなって、そのあとの利権争いにみんなウンザリしてるって……
 
 
 
 
地球にやさしい生活 2011年10月17日13:50
 
同タイトルの映画を新宿武蔵野館で見てきた。ニューヨーク在住のライター一家(奥さんはビジネス誌の編集者)が、究極のエコ生活を一年間実践する。トレペなし。 ←よくわかんないけど読んだ本を片っ端から破いて使うらしい。電気もなし……
 
 
 
 
サンデル氏の授業その2 2011年10月16日23:08
 
前の日記の続きです。あのあとサンデル氏の著書をパラパラ読んでいて、もう一カ所ツッコミどころを発見したので報告します。命の重みというテーマでこんなエピソードが紹介されていた。アフガンで実際にあった事件だそうだ。アフガン戦争の時、タリバン……
 
 
 
 
 
週刊新潮に連載している高山正之氏のコラムは辛口で好きだ。ちょっと右に傾きすぎなところもあるが面白い。この中でマイケル・サンデル氏についての批判記事があった。マイケル・サンデル氏といえば、ここ数年ハーバード大学の「正義」の授業で……
 
 
 
 
クルーグマン氏のコラム 2011年10月14日12:15
 
朝日の同氏のコラムが面白かったので備忘録代わりに書き留めよう。内容はウオール街のデモ行進について。「この抗議運動はすでに、ウォール街から猛烈にヒステリックな反応を引き出した」へええ。そうなんだ。いったいどんだけヒステリック……
 
 
 
 
 
最近、いろいろ調べもので世紀末映画を立て続けに見てるんですが、今回見たのはタイトルの似たような映画ふたつ。両方とも、なんかわかんないけど世界戦争で終わってしまった世界をひたすら歩き続ける話。まずロードの方。寒そうだ。しかも空腹……
 
 
 
 
アメリカ大統領選挙 2011年10月13日11:40
 
側近「議長、ぼちぼちアメリカ大統領選挙がやかましくなってきましたね」議長「そうだな」側近「ところで私、前から疑問に思ってたんですが」議長「なにが?」側近「アメリカって民主党と共和党じゃないですか」議長「ああ」側近「民主党ってリベラル……
 
 
 
 
チャイニズム 2011年10月06日18:10
 
知り合いのイタリア人から、共通の日本人の友人にメールが来た。「フクシマで学校が再開したというニュースを聞いたが本当に大丈夫なのか。東電はまだなにか隠してるんじゃないのか?」この友人の疑念はわからなくもない。確かに東電の隠ぺい体質……
 
 
 
 
薔薇の名前 2011年10月02日13:40
 
ウンベルト・エーコの小説のハリウッド映画化。中世ヨーロッパの修道院で連続殺人事件が起きて、イギリス人修道士が解決していくというお話である。中世ヨーロッパの陰鬱な雰囲気が、すばらしく緻密に描かれている。とにかく暗い。そして寒々しい……
 
 
 
 
やっぱりカダフィ、悪くない 2011年10月01日00:54
 
側近「そんで議長、今日の朝日なんですが」議長「ああ」側近「アフリカ系の労働者とか傭兵がリビアから脱出してるって記事がありますね」議長「ああ」側近「ニジェールに逃げてるそうですよ」議長「アガデスだろ? オレも行ったよ」側近「議長いろんなとこに
 
 
 
 
スターリン 2011年09月30日22:38
 
マイミクのおたまさんのお話もあったので、日記に書きます。最近、スターリン聞いてるんですよね。知ってる人は大好きかもしれないけど、知らない人は「は?」って感じですかね。80年代前半に(一部で)メチャクチャ流行ったパンクロックバンドです。遠藤ミ
 
 
 
 
狼男アメリカン 2011年09月30日11:58
先日、久しぶりに「ブルース・ブラザース」見たら、やっぱりメチャクチャ面白かったので、同じジョン・ランディス監督の作品を見てみた。この映画、言ってしまえば狼男の変身シーン「だけ」が売りみたいな映画だが、当時はそれでも「すっげー」って
 
 
 
 
寄付文化は広がるか 2011年09月28日12:52
 
今日の朝日新聞のオピニオン欄。「寄付文化は広がるか」コラムでは英米の寄付文化と日本との比較を円グラフで示す。総額ではイギリスは日本の倍。アメリカに至っては24倍。しかも日本の寄付が、個人、法人半分ずつなのに、英米では圧倒的に個人……
 
 
 
 
ウイルス対策ソフト 2011年09月28日11:37
 
備忘録。最近思ったこと。日本って、プロバイダレベルでのウイルスチェック機能は、世界最高レベルではないかと思う。ウチのパソコンはウイルス対策ソフトを入れてないんだが、感染したことは一度もない。もちろん変なエロサイトとか無料ダウンロードソフトと
 
 
 
 
カダフィとシェークスピア 2011年09月27日13:07
 
昨日の朝日に面白い記事があったので備忘録。カダフィってシェークスピアにやたら詳しかったらしい。彼の持論によれば、「シェークスピアはアラブ人である」「カダフィ氏は、シェークスピア劇の多くはアラブの民話をモチーフにしたとの説を……
 
 
 
 
その後のリビア 2011年09月25日15:46
 
側近「議長、その後のリビアですが」議長「ああ。カダフィもだいぶ追い詰められてるみたいだな」側近「カダフィはカッダーファ族っていう部族の出身なんですね」議長「そうらしいな」側近「なんかゴロが似てますが、関係あるんですか?」議長「関係……
 
 
 
 
ブッシュの演説 2011年09月20日00:59
 
備忘録。今日の朝日に載っていたブッシュの演説の一部。911テロの墜落現場での演説である。「9・11は、地球の裏側の荒廃が我々の町をも揺るがすことを証明した。アフガンの村やアフリカの子供たちの困窮など縁のないことと考えるのは簡単だが……
 
 
 
 
「ハビビな人々」のレビュー 2011年09月19日20:05
 
mixiでフト検索してみたら、なんと10人もの方がレビューを書いていてくださいました。ありがとうございます。↓http://mixi.jp/view_item.pl?id=1364454そんで平均点数。3.8点。……うーむ。微妙である。まあいろんな感想があるってことなわけ……
 
 
 
 
奥多摩の新聞折り込み広告 2011年09月18日17:54
 
奥多摩って、新聞の折り込み広告が、ものすごく少ないんです。それで今日、青梅に住んでた頃の古新聞の整理をしていて気づいたんですが、郊外都市の折り込み広告って、だいたい5種類くらいに限定されるんですよね。1スーパーとか薬局……
 
 
 
 
側近「議長、ついにパレスチナ自治政府が国連に加盟申請するみたいですね」議長「ああ」側近「よろこばしいっすね!」議長「そうでもねえな」側近「なんでですか!!?」議長「こりゃあ出来レースだよ」側近「出来レース??」議長「アッバスと……
 
 
 
 
モロッコのロバ 2011年09月17日19:23
 
最近知り合ったイタリア人のひと言が印象的だった。彼女は昨年、モロッコを旅行したそうだ。そこで見かけた農家が、ロバに大量の荷物を載せて歩いてるのを見かけたという。私の南米のロバ旅行の話からのつながりなんだが、それについて彼女は……
 
 
 
 
昨日のクローズアップ現代。日本の著名な国際政治学者二人、山内昌之氏と藤原帰一氏が出演していて面白かった。そしてフランスのジャック・アタリのインタビュー。さすがNHK。すげえなあ。フランスってのはアタリとかサルトルみたいな異能の天才……
 
 
 
 
世界は変わったか 2011年09月08日11:33
今日の朝日の特集はちょっと面白かった。トルコ、アメリカ、デンマークの知識人に911テロ後の世界情勢について語ってもらうという趣向。まずトルコの文学者。「パキスタンや、公然とではないにせよ、トルコでなぜビンラディンの人気が……
 
 
 
 
批判力と構想力 2011年09月07日22:38
この間、朝日新聞のコラムで、なんとか言う哲学者のおじいちゃんが言ってました。今の知識人は批判力があるが構想力がない。いや、もちろんあっしはただの物書きの端くれなんですけどね。でもこの言葉にはかなり納得しましたですよ。例えばこの日記……
 
 
 
 
リビアで武器密売が横行 2011年09月05日21:34
 
側近「議長、その後のリビア情勢ですが」議長「ああ」側近「カダフィも追いつめられたみたいですね」議長「そうだな」側近「反政府勢力はカダフィ派の投降を呼びかけてるみたいですね」議長「ああ」側近「無用な血は流したくないという声明が……
 
 
 
 
リビア利権 にらむ欧米 2011年09月02日23:55
 
側近「議長、今日の朝日読みましたか?」 議長「ああ」 側近「もろ出てましたね。見出し通りですよ」 議長「そうだな」 側近「石油利権丸出しですね」 議長「見苦しいな」 側近「「1日のリベラシオン紙は、フランスが会議のさなかの交渉で……
 
 
 
 
サトマール派 2011年09月01日21:35
 
8月30日の朝日新聞に面白い記事があったので備忘録に。以下は朝日ドットコムの記事。↓イスラエル国籍の男子学生がオランダから覚醒剤と合成麻薬MDMAなど計9万錠を密輸しようとしたとして、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴された事件で……
 
 
 
 
アラブの略奪文化 2011年08月28日16:42
 
側近「しつこくリビア情勢なんですが。議長」議長「あ?」側近「今日の朝日も大きく報じてますね」議長「ああ」側近「トリポリはカダフィ派の狙撃兵が怖くて町が静まりかえってるとか」議長「……」側近「「行方がわからない「最高指導者カダフィ大佐」……
 
 
 
リビアの西と東 2011年08月27日13:09
 
側近「今回もリビア情勢ついてお尋ねしたいんですが」議長「ああ」側近「昨日の朝日によると、カダフィはメグラヒ族っていう部族に属してるみたいですね」議長「そうらしいな」側近「どういうことなんですか?」議長「アラブ人ってのは、だいたい……
 
 
 
 
アラブの砂 2011年08月25日21:22
 
側近「議長、ついにカダフィも倒れましたね」議長「そうだな」側近「サダムと同じ運命ですね」議長「そうかもな」側近「どっかに潜伏してるみたいですよ」議長「サダムの最後もみじめだったな」側近「そうですね」議長「息子ふたりも殺されてよ」……
 
 
 
 
日本の内政と欧米の圧力 2011年08月21日23:57
 
備忘録がわりに。。。最近思うんですが、日本の国内政策というのは、「欧米の圧力」という点から見ると違った面が見えてくる気がするんです。 たとえば。。。前にも書いたけど「学校給食」。やたらとコッペパンが出たのは、アメリカの食料戦略と……
 
 
 
 
欧州の移民排斥 2011年08月19日20:25
 
側近「議長、今日の北海道新聞見ました?」議長「ああ」側近「……ってどこですかここは?」議長「札幌」側近「なんで札幌にいるんすか?」議長「いいじゃねえかよ」側近「ともあれ国際面で、欧州のテロについて大きく取り上げてますね」議長「ああ」……
 
 
 
 
ブレイビク容疑者の心の闇 2011年08月16日17:15
 
本日の朝日に、ノルウエー乱射事件のブレイビク容疑者の人となりが、くわしく報じられていた。地元では礼儀正しく、トルコ人経営のレストランでも、とてもフレンドリー。「反イスラムには見えなかった」と店主も話してるそうだ。そう。彼は「いい奴」……
 
 
 
 
奥多摩のバーカウンター 2011年08月15日21:40
 
 
最近、ヒマなので奥多摩の家の大工工事を進めてます。そんで完成したのが。。。。バーカウンター!!!!見てくださいよこの出来映え。酒飲みたくなりますよね! ね! ね! ね!テーブルの方は眺めがすばらしいです。誰か遊びに来て!!!そして……
 
 
 
 
 
 
関係各位さま 平素よりお世話になっております。 毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? さて、このたび日本写真企画さまより出版いただきました「アウトドアde世界のどこかの昼ゴハン」のパネル展示が開催されますので、ご案内……
 
 
 
 
幸せなイタリア 2011年08月14日00:13
 
10日付の朝日のコラム「幸せなイタリア」が、けっこう面白かったので書き留めておきます。まずアルマーニ氏のインタビュー。「イタリアでは、ファッションとは生きるという行為そのものです」……まじですか。だったらオレなんか、どうなっちゃうんですか……
 
 
 
 
東京ジャーミー 2011年08月13日14:10
 
昨日、仕事で代々木上原のモスクに行ってきた。金曜日はイスラムでは休日で、もっとも重要なお祈りの日なので、モスクにはざっと300人以上のムスリムが集まっていた。東京モスクは主にトルコ政府の出資で建てられたそうなので、トルコ人が多いそう……
 
 
 
 
 
今日の朝日新聞に、人権団体の代表がコラムを書いている。日本政府は外国の人権侵害を座して見ていると。欧米諸国は積極的に非難すると。日本政府は莫大な経済支援をしているから発言力があると。だからもっと外国政府に圧力をかけろと。そういう内容……
 
 
 
 
 
mixiニュースから。アメリカ人が選んだ世界の気色悪い食べ物ベスト10。それぞれに私なりのコメントを付してみた。1、馬乳酒―馬の乳を原料とした酒、モンゴルなど中央アジアの遊牧民の間で飲まれる ↑これ、実はカルピスの元ネタなんですよね……
 
 
 
 
シリア政府軍無差別攻撃 2011年08月04日00:05
 
側近「議長、シリアがたいへんみたいですね」議長「ああ。アサドんとこもヤキが回ったな」側近「あそこもひどい独裁国家ですからね」議長「そうだな」側近「どうなんすか?」議長「オヤジの頃からかわらねえな」側近「今息子ですね」議長「大統領……
 
 
 
 
「福島で生きる!」 2011年08月03日23:09 
 
 
「福島で生きる! 原発31km地点・100日の記録」(洋泉社)福島原発から31キロ地点で取材を続けるライターの先輩、山本一典氏のご著書をいただきました。山本氏は田舎暮らしの専門家として、福島の都路町に移住されましたが、今回の震災で……
 
 
 
 
シェーン 2011年08月03日01:01
 
西部劇である。男の子がラストシーンで叫ぶ、あの場面で有名な映画である。しかしあの場面って、じつは夜だったのね。この映画を見てると、アメリカという国の成り立ちがすごくよくわかる。未開の開拓地で大木の根っこと格闘し、少しずつ家畜が殖え……
 
 
 
 
ミスト 2011年07月26日23:32
 
この間、借りてきてみた映画。霧の中に得体の知れない怪物が潜んでいて、人々が襲われる。舞台はスーパーマーケット。買い出しに来た大勢の人が取り残され、怪物に襲われ、意見が対立し派閥ができ、徐々に秩序が失われていく。この映画では……
 
 
 
 
ゴビンタ被告 2011年07月23日11:59
 
捜査官A「オマエがやったんだろ!!!!!!!」ゴ被告「やってません! やってません!」捜査官B「ウソついてんじゃねー!!!!!」ゴ被告「やってません! やってません!」捜査官A「オマエしかいねえんだよ!!!!!!!」ゴ被告……
 
 
 
 
モノポリー 2011年07月20日21:17
 
側近「議長、イギリスの盗聴事件が大々的に報道されてますね」議長「そうだな」側近「オーナーのマードック氏についてもくわしく報じられてますね」議長「メディア王なんだろ?」側近「そうみたいです」議長「どんだけすごいんだよ」側近「すごい……
 
 
 
 
田舎に住み始めた理由 2011年07月19日13:05
 
よく聞かれるので、一回まとめてみようと思います。まず遠因にあったのは阪神の震災でした。あれで都会のインフラのもろさを痛感しました。電気も都市ガスも水道も止まり、トイレには汚水があふれて、これはもう住んでられないなと思いました……
 
 
 
 
「遊牧民から見た世界史」 2011年07月16日23:48
 
「遊牧民から見た世界史」(杉山正明 日経ビジネス人文庫)タイトル通り、遊牧民から見ると、世界史は違ったものに見えてくる。日本人が共有する世界史は西洋人から見た世界史である。だからどうでもいい中世ヨーロッパの歴史を長々と勉強することに……
 
 
 
 
オバマとダライ・ラマ 2011年07月16日11:28
 
側近「議長、オバマがダライラマと会うそうですね」議長「そうらしいな」側近「西洋人ってダライラマ好きですよね」議長「そうだな」側近「なんでですかね」議長「中国が嫌いだからだろ」側近「は?」議長「要するに中国が悪者なんだよ」側近「なんで?」……
 
 
 
 
南スーダン独立 2011年07月10日22:41
 
側近「議長、ついに南スーダンが独立しましたね」議長「そうみたいだな」側近「やりましたね」議長「あ?」側近「独立してよかったじゃないですか」議長「まあそうかもな」側近「北部から虐待されてきたんですよね南部って」議長「まあな。あそこは……
 
 
 
 
カラシニコフ 2011年07月06日21:27
 
「カラシニコフ」(松本仁一 朝日文庫)「アフリカを食べる」で有名な著者のカラシニコフを追ったルポ。ロシアのカラシニコフさんへのインタビュー、傭兵小説の元祖フレデリック・フォーサイスへのインタビューなど、貴重な記録も含まれる。さすが……
 
 
 
 
ジョニー・マッド・ドッグ 2011年07月04日23:59
 
議長「この間よお、「ジョニー・マッド・ドッグ」って映画見たんだ」側近「議長、そんな映画見るんですね」議長「ツタヤで100円フェアやってんだわ」側近「ここ、どこですか?」議長「そんなことはどうでもいいんだよ。そんでその映画がすげえんだ」……
 
 
 
「パリより愛をこめて」 2011年07月03日23:07
 
リュック・ベッソン監督の新作。ジョン・トラボルタ、すっかりスキンヘッドのオッサンになっちまったけど、メチャクチャ格好いいなあ。この監督のスピーディーな展開はほんとに見ていて飽きないんだが、しかしこの人、外国人移民が心から嫌いらしい……
 
 
 
 
外国人研修・実習制度 2011年07月01日21:09
 
29日の朝日に、「日本の外国人研修制度が人身売買?」という内容の記事があった。アメリカ国務省の報告書で、「保証金による身柄拘束や行動制限、未払い賃金など人身売買の要素がある」と指摘されているという。研修っていっても……
 
 
 
 
 
「プリンス・オブ・ペルシャ」ディズニーの歴史ファンタジー、アクションモノ。古代ペルシャの王子様のサクセスストーリーだが、設定を中世ヨーロッパに変えても十分いけそうな内容。ハリウッドのアメリカ人が古代ペルシャを描いたらどうなるのか……
 
 
 
 
 
 
「アウトドアde世界のどこかの昼ゴハン」(日本写真企画)本日発売になりました。昨年発売された「世界のどこかで居候」(リトルモア)の姉妹的な本で、世界各地のご家庭で見聞した辺境料理を、アウトドアで楽しもうという趣向です。圧巻はやっぱりパプアの……
 
 
 
 
イラク戦争検証その2 2011年06月24日23:36
 
側近「議長、今日の朝日もイラク戦争の続きですね」議長「そうだな」側近「今回はイラク政府の汚職体質について書いてますが」議長「そうだな」側近「すごいっすよね。「外国の支援も、政府の出費も、電気事情の改善のために膨大につぎ込んだ……
 
 
 
 
イラク戦争検証 2011年06月23日21:50
 
側近「議長、朝日で「イラク戦争の傷跡」って連載が始まりましたね」議長「おお。読んだよ。アメリカが仕掛けた戦争が、ムスリム同士の対立を生んじまったって記事だろ?」側近「なんでムスリム同士がテロ起こすんですかね」議長「そりゃあスンニ派……
 
 
 
 
日本の外交 2011年06月16日02:56
 
「日本の外交」(入江昭 中公新書)岩波、中公新書の若い番号で、いまだに書店の棚に並んでいる作品には名作が多い。ということを最近知った。番号は通しなので、若いほど発売が古い。つまり増刷を繰り返しながら今に至るまで生き残った名作が多いのだ……
 
 
 
 
猿の惑星 2011年06月15日01:01
 
すでに何回見たかわからないこの映画。なんとなく借りてきて、改めて見てしまいました。ストーリーはあまりに有名なのですが、今回気づいたのは、核兵器に対する単なる批判というよりも、「宗教と科学の対立」というのが、この映画のテーマ……
 
 
 
 
 
「砂の文明・石の文明・泥の文明」(松本健一 PHP新書)和辻哲郎の「風土」を、おそらく土台にした独自の文明論。和辻の比較文明でも、アジア、イスラム、西洋の3つにわけていた。ざっくり言えば、確かこんな感じだ。アジアは豊壌の農耕文化だが……
 
 
 
 
やっぱりアメリカはダメかも 2011年06月12日14:56
 
渡部昇一によれば、アメリカの秀才はみんな弁護士を目指すと。なぜなら訴訟大国だから弁護士がもっとも儲かる仕事だからだと。そして本来、彼らが担うべきエンジニアやアカデミックな人材の質が低下して、現在のアメリカの凋落につながったと……
 
 
 
 
インドネシアの寅さん 2011年06月12日00:51
 
「インドネシアの寅さん」(沖浦和光 岩波書店)「サンカ」の研究で有名な沖浦教授のインドネシア旅行記。サンカというのは、柳田国男が「山の人生」で言及している野人みたいな連中である。柳田によれば、大昔から文明化されていない人々の一群が……
 
 
 
 
「ハートロッカー」 2011年06月11日02:10
 
最近ツタヤが100円セールやってるんで、たくさん借りてきました。そのひとつが「ハートロッカー」。確かアバターかなんかとアカデミー賞を競った作品だったはず。イラクに派遣された爆弾処理班の話である。イラクの「戦場」のフンイキが……
 
 
 
 
恐怖の立川断層 2011年06月10日18:30
 
今回の立川断層帯の地震確率が高まったらしい。立川断層帯は埼玉県飯能市から府中市にかけての断層で、今のところ今後三十年の発生確率は2%程度。しかしもしも直下型が来たら、「立川市や国立市、羽村市、武蔵村山市などで震度6強の揺れが想定……
 
 
 
 
フェーズ6 2011年06月08日23:16
 
立て続けに世紀末映画見てます。今回は「フェーズ6」。ナゾの感染症で人類が絶滅したアメリカで生き残った若い四人組みの物語。おそらく去年見てたら「ふうん」で終わってたと思う。しかし大震災後に見ると、けっこう身につまされる……
 
 
 
 
 
6日の朝日の「私の視点」である。デンマーク大使が再生可能エネルギーについて力説している。前半を要約すると、福島原発事故で、原子力の脆弱さが露呈したと。もしも日本が原発にかけたカネを再生可能エネルギーに投資していれば、こんなことには……
 
 
 
 
THE HORDE 2011年06月07日22:29
久しぶりにツタヤに行きましてゾンビ映画借りてみました。フランスの映画です。最近流行の「走るゾンビ」。怖いっす。しかもやたら凶暴になって、人間より強い。もう手がつけられません。ストーリーはともかく、興味深かった点。主人公のひとりは……
 
 
 
 
「デフレの正体」 2011年06月07日13:45
 
「デフレの正体」(藻谷浩介 角川ONEテーマ21)昨年話題になった本である。戦後の景気の波というのは、実は団塊世代の加齢によって起こっているという、ある意味衝撃的な内容である。じゃあ「キチンの波」とか「コンドラチェフの波」とかいうのは……
 
 
 
 
幸せのモノサシ 2011年06月05日00:57
 
うちにはテレビがないのでNHKオンデマンドで見たんですが、クローズアップ現代の「幸せのモノサシ」。幸福度はGDPでは測れない。震災後、日本人の価値観が大きく変わった。という内容だった。幸福度はGDPでは測れない。考えてみれば……
 
 
 
 
 
バックパッカー宿の笑い話に、こんなのがある。とある旅行者が宿で財布を盗まれたと騒ぐ。犯人は誰だ。みんなで話しているうちに、「この宿にイタリア人はいるか?」「ひとりいるよ」「じゃあそいつが犯人だ」ヨーロッパでは、「イタリア人は手癖が悪い……
 
 
 
 
文明の海洋史観 2011年06月04日03:14
 
「文明の海洋史観」(川勝平太 中公叢書)現静岡県知事の川勝平太氏の論文。早稲田大学政経学部の教授だったころに書いたもので、タイトル通り梅棹忠夫氏の「文明の生態史観」を海洋を意識しながら自分なりにアレンジしたもの。それ自体は……
 
 
 
 
 
福島原発事故のあと、西洋を中心に脱原発、反原発の声が高まってます。それはそれで当然のことだと思いますが、一方で、なんとなく違和感を感じていました。原発は危険だから、クリーンエネルギーに転換していこうと。とても正論だと思います……
 
 
 
 
豚の丸焼き 2011年05月31日01:23 
 
 
 
先日、仕事の関係もあって知り合いにお集まりいただき、豚の丸焼きをやってみました。丸焼きとは言ってもパプアニューギニアの「ムームー」という料理で、焼いた石と一緒に土に埋めて蒸し焼きにするというもの。結果は写真の通り。外はパリパリ……
 
 
 
 
ネット社会の無責任 2011年05月30日21:08
 
みなさんも、もしかしたら感じられていることかもしれませんが、最近よくあるんですよね。ここ何年か、「フリーライターになるにはどうしたらいいんですか?」とか、「本を出したいんですが、どうしたらいいですか?」みたいな問い合わせメール……
 
 
 
 
 
先日、大学の後輩からメールがあった。椎名誠さんの「活字たんけん隊」(岩波新書)で、拙著「ロバと歩いた南米アンデス紀行」(双葉社)が紹介されているとのこと。さっそくアマゾンで購入して読んでみた。……おお。出てるじゃないか……
 
 
 
 
アラブの春 2011年05月28日10:09
 
側近「議長、「アラブの春」って知ってますか?」議長「知らねえな」側近「最近のアラブ諸国の民主化の動きをそういうらしいですよ」議長「へええ」側近「春が来たんですかねえ」議長「来てねえな」側近「そうですか」議長「何度も言ってるけどよ……
 
 
 
 
 
今回の福島原発事故は、はからずも世界的な「エコ」の流れを大きく変えたんじゃないかと最近思います。「エコ」が推進されて誰が儲けるんだろうか? と考えてみると、その受益者のひとつが、いわゆるクリーンエネルギーをうたってる原発産業ですよね……
 
 
 
 
 
マイミクさんにご案内いたします。各位さま ご無沙汰しております。 奥多摩の中山です。初夏の暖かさが続くこの頃ですが、奥多摩も新緑が美しい季節です。 朝はウグイスの鳴き声で目をさまし、ハンモックでブラブラしながら新聞を読み……
 
 
 
 
 
側近「議長! 議長! ビンラディンが死んだそうです!」議長「なにい! どうやって!?」側近「米軍に殺害されたとか」議長「どこで!」側近「パキのイスラマバードだそうです」議長「……そうかい。ヤツも年貢の納め時か」側近「ついに死んじゃい……
 
 
 
 
 
サレハ、引退撤回 2011年05月02日10:24
 
側近「議長、イエメンのサレハが辞職を撤回したそうです」議長「まあそうだろうな」側近「……なんでですか?」議長「おそらくアメリカの支援を取り付けたんだろうよ」側近「といいますと?」議長「イエメンってのは、二十年くらい前まで南北に分裂して……
 
 
 
 
 
 
 
ツッコミどころ満載の記事なんですが、中でも注目は、日本文化を研究しているというフランス人の以下のコメントである。「フランス人は日本における自分たちのイメージが好きです。おしゃれで素敵なフランスというもの。若者世代のなかには自分の国が……
 
 
 
 
 
 
デンマークは進んだ国か 2011年04月30日10:32
 
なんでこんな、いってしまえばどうでもいいニュースが、mixiのトピックスに載るんだろうか。なんでこのオジサンが記者クラブなんぞで会見するんだろうか。と考えると、デンマーク政府の根回しがあったんじゃないの?と勘ぐりたくなるようなニュース……
 
 
 
 
 
 今なぜチャウシェスク? 2011年04月28日00:19
 
側近「議長、同じ朝日の国際面なんですが」議長「ああ。チャウシェスクの話だろ」側近「そうそう。最近ルーマニアで、処刑されたチャウシェスクが人気らしいんですよね」議長「なんか自伝映画とかできたらしいよな」側近「なんで今頃人気が出るんで……
 
 
 
 
シリア政府軍無差別攻撃 2011年04月27日23:59
 
側近「議長、シリアのアサドがメチャクチャやってるみたいですね」議長「そうなの?」側近「昨日の朝日の国際面ですよ」議長「オマエも朝日とってんのか?」側近「そんなことどうでもいいじゃないですか。反政府デモがシリア各地で起こってるみたい……
 
 
 
 
福島第一原発に突入! 2011年04月21日11:24
 
4月19日火曜日に、福島第一原発の正門まで行ってきました。双葉町は各地で大破。道路は寸断。信号は停止、完全に無人化しておりました。その様子をyoutubeにアップしましたのでご覧ください。
 
 
 
 
ブルカ着用に罰金 2011年04月12日21:15
 
側近「議長、ついにフランスでブルカの着用が禁止されたみたいですよ」議長「おお。ついに施行されたかい」側近「公共の場でのイスラム女性のブルカ着用禁止……ってことはイスラムの女性は町を出歩けないってことですね」議長……
 
 
 
 
リクゼンタカタ 2011年04月10日00:48
 
いわゆるアナウンサー泣かせの地名というのがある。4月7日の朝日新聞のコラムによると、発音が難しい日本の地名で有名なのが、「リクゼンタカタ」なんだそうだ。「聞けば、「陸前高田」「南相馬」「平泉」がとりわけ難しいという……
 
 
 
 
英会話学校 2011年04月06日20:45
 
久しぶりに辛辣なことを書きます。ここ最近、電車の車内づりでよく見かける英会話学校のCM。「はい。私は月曜日なら都合のいい女です」あなたの英語はこんな風に聞こえているかもしれませんちゃんとした英語を。仕事ですからあるいは……
 
 
 
 
りそな銀行奥多摩ATM閉鎖 2011年04月06日12:23
 
前にこんなことを書いたので転載します。↓りそな銀行の経営体質 2010年09月14日01:38   私のメインバンクはりそな銀行である。   通常、JR東青梅駅前のキャッシュディスペンサーを多用しているんだが、先日金を引き出しに行ってみると閉まっていて……
 
 
 
 
コーラン焼却 2011年04月03日22:54
 
側近「議長、アメリカのネオコン野郎がコーランを燃やしたそうですよ」議長「ああ。またか」側近「フロリダのナントカいう牧師がやったそうですよ。しかも開き直ってやがるんすよ。許せないっすよね」議長「まあな」側近「……なんでそんなに……
 
 
 
 
 
なんだか日本がこのまま沈んでしまうような不安が世の中を覆っている感じがしますよね。夏のビールも品薄らしいし、相変わらず納豆は売ってないし。。。そこで最近考えてることをまとめてみました。デフレになって不景気になると……
 
 
 
 
バーレーンでもデモ 2011年04月01日12:59
 
側近「議長! バーレーンでもデモが起こったようです!」議長「へええ。あそこは堅いと思ってたんだがなあ。やっぱダメか」側近「報道ではサウジが軍事介入してるとか」議長「あのへんは石油で食ってる王様ばっかりだからよ……
 
 
 
 
牛乳品薄のナゾ 2011年03月31日12:10
 
最近の新聞は読むところがない。というと誤解されるかもしれないけど、震災と原発の悲惨な話ばっかりで、将来に期待が持てるような記事がまったくない。なので読む気がしないんですよね。そんな中で牛乳不足の記事があった。うちの方も、ひと頃よりは……
 
 
 
 
カダフィガールズ 2011年03月29日21:15
 
今日の朝日に、カダフィ氏の出自について詳しかったので書き留めておこう。「シルトは最高指導者カダフィ大佐が属するカッダーファ部族が、南部サブハとともに拠点とする人口14万人ほどの都市だ。リビアには100以上の部族があり、それぞれが……
 
 
 
 
イエメン情勢 2011年03月24日11:03 
 
側近「議長、イエメンもマズイらしいですよ」議長「ああ。サレハな。あいつもしょうがねえやつだからな」側近「なんでですか?」議長「自分の顔面プリントしたリュックとか売ってるんだぜ。バカじゃねえの。しかも赤」側近「そうなんすか?……
 
 
 
 
 
あのシリアでもデモが 2011年03月23日20:54
 
側近「議長、シリアでもデモが起こったみたいですよ」議長「ああ。あそこのアサドもロクでもないからな」側近「バッシャールさんですか?」議長「あいつは世襲で大統領になったんだよ。オヤジは確か空軍出だったよ」側近「報道では「アラブでもっとも……
 
 
 
 
 
欧米軍がリビアに攻撃を始めたそうだ。理由は、カダフィ大佐によって抑圧されている一般市民をすくうためなんだそうだ。一般市民。確かに一般市民も多数死傷してるよな。でも空爆でもっとたくさん死ぬんじゃないのかな。そしてカダフィを支持している……
 
 
 
人のつながり 2011年03月16日21:58
 
私、ガソリン買い占めのことまったく知らずに、ガス欠寸前までホッタラカシにして拝島まで母親迎えに行ったんですよね。その途中で、高すぎて普段は誰も見向きもしないスタンドに長蛇の列を見て、初めて事の重大さを知りました……
 
 
 
 
計画停電の不思議その2 2011年03月16日10:43
 
先日の日記、少々説明足らずだったので書き足します。先日、マイミクのCHUNKさんがつぶやいてましたが、海外(南米ですが)では、日本の電力会社の官僚主義、マスコミの隠蔽体質が、かなり厳しく報道されてるそうです。つまり……
 
 
 
 
計画停電の不思議 2011年03月14日13:38
 
奥多摩の計画停電、おそらく青梅と同じでしょうから、本日午後2時半から4時過ぎくらいまでだそうですが、ご覧の通りネットが生きてますので、電気通じてます。しかしまあ、そのくらいの不便は、津波の被災者に比べたらハナクソみたいなもの……
 
 
 
 
あのとき 2011年03月14日00:56
 
あのとき。みなさんはなにをされてましたか。私は新宿にいました。タイムズスクエアの紀伊國屋書店の一階を出たところでした。フト見ると、目の前のマンホールが逆流して水を噴き出していました。その場にいた誰も気づいていませんでしたが……
 
 
 
 
「アタカマ高地探検記」 2011年03月05日06:48
 
「アタカマ高地探検記」(向一陽 中公新書)一九七〇年にアタカマ高地を車で縦走した共同通信記者で探検家の向氏を隊長とする学術探検隊の記録。本多勝一の若干あとかもしれないが、本多氏よりも冒険的気質が強い感じ。同時代には西丸震也氏なども……
 
 
 
 
インディアス破壊についての簡潔な報告(ラス・カサス 染田秀藤 岩波文庫)1542年にスペイン人宣教師によって書かれた、新大陸での虐殺の有様を記録した報告書……
 
 
 
 
 
泥沼の様相を呈するリビア。今週のTIME氏の表紙は、どこでどうやって撮ったのか、カダフィ氏の顔面ドアップ写真である。世界中の地目を集めるリビア情勢だが、メディアの解説は、「長年にわたる独裁政権に、民衆の怒りが爆発した」ということに……
 
 
 
 
 
「物語ラテン・アメリカの歴史」(増田義郎 中公新書)中公新書の「物語シリーズ」は、著者の思い入れと愛情がにじみ出ていて好ましいぶん、内容が主観的で若干偏っているのが多いんだが、この本は概説本として大変よくできている。南米を訪ねる時……
 
 
 
 
高級ホテルに泊まること 2011年02月28日01:48
 
仕事の都合で、五つ星の高級ホテルに泊まることがたまにあるんですが、いつも居心地の悪さを感じてきました。それはたとえば、流暢な英語を操る洗練された従業員に対するコンプレックスとか、ボーイにチヤホヤされることに慣れてない庶民性とか……
 
 
 
 
まさかの欠航 2011年02月28日01:15
 
ヒューストン行きのコンチネンタル航空。なんと欠航しました。11時50分のフライトで、3時間前にキッチリ空港に到着。そして待つこと二時間。……ぜんぜん列が動かない。いい加減、乗客たちもざわつき始めた頃、近くにいた日本人が……
 
 
 
 
ようやく帰国 2011年02月27日10:32
 
現在ペルー時間午後8時15分。12時50分の便で帰国します。1ヶ月間の南米取材でしたが、ようやく帰れます。いろいろ収穫はあったんですが、一番の収穫は、南米の現状についての認識が深まったことでしょうか。南米は世界でも貧富の差が……
 
 
 
 
ニセ札事件 2011年02月27日09:04
 
今回驚いたのは、ペルーの治安がゲキレツに回復していることだった。十数年前のクスコなんて、白昼堂々カメラを奪われ、カバンを切られ、首しめ強盗が発生する町だったのに、中心部のアルマス広場には家族連れがそぞろ歩いている。なぜなら……
 
 
 
 
旅行ライターの原点 2011年02月21日07:04
 
気がついたら旅行ライターになってました。別になろうと思って努力したことはないんです。ただ自分の詳しい分野が、結局、海外事情だったという、それだけなんです。確かに子供の頃から世界地図が好きで、国名と首都はだいたい覚えてました……
 
 
 
 
 
1週間ほど山に籠もっている間に大変なことになってしまったアラブ諸国。各地で市民が一斉蜂起して死者も出てるとか。リビアとか……
 
 
 
 
エステビア 2011年02月18日22:39
 
こちらは今朝八時半です。十時半の飛行機まで時間があるのでネットカフェなう。しかしまとまった文章書く時間がないので、短いトピックスを。ステビア。皆さんご存知でしょう。砂糖の600倍の甘味がある、人口甘味料です。手元の百科事典で調べてみると……
 
 
 
 
南米ハイパーインフレの原因 2011年02月18日06:38
 
十何年も前に南米に来たときは、多くの国がハイパーインフレに悩んでいた。たとえばブラジル。入国したときは1ドル3000クルゼイロだったのに、一月後には6000クルゼイロに跳ね上がっていた。それから半年くらいで30000クルゼイロになり……
 
 
 
 
韓国人の海外出店増加中 2011年02月18日06:18
 
昨日面白い話を聞いた。ここクスコにも、韓国料理店ができたそうだ。そしてクスコ生まれの初めての韓国人赤ちゃんも誕生したそうだ。在住日本人の話によると、その韓国人が飲食店を始めるにあたり、韓国政府から結構な援助があったらしい。そういえば……
 
 
 
 
ガラパゴスそのA 2011年02月07日10:19
 
今日行ってきたのは、ちょっと北にあるセイモア島。なぜかくちばしと足が青くなるカツオドリがいます。なんで青いの?知らないけど。あと求愛活動で真っ赤な喉が風船のように膨らむグンカンドリ。彼らはなんと地上に巣を作ってます。巣の横を……
 
 
 
 
ガラパゴス雑記 2011年02月05日07:54
 
というわけで散々つぶやいたんですが、ガラパゴス。まるで。。。。動物園のなかに町があるみたい。ゴミ置き場の横をふとみたらイグアナが寝てました。魚市場ではペリカンが雑魚を狙い、漁師におっぱらわれてます。その漁師の足元ではアザラシがぴったり……
 
 
 
 
ガラパゴスなう 2011年02月03日06:17
 
40時間かかって、ついさっき到着しました。客引きのセニョーラについていって、一泊ひとり10ドルのコンドミニアムに宿泊。しかしひどい土砂降りです。この二日寝てないし。でも今寝ると時差ぼけ直らないし。。。。がんばって夜まで起きます。続きは……
 
 
 
 
孤立無援の抗議は続く 2011年01月31日14:16
 
エジプト動乱が、ついに内乱状態になったという報道。やはり過激なアラブの血の方が強かったかエジプト人。暴徒の一部はカイロの考古学博物館に乱入してミイラを破壊したらしい。ミイラに八つ当たりしてもねえ(笑)……
 
 
 
 
「英語支配への異論」 2011年01月30日23:37
 
前に読了した同著。非常に面白かった。面白かった部分を抜き書きしておこう。著作権スレスレか?現在の世界で情報網を握っているのは欧米である。「先のドイツ統一の発端になったのは、西側からの電波の力によるところが多いといわれている……
 
 
 
 
 
エジプトのデモがたいへんなことになってしまった。ムバラクがビシビシ取り締まって下火になるものと思っていたら。原因はムバラクの演説らしい。「閣僚はすべてクビ!(でも自分は残留)」それじゃあ誰も納得しないよ。誰が一番悪党か……
 
 
 
 
さらわれる少数民族 2011年01月28日12:09
 
本日の朝日新聞の国際面から。ベトナム北部の、中国国境に近いモン族の寒村などで、少数民族の若い女性が「人さらい」にあう被害が増えているそうだ。女性たちは中国に連れて行かれ、中国人妻、売春、臓器移植などを強制されるという……
 
 
 
 
はっきり言って甘い! 2011年01月26日20:25
 
以下、オリコンニュースからの転載です。↓ 世界27ヶ国・19言語で展開している旅行クチコミサイト『トリップアドバイザー』を運営するトリップアドバイザー日本法人は26日、世界中の旅行者の口コミをもとにしたアジア・ヨーロッパ・アメリカが対象の……
 
 
 
 
インド料理店のからくり 2011年01月26日09:47
 
昨日、某友人から、ちょっと面白い話を聞いたので、そのことを書きます。その友人の話によれば、最近、高円寺にインド料理店が異常に増えているんだそうだ。しかもその店の多くは、ほとんど客が入ってない。そしてあっという間に閉店する。さらに……
 
 
 
 
 
チュニジアの暴動をきっかけに、アラブ諸国で反政府デモが続発しているらしい。朝日新聞によれば、アルジェリア、エジプト、イエメン、ヨルダンなどで、警察と民衆との小競り合いや、焼身自殺が相次いでいるらしい。しかしその他の独裁国家……
 
 
 
 
 
あの公正な報道で知られていたBBCが、こんなアホな番組で名声を落とすとはモッタイナイ。しかし日本も、中曽根の「知的水準発言」みたいに、失礼なことを言う政治家がいるんだから、BBCを非難できない気もするよね。みんな「思ってるけど……
 
 
 
 
マスクとブルカ 2011年01月19日13:04
 
本日の朝日新聞社会面に「だてマスク」の記事があった。中高生の間で年中マスクをつける人が増えているというのだ。「なんとなくつけてると安心する」「顔を隠せて視線にさらされない安心感がある」などが理由なんだそうだ。そこでブルカである……
 
 
 
 
国際特別法廷ってなんだ? 2011年01月19日11:30
 
レバノンのハリリ元首相が暗殺された事件の容疑者が訴追。本日の朝日新聞国際面に出てるのは、国際特別法廷というところでの話である。殺された元首相というのは、スンニ派イスラム教徒だった。当然シーア派とは仲が悪い。レバノンは中東で例外的に
 
 
 
 
 
イスラエルのハッカー集団が、イランの各施設にサイバー攻撃をかけたそうだ。そしてそれはオバマも容認していたという。「イランは無法国家だ」と、いつも非難しているアメリカだが、自分も似たようなもんじゃないか。まあどこの国も似たようなこと……
 
 
 
 
 
「漱石の倫敦、ハワードのロンドン」(東秀紀 中公新書)夏目漱石がイギリス留学していた1900年頃のロンドンの都市計画について、漱石の足跡をシンクロさせながら語るという凝った内容。当時のイギリスが、現在の日本が直面している……
 
 
 
 
チュニジア動乱 2011年01月16日12:06
 
ついにあのチュニジアで民主化暴動が発生した。表面上は平穏で、夏ともなればフランス人観光客で賑わっていたチュニジア。しかし実はひどい警察国家だったらしい。外国人観光客にはわからないだけで。前にも書いた通り、この国は……
 
 
 
 
「日本のムスリム社会」 2011年01月16日01:41
 
「日本のムスリム社会」(桜井啓子 ちくま新書)タイトル通り、日本国内のイスラム教徒のコミュニティーを取材した作品。これほどのモスクがあるのかとビックリさせられる。また彼らが日本社会にすっかり定着し、堅実に暮らしている姿に、なんとも……
 
 
 
 
 
前から「自己責任」という言葉に疑問を持っていたんだが、最近、モヤモヤしてたのが晴れた感じがするので、そのことを書こうと思う。1月9日の北海道新聞経済面に、日本政策投資銀行の藻谷浩介氏の文章があった(この人は年末のNHKの番組にも……
 
 
 
 
マッ○シェイク大爆発事件 2011年01月08日00:30
 
フト思いだしたので、大学時代のバカな話を。当時私は某ファストフード店の深夜掃除作業員をしておりました。そこのファストフード店は、さすが大手だけに衛生には非常に厳格で、シェイクの機械は毎日分解して水洗浄するという徹底ぶり……
 
 
 
 
スーダン南部独立へ 2011年01月01日20:33
 
元旦の北海道新聞の国際面(現在、札幌にいるのですが)。スーダンという国は、エジプトの南にある国だが、北部がアラブ系のイスラム教徒、南部がキリスト教徒の黒人という国だ。かつて20年前にスーダンに行きたくてビザを申請したが、4回断られて断念……
 
 
 
 
中国でパン食は定着するか 2010年12月27日22:50
 
今日の朝日に、日本の製パン会社が中国に進出しているという記事があった。大手商社が主導して、人口13億の中国でパン食を普及させようという戦略だそうだ。製パン会社の専務はこう言う。「高度成長による生活様式の変化でパンの需要が増えた……
 
 
 
 
海外支援について 2010年12月23日00:51
 
先日、高田馬場駅前を歩いていたら、「ハイチ支援にご協力を」と言って若者たちが募金を募っていた。前にも書いたように、私はこういう慈善NPO団体があまり好きではないが、チラシだけもらってきた。あとで見てみると、ブルーシートを張った……
 
 
 
 
ダーウインの悪夢 2010年12月13日22:48
 
さっき見終わった「ダーウインの悪夢」。タンザニアのビクトリア湖の小さな街が舞台のドキュメント映画なんだが、これはすごい。ナイルパーチという肉食の外来魚が大繁殖している。それを獲ってヨーロッパに販売するインド人加工工場の社長。欧州に……
 
 
 
 
 
 英語コンプレックスその2 2010年12月11日19:09
 
南米というのは、世界でも珍しい「英語がまったく通じない大陸」である。誰ひとり英語がわからない。それはどれくらいのレベルかというと、「ワン・ツー・スリー」がわからないどころではない。「イエス・ノー」すら通じないレベルである……
 
 
 
 
 英語コンプレックス 2010年12月09日23:56
 
先日から読んでいる「英語支配への異論」という本は、なかなか過激である。編者の津田幸男氏は英会話学校の罪悪を糾弾して勇名を馳せた人である。要約すると、英会話学校に通うのは圧倒的に女性であり、彼女たち日本人女性は……
 
 
 
 
私家版「二日酔い対処法」 2010年12月06日00:00
 
今年も師走に入ったということで、ここ数年で私が実践している二日酔い対処法をまとめてみたい。●予防まずは「ヘパリーゼ」である。ご存知の方も多いと思うが、私の身内でこれを最初に発見したのは、なにを隠そう私である。薬局で偶然見つけて……
 
 
 
 
アルゼンチン 2010年12月04日05:16
 
アテネの最終日、考古学博物館の見学に疲れて、サンドイッチ屋に入った。チーズとオリーブのサンドイッチを頼んで一休みしていると、西洋人の女の子二人組みが入店。何とはなしに話を聞いている。「どこから来たの」」店主がたずねる。「アルゼンチン」……
 
 
 
 
ギリシャ人は包茎だった 2010年12月01日22:37
 
しつこくギリシャネタである。最終日にアテネで時間ができたので市内観光。パルテノン神殿は緩やかな丘陵の上にあるのかと思ったら、意外と崖っぷちに建っており、そこからの眺望は、まさに神々の視点という感じで大変すばらしかった。しかし……
 
 
 
 
石油の話 2010年11月30日21:42
 
最近ちょっと面白い話を書いたので備忘録代わりに。。。とある地質学者によると。石油というのは、昔からなくなるなくなるといわれ続けてきた。しかし実は石油は、ほとんど無尽蔵と言ってもいいくらいに埋蔵されているという。それらはいままでの技術では……
 
 
 
 
それでもギリシャはいい国だ 2010年11月26日04:08
 
というわけで、ちょっと突き放した感じで書いてしまった両国の雑感ですが、実は2カ国とも大好きです。ちょっとアンニュイで陰鬱なブダペストとか、悲観的だといわれながら無類の酒好きのハンガリー人とか、大好きです。トカイの人びとのワインに対する……
 
 
 
 
ギリシャ雑感 2010年11月26日02:30
 
ハンガリーはマッチョな国である。取材したご家庭の娘さんは地質学者だが、大学の男尊女卑な体質を嘆いていた。「女は家事に徹すべし」という男子優先社会は、なにも日本だけではない。というか、そのあと訪ねたギリシャでは、女人禁制のカフェが町の……
 
 
 
 
ハンガリー雑感 2010年11月26日01:52
 
いまギリシャなんですが、昨日から食あたりで、寝込んでます。ヒマなんでハンガリーについて思ったことを書きます。ハンガリー。知ってるけどよく知らない国である。マジャール族の血が入って、欧州では珍しいアジア系の国家のひとつだ。その建国は……
 
 
 
 
 
恋愛と外交というのは、非常によく似てると思う。最近の中国の対日政策を見ていて改めて思った。尖閣諸島の問題で、国内デモを扇動する一方で、首脳会談の準備を進めたり、その首脳会談を拒否して、そのあと結局「懇談」という形で実現させたり……
 
 
 
 
アメリカ中間選挙 2010年10月30日12:25
 
ここ数日の朝日の国際面で、アメリカの中間選挙についての連載記事がある。その内容がまったくアメリカチックなのでご紹介したい。28日朝刊。アメリカ名物の中傷CMである。最近はさらに個人攻撃が過激化しているそうだ。その背景には……
 
 
 
 
 
中近東というとイスラム教徒というイメージが強いけれど、実はけっこうキリスト教徒がいる。先日(10月22日)の朝日の報道によれば、イラクには80〜140万人のキリスト教徒がいたそうだ。サダム・フセインの報道官で有名になったアジズ外相……
 
 
 
 
 
だいたい10億人の国で1000人のデモなんて、たいしたことないのではないでしょうか?一億人だったら100人ですよ。しかも、中国政府が公認と言うよりも、扇動したようにも見受けられます。大多数の中国人は、日本と同じく無関心なのではないでしょうか?……
 
 
 
 
アメリカの陪審員 2010年10月19日00:35
 
今日の朝日新聞のコラム「GLOBE」にアメリカでの冤罪事件についての記事があった。カリフォルニアで、火事で一家が焼け死んだ。生き残ったのは父親だけ。陪審員の判決は父親が放火したと断定し、死刑を宣告した。12年後に死刑が……
 
 
 
 
ノーベル平和賞 2010年10月14日12:08
 
先日、中国の人権活動家がノーベル平和賞を受賞したことについて、世界中から賞賛の声があがった。その論調というのは、受賞した劉さんよりも「選考委員の英断」にたいしての賞賛という意味あいが強かったように思えた。そこで先日の朝日に……
 
 
 
 
記者室とお国柄 2010年10月06日22:44
 
今日の朝日の国際面に、上記タイトルの記事があった。エジプト、シナイ半島での中東和平会談に取材に行った記者のメモだ。「最初に行ったのは、エジプトの記者室。係員は「並べ」「座れ」と命令口調。いつどこでなにがあるのか、何の説明もない」……
 
 
 
 
「南極料理人」 2010年10月04日23:08
 
新潮社からの単行本の映画化。同タイトルの本を、サカグチから借りて読んだらメチャクチャ面白かったんだが、映画化されていることを知り、さっそくDVD借りてみたら、映画もメチャクチャ面白かった。南極の昭和基地は有名だが、その先1000キロの……
 
 
 
 
タイ 開発と民主主義 2010年10月01日01:59
 
「タイ 開発と民主主義」(末廣明 岩波新書)タイは「日本の台所」といわれているそうだ。その現状を、経済学者の著者が平易に解説してくれる好著。タイという国に、日本がどれだけ依存しているかがよくわかる。故鶴見良行氏などの手による……
 
 
 
 
「カチンの森」 2010年09月29日23:42
 
「カチンの森」というポーランド映画。「カチンの森事件」というのは、第二次大戦中に独ソに占領されたポーランドで捕虜になった将校ら一万五千人(確か)が銃殺されて埋められていたのが発見されたというもの。戦後ソビエトは「ナチスがやった」と……
 
 
 
 
西洋人のジョーク 2010年09月29日20:12
 
西洋人がよく話してくれるジョークにこんなのがある。「ラクダを連れて砂漠を旅する旅人がいた。何日も女を見かけなくて、欲求不満になった旅人は、ラクダと獣姦しようと考えた。そこでラクダに挿入しようとするが、ラクダが嫌がって逃げるので……
 
 
 
 
船長釈放は妥当な判断では? 2010年09月27日01:37
 
1700件も日記が書かれていますが、おおむね「中国つけあがんな」的な内容が圧倒的なようです。もちろん私もそう言いたいところですが、冷静に考えてみますと、船長釈放しないと話は進まなかった気もします。考えてみれば、日本は「国内法を適用する」……
 
 
 
 
 インド威信の橋 崩落 2010年09月24日11:01
 
ニューデリーで建設中の国際スポーツ大会会場の歩道橋が崩落したそうだ。このスポーツ大会はイギリス連邦71カ国(!)が参加する大会だそうで、開幕まで12日しかないという。朝日によれば、・1ヶ月前でも競技場や関連施設は完成のメドがたってない……
 
 
 
 
アングロサクソンと日本人 2010年09月21日00:16
 
「アングロサクソンと日本人」(渡辺昇一 新潮選書)前に一回読んだんだが、最近読み返してみた。この人は私の出身大学の生え抜きで日本のオピニョンリーダーにまで出世したという珍しい人だ。他に現学長の石澤良昭教授とかか?それはいいとして
 
 
 
 
HACHI 2010年09月15日18:36
 
リチャード・ギア主演の映画。もちろん日本の忠犬ハチ公をモチーフにした作品である。ストーリーは想像してたのとまったく同じである。おそらくみなさんが想像しているのともまったく同じ。その意味では安心してみられた……
 
 
 
 
りそな銀行の経営体質 2010年09月14日01:38
 
私のメインバンクはりそな銀行である。通常、JR東青梅駅前のキャッシュディスペンサーを多用しているんだが、先日金を引き出しに行ってみると閉まっていて、以下のような要旨の張り紙が。「ここのキャッシュディスペンサーは廃止いたします。お客様は東青梅
 
 
 
 
経済気象台 2010年09月12日22:30
 
朝日の経済面に「経済気象台」というコラムがあり、これは社外の著者によるコラムで、けっこうズケズケ書いてあって面白い。9月9日は、IMFについての批判的な文章だった。前も書いたけど、IMFと世界銀行というのは、西洋諸国による西洋諸国のための……
 
 
 
 
週刊アジア 2010年09月11日22:12
 
先日の朝日の国際面のコラム「亜州発言録」に中国の外務次官のこんなコメントが紹介されていた。ドイツ人記者の民主化の遅れについての質問にたいして、キビシイ口調で、「あなたたちは他の国々に自分たちの政治制度と価値観を分かち合うことは望むが……
 
 
 
 
預言者風刺画家にメディア賞 2010年09月09日17:00
 
こういうニュースを見ると、西洋諸国は本当に平和を望んでいるんだろうか? とギモンに思えてきませんか?アメリカやスペインやイギリスでテロが起こるのも、ある意味で自業自得なのではないでしょうか???……
 
 
 
 
「石垣島 海人のしごと」 2010年09月09日16:05
 
「石垣島 海人のしごと」(西野嘉憲 岩波書店)友人カメラマンの新著。5年前に石垣島に移り住み、10年前から石垣島の漁師を取材してきた。今回はその集大成だ。その写真を一目見れば、膨大な時間と労力がかけられているのがよくわかる。2m近い……
 
 
 
 
洗濯機が動かない 2010年09月07日10:43
 
ちょっと聞いてくださいよ。先日から洗濯機の調子が悪かったんです。もらい物で2000年製だからけっこう古いし、モノを落として計器板が少し割れてますが、ちゃんと動いてました。それをフロ場に持っていった途端に動かなくなってしまったのです……
 
 
 
ハッピースレイブ 2010年09月05日23:53
 
9/3の朝日に、英語学者の津田幸男氏の記事があった。現在の日本の英語中心主義を批判する同氏は、このように言っている。「happy slaveという英語があります。直訳すると『幸せな奴隷』です。支配されている側が支配されていると感じない……
 
 
 
 
 
これは私が前から思っていたことである。銭湯や温泉で時折見かける痩せている男性は、ほとんど例外なくちんちんがデカイ。逆に太った男性は、比較的ちんちんが小さい、あるいは短い場合が非常に多いのである。なんで?前から気になっていたんだが……
 
 
 
 
去りゆく米軍 市民の思い 2010年09月01日11:51
 
イラクからの米軍撤退についての本日の朝日の記事。イラク市民ふたりにインタビューして、市民の複雑な心境をレポートしている。ひとりめはバグダッド市内の男性で「アメリカ出て行け」な人である。息子さんを三人も米兵に射殺された……
 
 
 
 
イラク 断食守れず 2010年08月29日12:05
 
本日の朝日に、同名の記事があった。真夏のイラクでラマダンが始まり、日中に水を飲んでしまい、ラマダンを犯す市民が激増しているというニュース。日中の気温は50度。電力不足でエアコンや扇風機が使えないなどが理由に挙げられ……
 
 
 
 
アメリカ夏象冬紀 2010年08月25日22:45
 
「アメリカ夏象冬紀」(安岡章太郎 中公新書)前作の「アメリカ感情旅行」の続編。前作はただでさえ卑屈な著者がアメリカに行ってさらに卑屈になってアメリカでの事象を語る姿勢がなんとも滑稽で面白かった。そもそもこの人の小説の、斜に構えた姿勢……
 
 
 
 
「外国語上達法」 2010年08月24日23:48
 
「外国語上達法」(千野栄一 岩波新書)言語学者の著者による、外国語をマスターするための手引き。私たちは外国語を話すためには、その言語を完璧にマスターする必要があると、なんとなく思っているわけだが、著者によれば必須の3000語さえ……
 
 
 
 
2012 2010年08月20日22:06
 
アバターと一緒に借りてきたこの映画。いわゆる「天災映画」のひとつかと思って見てみたら。。。。メチャクチャ面白かった。以下ネタバレなので、見てない人は読まないでください。この映画、なんといってもCGがすごい……
 
 
 
 
エコはファッション 2010年08月18日04:04
 
先日、行きつけの飲み屋で、若い兄ちゃんがエコについて熱く語っているのを聞いていた。マイ箸を使っているという。将来は長野の田舎で環境に負荷のかからない有機栽培をして暮らしたいという。けっこうなことだ。しかしこういう人を見ていると、つくづく……
 
 
 
 
アバター 2010年08月18日01:22
 
なんだか久しぶりに日記書きます。ちょっとネタバレなんですが、すいません。さっき「アバター」観ました。映像美しいですね−。堪能しました。シガニー・ウィーバーがいい役回りで出てくるんですが、彼女+近未来=エイリアンという図式になってしまい……
 
 
 
 
 
モスク計画 揺れるNY 2010年07月24日00:33
 
という見出しの記事が23日の朝日に掲載されていた。グラウンドゼロからほど近いビル街に、100億円をかけた超豪華モスクが建設されるそうだ。それが911遺族の神経を逆なでしたらしい。「我々はイスラムと戦争をしている。穏健派イスラム教徒……
 
 
 
 
 
7月22日の朝日新聞に、映画「サウンド・オブ・ミュージック」に関する記事があった。 名作と言われるこの映画が、舞台となったオーストリアではまったく不人気であるという。 撮影に使われた屋敷はホテルとして開業するはずが、地元の猛反発で……
 
 
 
 
スッチーが窃盗 2010年07月22日19:25
 
7月21日の朝日新聞に、エールフランスのスッチー(47)が日本人乗客が眠ってるスキに現金など4000ユーロ相当を盗んだとして逮捕されたとの記事が載っていた。仏紙フィガロによると、「東京を中心にアジア各地とパリを結ぶ同航空の……
 
 
 
 
 
7月10日付けの朝日新聞に、しつこく企業トップと平の給与格差の記事があった。日本の平均格差は46倍。ひどいので100倍。かつて日本では10倍くらいが普通だったそうだ。平社員の年収が400万円で社長が4000万円。ウチの会社は……
 
 
 
 
追悼 梅棹忠夫 2010年07月11日00:19
 
ついに亡くなってしまった90歳の梅棹教授。「文明の生態史観」で時の人となり、国立民族学博物館を設立した大学者だ。もともと動物生態学者だった同氏が、歴史学にそれを応用して書き上げたのが「文明の生態史観」だった。日本と西欧という……
 
 
 
 
 
日本の企業経営者もたくさんもらってますねー。前に聞いた話ではトヨタの社長以下役員は、だいたい一億三千万円くらいだったそうなんで、そうとう高額化が進んでるらしい。もちろんその理由は、外国人の社長が就任しはじめたからだろう……
 
 
 
 
ブルカ禁止 2010年06月30日21:17
 
「ブルカ」というのは、イスラムの女性が来ているダボダボの衣装のことだ。このブルカ着用を、欧州諸国が禁止する動きが続いているそうだ。朝日新聞によれば、ベルギー、フランス、オランダ、ドイツ、イギリス、要するにイスラム諸国からの出稼ぎを多く……
 
 
 
 
エレファントマン 2010年06月21日00:04
 
二十年ぶりくらいに再び見てみた。公開当時は、なんだかゲテモノオカルト映画的に扱われていたような気がするが、デビット・リンチのゲージツ作品である。ストーリーはともかく。面白かったのが舞台の19世紀後半を完璧に再現しているところだ……
 
 
 
 
エスター 2010年06月20日00:23
 
ツタヤの準新作で、人気ナンバーワンサスペンス映画。借りてきてみたらけっこう面白かったのでご紹介したい。原題はオルファン。「孤児」という意味。文字通り孤児を引き取ったら、そいつがとんでもないヤツだったという映画である。ちょっと「オーメン」を……
 
 
 
 
 
最近、中央線のテレビでよく見かけるCMに「ダーリンは外国人」のご夫婦が出てくる。電車の中で男性が老人に席を譲る姿を見て、旦那のトニーさんが涙を流しながら叫ぶ。「日本人男性も紳士的だなあ!!!」確かそんなCMである……
 
 
 
 
 
時事通信の以下の記事。すごいね。そんなのアメリカのロビイストなんか、みんな違法行為になっちゃうじゃないの。「オマエはやってないのか?」と言いたいよね。軍事援助と経済援助で元植民地の国々を言うがままに操っているくせに……
 
 
 
 
チベットの太陽光発電 2010年06月07日12:37
 
奥多摩にはテレビがないので、日中はもっぱらラジオをつけている。ラジオをこれだけ長期間にわたって継続的に聴いたのは、おそらく小学校以来じゃなかろうか。それはともかく、先日から流れているCMで聞き捨てならないのがあるので紹介したい……
 
 
 
 
「パナマ運河」 2010年05月31日23:00
 
「パナマ運河」(山口廣次 中公新書)元パナマ大使による、パナマ運河の概説書。外交官の著者が自分の興味で調べ上げたパナマ運河の通史で、その詳細さは専門家にも劣らない。片手間……というと失礼だけれど、本業以外でこれだけの仕事を成し遂げる……
 
 
 
 
「石油に浮かぶ国」 2010年05月26日01:15
 
「石油に浮かぶ国」(牟田口義郎 中公新書)65年の初版以来91年までに20刷りを数えるロングセラー。著者は朝日新聞記者として中近東を担当した。前に紹介した「アラビアのロレンスを求めて」の著者でもある。この本では、おもにクウエートに……
 
 
 
 
 
先日、代々木公園で行われた「アースデイ」というイベントについて、否定的なことを書いたんですが、あとでもう少し考えてみたので、そのことを書こうと思います。私はこう言う環境イベントがどうも好きでなくて、なぜかとつらつら考えてみると……
 
 
 
 
「韓国併合」 2010年05月24日22:32
 
「韓国併合」(海野福寿 岩波新書)地味に今年は韓国併合からちょうど100年。誰もなにも話題にしないのは、あえて避けているからか??ともあれ韓国併合に至るまでの過程を資料を丹念に調べて、できるだけ公平に(おそらく)語った内容……
 
 
 
 
「女ひとり世界に翔ぶ」 2010年05月24日01:21
 
「女ひとり世界に翔ぶ 内側からみた世界銀行28年」(小野節子 講談社)著者は安田財閥にもつながりのあるお金持ちの出身で、姉はなんとオノヨーコ。海外生活が長く、世界銀行で長年勤め、酸いも甘いも見てきた著者の、国際機関の内幕を暴露する……
 
 
 
 
アメリカ後の世界 その2 2010年05月18日00:03
先日読了した「アメリカ後の世界」(ファリード・ザカリア 楡井浩一訳 徳間書店)。いろいろと面白いことが書いてあるというのは前にも書いたとおり。今回も興味深い部分を取り上げよう。「二〇〇七年のピュー・リサーチセンターの調査によれば……
 
 
 
 
スターリン 2010年05月17日00:07
 
スターリンというバンドが私がなんかが中学生頃の頃に流行った。日本のパンクの走りくらいのバンドで、遠藤ミチロウの絶叫歌詞とスピーディーであっという間に終わる曲(笑)がかっこよくて、みんなして聞いていたものだ。当時は聖子ちゃんをはじめ……
 
 
 
 
「南ア共和国の内幕」 2010年05月16日21:04
 
「南ア共和国の内幕 アパルトヘイトの終焉まで 増補改訂版」(伊藤正孝 中公新書)71年の初版発売以来、26刷りを重ねたというロングセラー。当時は朝日新聞記者の若手記者だったであろう著者も、編集委員を経て退職されているに違いない……
 
 
 
 
雑誌の表紙に名前が載った 2010年05月16日10:53
 
今まで数え切れないほどの雑誌で仕事してきましたが。表紙に名前が載ったのは生まれて初めて。リトルモアさんの季刊誌「真夜中」でコラムを書かせていただきました。担当は、居候本でもお世話になったTさん。さっそくイトコでマイミクの……
 
 
 
 
 
ここ一週間ほど、ワキの下に黒い血が溜まったような膿袋ができて、化膿したような痛みが続いていた。最初は、デキモノというか腫れ物のようなもんだろうと思って放っておいたんだけど、熱を持っていて、フロに入るたびにズキズキ痛む。ラチが……
 
 
 
 
 
本日は阿佐ヶ谷のネットカフェで一泊して、これから出版社で打ち合わせ→帰宅の予定。毎度毎度お世話になってるネットカフェだが、利用に当たっての最大の約束事は、「静かにすること」だろう。目覚ましは仕方がないとしても、携帯通話は……
 
 
 
 
 
「そこに日本人がいた! 海を渡ったご先祖様たち」(新潮社 熊田忠雄)先日、ニッポン放送の番組の取材を受けたときに、取材に来たライターさんに勧められて読んでみた。著者はもとニッポン放送の重役で、記者時代から同著のもとになる取材旅行を続けていた
 
 
 
 
 
週刊文春の取材で北海道美瑛町に行きました。セルフビルドでドームハウスを建てた人の家の取材です。家業は薪屋。ということででっかい斧があり、我々も薪割り体験しました。そこで悲劇が起こるとは……。斧をそれぞれ振るっておりましたところ……
 
 
 
 
 
カメムシ 2010年05月05日18:04
 
mixiボイスで好評でしたので、詳細をご報告いたします。奥多摩の家はスカスカなんで、虫が入り放題なんですが、その中でも突出して多いのがカメムシ。基本的に無害ですが、ご存じのようにいじめると異常に臭い屁をします。この液体、東南アジアでは……
 
 
 
 
ダッバーのナゾ 2010年05月05日17:34
 
以下は北海道新聞の連載で掲載した記事を転載したものだ。↓「ダッバー」のナゾ「ダッバー」というのは、インド一帯で広く親しまれている弁当箱である。ステンレスあるいはプラスチック製の三段重ねで、それぞれカレー、ごはん、おかずが入るという……
 
 
 
 
 
 
「帝国アメリカ」に近すぎた国々ラテンアメリカと日本(石井陽一 扶桑社新書)神奈川大学教授でもとJICAに勤務していた著者のラテンアメリカの解説書。主にアメリカとラテンアメリカの国々との近現代の関係史にスポットを当てて解説する……
 
 
 
 
アフリカ・レポート 2010年04月20日01:23
 
「アフリカ・レポート」(岩波新書)。元朝日新聞記者、松本仁一氏の最新作? といっても2008年。タイトル通り、アフリカの現状をリポートしたもの。「はじめに」から興味深い。アフリカ各国の政府は腐敗具合からだいたい四つに分類されるという……
 
 
 
 
アースデイ東京 2010年04月20日00:13 
 
 
この間の日曜日、代々木公園で「アースデイ東京」というイベントがあったんだが、そこのアウトドアトークイベントに呼ばれて、居候本の中から「世界のと畜」についてのスライドショーを行った。最初の話では、「会場は200人くらい入るから」……
 
 
 
 
いのちの食べかた 2010年04月18日00:32
 
森達也監督の本も読んだけれど、今回は映画の方である。ドイツ映画で、原題は「our daily bread」。「毎日のごはん」。我々が毎日当然のように食っている食料はいったいどのように調達されているのかを、淡々と映像で追っていく。ナレーションも……
 
 
 
 
ドバイのホテル 2010年04月17日01:05
 
先日、ラジオを聞いていたら、旅行ライターのなんとかさんという人が電話インタビューに答えていた。GWのオススメ渡航先とか、そういう特集だったんだと思う。彼女によれば、今イチオシはドバイなんだそうだ。エミレーツがキャンペーンをやって……
 
 
 
 
みなさんのご支援のおかげをもちまして、「世界のどこかで居候」、版元のリトルモアさんから重版決定との連絡をいただきました。今回はリトルモアさんの営業担当さんがとても熱心に書店さんに売り込んでくれ、また広告担当さんが……
 
 
 
 
「アメリカ後の世界」 2010年04月11日23:16
 
インド系ジャーナリスト、ファリード・ザカリア氏の手による、昨年アメリカで話題になった本。この人によれば、現在の状況は「アメリカの凋落」ではなくて「アメリカ以外の台頭」であるという。そして今後は、シカゴ大学の経済学者フリードマンが……
 
 
 
 
サワーの原価 2010年04月09日01:35
 
先日、新宿3丁目のカラオケ屋に行った。朝4時まで、5時間でひとり1500円。安いなあ。最近は。まさかボッタクリじゃないだろうな。などと疑いながら店に入った。こちらは10人なので、店の売り上げは15000円。こんなので利益が上がる……
 
 
 
 
「愛と悲しみの果て」 2010年04月07日19:33
 
85年公開の作品である。83年に「愛と青春の旅立ち」が公開されてるので、これに当てたタイトルなんだろうが、原題は「out of africa」である。ぜんぜん違うじゃないか。担当者の苦悩が偲ばれる。上司「タイトルどうすんだよ」……
 
 
 
 
 
先日、都内の漫喫に泊まったときに見た映画。公開時に見たかったんだけど、知らないうちに終わっていた。映画ってそういうもんだよね。アカデミー受賞映画だけに楽しい映画だった。スピード感があって飽きない。主人公の成り上がりぶりが痛快である……
 
 
 
 
「ブレードランナー」 2010年04月03日23:28
若い頃に見て衝撃を受けた映画のひとつが「ブレードランナー」だった。原作のディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』も読んだし、この作家の他の作品もいくつか読んだ。とはいっても原作とはまったく違う内容だが。。。 見ている人は多い……
 
 
 
 
 
人気コラムニスト町山智浩氏のエッセイ集。町山氏の本は、そのうち読んでみようと思っていて、安いのとタイトルにシビレたので買ってみたら、なんとイビルさんが担当編集者だったのでビックリ。内容はタイトル通り、アメリカ人の驚くべき無知や……
 
 
 
 
インチキ健康食品 2010年04月03日01:28 
 
プロテインって、要するにタンパク質のことだ。二年ほど前に偽装食品の本を取材で、「植物性大豆タンパク」というのを調べたことがある。「社団法人日本植物蛋白食品協会」というところに問い合わせたら、たくさん試供品を送ってくれた。写真がそれ……
 
 
 
 
「ハビビな人々」連載終了 2010年03月26日23:59 
 
 
 
2007年10月にスタートして以来、二年五ヶ月に渡って連載させていただいた北海道新聞生活面の「ハビビな人々 ロバ中山のビンボー愉快紀行」が、本日連載100回をもって終了した。思えば高円寺の写真バー白黒で偶然知り合った道新記者のKさんが……
 
 
 
 
NHKラジオに出演しまして 2010年03月22日22:07
 
先日NHKラジオの収録で、渋谷に行ってきまして。「ラジオあさいちばん」という番組のコーナーで、「著者に聞きたい本のツボ」というのがあります。この番組、ホントに朝早くて、午前六時過ぎに放送されるそうです。……いったい誰が聞くんだ……
 
 
 
 
「ハビビな人々」雑記 2010年03月20日16:33
 
 
 
■ハビビの商標登録この間、フト思いついて霞ヶ関に行ってきました。なにしに行ったのかというと、特許庁に行ったんですよね。だからなにしに?実は「ハビビな人々」の「ハビビ」を商標登録しようと思ったんです。そんで特許庁の窓口に……
 
 
 
 
リブロ吉祥寺 2010年03月20日16:07
 
 
 
八重洲ブックセンターさん、池袋ジュンク堂さんに続いて、リブロ吉祥寺さんでも「世界のどこかで居候」を展開していただいてます。ちなみにジュンク堂さん、ここ2週間くらいで、なんと70冊も販売してくださったそうです。すげー……
 
 
 
 
「ニッポンの評判」 2010年03月15日00:51
 
「ニッポンの評判 世界17カ国最新レポート」(今井佐似「編)世界各地での日本人観を、現地在住日本人がレポートする。全体に元気がない日本に活気を与えたいという内容で、読んでいて安心させてくれるが、ちょっといい話に偏りすぎでは?……
 
 
 
 
「続・照葉樹林文化」 2010年03月14日14:30
 
「続・照葉樹林文化」(上山春平 佐々木高明 中尾佐助 中公新書)前作「照葉樹林文化」から7年後に発表された続編で、前作の続きというか補足的な内容。「照葉樹林文化」は、ネパールから東、ブータン、インドのアッサム地方、ミャンマー……
 
 
 
 
池袋ジュンク堂 2010年03月12日15:41
 
 
 
最近、自分の本がらみの告知ばっかりで恐縮なのですが。。。いま、池袋ジュンク堂さんで、「世界のどこかで居候」写真展開催してます。二階フロアのかなりの広さを利用してまして、メチャクチャ目立ちます。おかげさまで売り上げは順調とのこと……
 
 
 
 
 
というわけで、居候本とハビビ本の営業に行ってきた。要するに新聞の地方版(うちでは多摩版)のページで拙書を取り上げてください、という営業である。住所は前もって調べて、いざ出発。まず訪ねたのはY新聞。自社ビルらしい大きなビルの……
 
 
 
 
 
 
ご報告が遅れてしまいましたが、日刊ゲンダイ3月4日号の著者インタビューです。ライターの方は、Oさんという女性。拙著もしっかり読んでくださり、好感触のインタビューでした。それにしても思わず口走ってしまったんですが、「やっぱり……
 
 
 
 
北海道新聞の紹介記事 2010年03月02日23:39 
 
先週の月曜日に、北海道新聞で「ハビビな人々」の紹介記事が掲載されました。結構大きい扱いです。K山元部長と担当のA沼さんに感謝です!そんで文春の担当さんによりますと、この日にアマゾンの在庫が一斉にはけまして。調べてみたら……
 
 
 
 
金融屋 2010年03月02日01:59
 
「金融屋」(笠虎崇 彩図社)マイミクのかさこさんの著作の文庫化。大手サラ金に勤務経験のある著者による、メチャクチャリアルなサラ金ノンフィクション。面白くて一気に読んでしまったオススメ本である。これを読むとサラ金に対する認識が一変……
 
 
 
 
 
それでもアメリカ人はトヨタを信頼しているという、頼もしい記事があったので紹介します。26日付の読売朝刊「カリフォルニア発」で、リコール修理に来ていた女性のコメントが載っていました。「20年以上乗っているけど、やっぱりトヨタ車が一番……
 
 
 
 
麦の穂を揺らす風 2010年03月01日00:55
 
ついさっき見た映画である。知人にストロングにリコメンドされて見てみた。感動の評判が高い作品である。舞台は1920年代のアイルランド。当時はイギリスの植民地で、英国の兵隊が幅をきかせ、威張りくさっている。主人公は将来を嘱望される……
 
 
 
 
渋谷 2010年02月22日16:50
 
渋谷という町が昔から苦手である。用事がないのであまり馴染みがなく、従って土地勘がないのもさることながら、駅前のスクランブル交差点の、あの異常な人の多さが苦手である。加えていくつもの大型スクリーンから絶え間なく流される映像と……
 
 
 
 
REC 2010年02月21日01:18
 
ゾンビ映画ファンの私ですが、すっかり見落としていたのがこの映画です。「REC」。それとハリウッドリメイク版の「REC/ザ・クアランティン」。クアランティンというのは国際空港にある検疫のこと。防疫ともいうんでしょうか。タランティーノ監督……
 
 
 
 
コーヒーが廻り世界史が廻る 2010年02月17日23:47
 
「コーヒーが廻り世界史が廻る」(臼井隆一郎 中公新書)タイトル通り、コーヒーの伝播から世界史を活写した内容で、特に西洋史が生き生きと見えてくる本。コーヒーは元々東アフリカ原産で、現在のイエメンで飲み物となって広まった。そこからトルコ……
 
 
 
 
プネーで爆弾テロ 2010年02月15日14:36
 
インドのプネーで爆弾テロ。……といっても知らない人がほとんどだろう。プネーというのは、ムンバイ近くの学園都市(?)である。インドに語学留学する外国人学生は、プネーの大学に留学することが多いそうだ。当然日本人学生も多い……
 
 
 
 
世界を知る力 2010年02月14日00:15
 
「世界を知る力」(寺島実郎 PHP新書)最近のベストセラーである同著。NHKスペシャルでのインタビューを見ていて面白かったから買ってみたら面白かった。いくつかトピックスをあげよう。■「白ロシア」この言葉、確かにナゾだった……
 
 
 
 
アジア的停滞 2010年02月13日23:35
 
先日読み終えたのが「教養としての世界史」(西村貞二 講談社現代新書)教科書的ではない世界史が書かれているのかと思ったら、そうでもなかった。要するに内容は世界史の総括である。とは言っても著者の史観が明確で面白い。戦中派だけに……
 
 
 
 
先住民問題 2010年02月13日20:41
 
NHKでしばらく見てました。バンクーバーの開会式。日本の注目選手とか、国母クン問題とかはさておき、カナダ政府の先住民に対する気の使い方が際だった開会式だったように思いました。たとえば札幌オリンピックでは、アイヌの歴史は紹介された……
 
 
 
 
 
さっき見てたNHKの「クローズアップ現代」はスピ−ドスケートの特集だった。内容は日本選手が切磋琢磨して技術力を高めていて、これを追撃してフォームを改良し、メキメキ頭角を現す外国人選手というものであった。韓国人選手の方は……
 
 
 
 
著者インタビューなど 2010年02月03日14:23 
 
先日、文藝春秋本社で拙著「ハビビな人々」の宣材ビデオを撮影。とはいってもデジカメで2分程度の映像ですが。。。YouTubeにアップされてますので、よかったら見に行ってください。↓http://www.youtube.com/watch?v=VhRWIxwT83M 裏話。実はこの日……
 
 
 
 
「キリスト教と笑い」 2010年01月31日15:37
 
「キリスト教と笑い」宮田光雄 岩波新書「イエスは笑わなかった」というのが定説だそうだ。これに対抗して西洋思想研究家の著者が、イエスや聖職者などのユーモアについて論証した一冊である。古代中世のヨーロッパというのは、とかく沈鬱で……
 
 
 
 
エヴァンゲリオン 2010年01月27日00:21
 
単行本二冊の校了も終わり、ここ数日は久しぶりにヒマで、ビデオ借りてみたり。そんでエヴァンゲリオンである。最初から見直してみたら、面白くて映画版まで見終わった。オープニングにはヘブライ文字なんかもあって、さすが死海文書が出てくるだけ……
 
 
 
 
 
ハイチについて、もう少し書きます。mixiニュースから。 【サンパウロ時事】ハイチに壊滅的被害を与えた大地震から26日で2週間。同政府は公式には生存者の捜索・救助作業を打ち切り、生き延びた被災者への支援と国家の復興に重点を移しつつ……
 
 
 
 
 
かなり前に、「WE ARE THE WORLD」というイベントのうさん臭さについて書いたけれど、今回も似たようなニオイを感じるのは、私だけではないだろう。もちろん、参加しているミュージシャンや募金する人々の善意は尊いものである。けれども……
 
 
 
 
賢明な判断 2010年01月12日01:24
 
オバマ氏がイエメンに派兵しないことを明言した。賢明である。もちろんアメリカの都合もあるんだろうが、彼らはイエメンで戦争になった場合の長期化をよく分析した結果だろう。私の知ってる範囲でも、イエメン人がアメリカの空爆で親兄弟を失った時の……
 
 
 
 
大帆船時代 2010年01月11日19:42
 
最近、単行本の仕事に追われて、ほとんど日記が書けなかったけれども、ようやく落ち着いてきた。遅ればせながら今年もよろしくお願いします。最近読んだ本が、「大帆船時代」(杉浦昭典 中公新書)主に18世紀、19世紀の……
 
 
 
 
大航海時代とモルッカ諸島 2009年12月18日02:15
 
「大航海時代とモルッカ諸島」(生田滋 中公新書)香料貿易に介入し始めるポルトガルとスペインと、香料諸島の王様や住民とのやりとりを、豊富な資料から細かく解説する内容だが、期待していたほどは面白くなかった。それでも興味深かったのは……
 
 
 
 
 
前に「ロハスというのは、企業がものを売るために新しく考え出した戦略だ」と書きました。「環境にいい」という新しい付加価値は、「安い」とか「性能がいい」とかいう付加価値とまったく同じなわけです。最近、納豆のパックに「環境に優しい」と……
 
 
 
 
略奪の海 カリブ 2009年12月15日03:14
 
増田義郎教授による岩波新書の同書。いろいろと面白いことが書いてあったのでご報告したい。なによりもこの本、著者のイギリス批判が好ましいのである。ドレイクについてフランシス・ドレイクという人は、マゼランに次いで2番目に世界周航をした……
 
 
 
 
途上国の教育問題 2009年12月09日15:37
 
先日、アフリカの黒人について書いたら、いくつか反響をいただいたので、補足的に加筆しようと思います。黒人が信用できないのは、教育を受けてないからではないか。という意見をいただきました。そこでたとえば、現地に学校たてるという、日本の……
 
 
 
 
 
この間、国際面で報道されていた、フィリピンのミンダナオ島での大量殺害事件の続報である。この事件は、フィリピン地方選挙に絡んで、ミンダナオ島のマギンダナオ州知事が、出馬予定だった対立候補の一族57人を殺害したという、恐るべき事件である……
 
 
 
 
黒人に対する偏見 2009年12月07日19:40
 
今日の読売の「顔」にイギリス人医師が特集されていた。ブライアン・グリーンウッドという人で、ナイジェリア、ガンビアなどで三十年も医療活動に従事し、アフリカの黒人医師養成の奨学基金を設立したという。「白人の医師と黒人の助手……
 
 
 
 
ノアの方舟伝説 2009年11月30日02:03
 
砂漠地帯の中近東では、何百年に一度、こういう未曾有の大洪水が起こるものらしい。そしてその記憶はギルガメシュ神話にあるような洪水伝説となって記録される。旧約聖書の「ノアの方舟」の逸話は、バビロン捕囚でメソポタミアに……
 
 
 
 
 
この日記で何度か取り上げていたドバイのバブルだが、ついにはじけた。兆候は一年くらい前からあったようだ。昨年のNHKスペシャルの「沸騰都市」シリーズでも、飽和したバブル経済に縮小傾向が見えることが伝えられていた……
 
 
 
 
イエメンという「国」 2009年11月23日14:20
 
イエメンの邦人誘拐事件について、読売新聞が、かなり実態に近い報道をしているので紹介したい。イエメンという国は、正確にいうと「国家」ではない。というとおかしく聞こえるけれど、国際的に認められているイエメンの中央政府は……
 
 
 
 
カルザイの汚職体質 2009年11月21日02:23
 
結局、限りなく黒に近い選挙結果のまま、カルザイの2期目が始まった。本日の読売には、「治安・汚職 不安な船出」と題して、国際面で大きく扱っている。カルザイは、インタビューで、「米欧の関与はアフガンのためではなく……
 
 
 
 
中東情勢を見る眼 2009年11月19日23:33
 
「中東情勢を見る眼」(瀬木耿太郎 岩波新書)タイトル通り、中東情勢を見る眼が養われる一冊だが、中東関係の予備知識がないと、少々取っつきにくいかもしれない。初版の時期がイランイラク戦争と重なっているため……
 
 
 
 
城島選手の本音 2009年11月13日22:41
 
シアトルマリナーズの城島選手が、退団して日本プロ野球に復帰というニュースがあった。ここ二年ほどあんまり出場していないと思ったらケガをしていたらしい。大方のニュースも、太もものケガが原因で出場回数が激減という見方……
 
 
 
 
 
小沢氏の「キリスト教は排他的」発言が波紋を呼んでいるそうだが、そんなのは常識である。「ほとんどすべての西洋諸国がキリスト教国で、ほとんどすべての西洋人がキリスト教徒なのはなぜか?」ということを、ちょっと考えてみれば、彼らが異端を……
 
 
 
 
 
テキサス陸軍基地でのイスラム教徒軍医による銃乱射事件。この事件で、07年4月に発生したバージニア工科大学銃乱射事件を思い出した人も多いと思う。読売新聞では、アフガン戦闘の長期化による米兵士の精神的疲弊とからめて報道……
 
 
 
 
 
かつて同じように、イギリス人女性を殺害した事件があったのは記憶に新しい。この事件について、興味深い文章がある。以前紹介した「イギリス人はおかしい」(高尾慶子 文春文庫)に、イギリスで行方不明になった日本人女学生についての……
 
 
 
 
崩壊する出版業界 2009年11月07日12:30
 
先日、懇意にしていただいている光文社の編集長の会合に出席。紙媒体が衰退に向かう中、どうやってネット上で利益を上げるかについて考えた。出席者のひとり、書店営業のベテランK氏によれば、「書店の担当者もまったくやる気がない……
 
 
 
 
イギリス人はおかしい 2009年11月01日23:04
 
最近読んでいるのが、上記の本だ(高尾慶子 文春文庫刊)。映画監督のリドリー・スコット氏のハウスキーパーとして働いた同氏が、労働者階級から見たイギリスの姿を描く快作である。これまでの外国の滞在記というのは、たいがいエライ大学の……
 
 
 
 
貧困の光景 2009年11月01日00:23
 
「ギニア 野党デモ武力鎮圧で 軍政トップに辞任圧力」(読売)ギニアといっても、知っている人は、ほとんどいないでしょう。「アフリカのどっか」くらいだと思います。私も行ったことはありませんが、近くを通ったことはあります……
 
 
 
 
「ネールの恋」映画化中止 2009年10月31日15:11
 
数日前の読売の記事である。インド初代首相のネールと、英国最後のインド総督マウントパッテンの妻との秘められた恋を描いた米国映画の製作が中止になったそうだ。その背景には「インド政府からの圧力があったのでは?」という憶測が飛んでいる……
 
 
 
 
老人と海 2009年10月28日14:44
 
本日の読売の記事、「米紙 目立つ鳩山政権批判」22日のウオールストリートジャーナルに、ブッシュ政権で国家安全保障会議の委員だったカロリン・レディという人の論文が載っているそうだ。この人は、「鳩山政権の姿勢は……
 
 
 
 
ブルギバ! 2009年10月28日00:09
 
27日の読売のベタ記事に、 「チュニジア大統領5選」 というのがあった。 ジン・アビディ・ベンアリ大統領(73)が得票率89.62%で、5選を果たしたという。 私はこの国には、なぜか2回も行ったことがあるんだけど、当時はブルギバという人が……
 
 
 
 
冷戦終結20年 2009年10月27日14:59
 
同タイトルの連載が、読売ではじまった。第2回目はベルリンの壁の特集。ドイツとロシアの、天然ガスのパイプライン建設で、ポーランドとバルト三国が強く反対しているそうだ。ポーランドとバルト三国。これらの国は大国に挟まれた苦悩の歴史を……
 
 
 
 
アフガン大統領選挙 2009年10月19日12:01
 
前から思うんだが、こういう国で、果たして選挙をやる意味があるのだろうか?というと「オマエはレイシストだ」といわれそうだが、違うのである。結局、決選投票にもちこまれたアフガンだが、その理由は不正投票にあった。カルザイ側は……
 
 
 
 
経済面より 2009年10月17日15:21
 
読売の経済面からニュースをふたつ。「トヨタ 米で自主改良検討 レクサス暴走再発防止」調査報告によれば、レクサスのフロアマットがアクセルペダルに引っかかって暴走するという事故などが発生して、これまでにトヨタ車で5人が死亡……
 
 
 
 
迎賓館が国宝に 2009年10月17日00:49
 
という、どうでもいいといえば、どうでもいいニュースがあった。しかし私はこの日記の主旨からして、ちょっと言ってみたい。西洋建築の物真似に、果たして国宝の価値があるのか。同じように日銀ビルとか、三越本館とか、ぶっ壊して建て……
 
 
 
 
サーチナ 2009年10月17日00:06
 
マイミクの小須田部長さんに教えてもらって見に行った「サーチナ」というサイト。国際比較の小ネタがたくさん拾えて面白かった。小須田部長さんありがとうございます……
 
 
 
 
言葉の暴力 2009年10月15日17:02
 
先日読了した「在日の耐えられない軽さ」(鄭大均 中公新書)。著者の在日としての人生と、作家であった父親の人生を振り返る、半自伝である。この中に著者の妹さんの発言が出てくる。妹さんは公務員で、在日の闘士として地位向上のために……
 
 
 
 
ソビエトの理念 2009年10月15日02:10
 
ソビエト。ずいぶん懐かしい響きである。崩壊して、もう二十年近く経つ。あの頃のソビエトは、「非効率」の権化のようだった。チェルノブイリのような大事故は、彼らの非効率が生み出した事故だったし。ソビエトは冷戦でアメリカと対立し続けた……
 
 
 
 
アフガン難民 2009年10月13日15:52
 
先日、テレビ朝日の「報道ステーション」で、パキスタン国内のアフガン難民キャンプの映像があった。記者によれば、「現地には電気も水道もなく……」↑それ普通ですから。「人々の給料は月4000円程度で……」↑それ普通ですから……
 
 
 
 
 
その後の報道によると、オバマさんのノーベル賞受賞を、他ならぬアメリカ人全員が歓迎しているわけではないことが、わかってきた。一昨日の読売では、保守派の間で、「実績がないのに不適当だ」「賞を返還しろ」とかいう声が上がっているそうだ……
 
 
 
 
 
なぜ今オバマさんにノーベル賞なのかというのは興味深い質問でしょう。なんででしょうね。平和外交に力を入れているとか、核廃絶を展開しているとか、史上初の黒人大統領とか、いろいろ受賞理由があるんでしょうが、意地の悪い理由もひとつ……
 
 
 
 
サウジとシリアが仲直り 2009年10月10日00:33
 
中近東の国際情勢を考えるとき、キーワードになるのがイランの存在である。イランを中心に整理すると、イスラム諸国の関係は非常にわかりやすい。反米大国のイランと親米大国のサウジを対照的に併記すると以下のようになる……
 
 
 
 
下らない「格付け」 2009年10月05日16:30
 
さっきニュースを見てたら、東京マラソンの「格付け」がひとつ上がったというニュースがあった。マラソン大会の「格付け」には三段階あって、招待選手のレベルなどで決まるんだそうだ。東京マラソンは「シルバー」から「ゴールド」に……
 
 
 
 
 
ゴールドマンサックスが羽振りがいいらしい。公的資金で再生したにもかかわらず、社員に法外なボーナスを払って問題になった。おそらく、「借金は返済したんだから文句ないだろ」というのが、この会社の言い分だろう……
 
 
 
 
 
本日の読売に興味深いコラムがあったのでご紹介したい。「鉄の蓄積 温室ガス測る尺度」と題したコラム「立体考差」である。編集委員の小出重幸氏はサハラ砂漠で赤い砂鉄を目撃する。周辺では、かつて鉄鉱石が採掘されたが……
 
 
 
 
 
東京の落選は残念ではあるけど、ここは素直に南米初招致をお祝いしてあげたい気分である。昨日、夜中までコペンハーゲンの選考会を見ていたが、シカゴが真っ先に落ちたのは意外だった。NHKの解説では、南北アメリカの票が別れたのが……
 
 
 
 
G20 2009年10月01日02:04
 
サミットはこれから「G20」になるそうだ。この二十ヶ国で、世界のGDPの九割、総人口で三分の二を占めるんだそうだ。内訳は、韓国、オーストラリア、サウジ、トルコ、欧州連合、メキシコ、中国、インド、ブラジル、南ア、インドネシア……
 
 
 
 
西洋の労働事情 2009年09月26日22:12
 
前の日記で、西洋の労働の非効率についてチラッと触れたので、今回はそのことを書きます。この間読んだ本にこんな記述がありました。「アメリカ人の間に月曜日と金曜日に出来た自動車は買うもんじゃない、という冗談が行われている……
 
 
 
 
世界標準規格 2009年09月24日13:48
 
前回の日記の続きです。クリントンは、対外的には非常に評価の高い大統領ですが、日本に対しては異常に厳しかったそうです。この人の時代には、日本企業が次々と槍玉に挙げられて、難癖をつけて訴訟を起こされ、軒並み敗訴しました……
 
 
 
 
鳩山首相の「25%削減」2 2009年09月23日22:31
 
第二次世界大戦は、経済摩擦が原因だったそうだ。世界恐慌で経済が縮小し、各国は保護貿易に走った。英米仏などは植民地、つまり市場をたくさん持っていたのでなんとかなった。しかし日本やドイツは困った。それまでばんばん輸出していた……
 
 
 
 
鳩山首相の「25%削減」 2009年09月23日20:32
 
国連での鳩山首相の演説は拍手喝采だったそうで、なによりです。でもニュースでは、その直前のオバマさんの演説が終わって退席する人が多かったそうです。そういう失礼なことって、意外と許されるんですね。とくに西洋諸国は大絶賛……
 
 
 
 
「ブランド価値ランキング」 2009年09月20日03:07
 
本日の読売に、「ブランド価値ランキング トヨタ世界8位に」という記事があった。世界の大企業の「ブランド価値」をランキングしたものだ。一位はコカコーラ。二位から五位は情報通信系企業が続き、6位がマクドナルドだった。この2社は……
 
 
 
 
「ニッポン社会」入門 2009年09月17日02:40
 
「「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート」生活人新書 NHK出版イギリスのデイリーテレグラフ記者、コリン・ジョイス氏の著書。14年も日本に暮らす記者から見た日本案内。原文は英語だが、おそらく日本で出版するために書いた……
 
 
 
 
女性差別解消「進まぬ日本」 2009年09月13日22:45
 
ちょっと前だけれど、読売に上記の記事が掲載されていた。国連の女性差別撤廃委員会という組織が、日本の現状は遅れているので改善せよという勧告を出したそうだ。その数は、雇用差別とか家庭内暴力とか、26項目に及んだという……
 
 
 
 
 
前回の日記の続きです。西洋人はユダヤ人虐殺について、実はなんの感慨も持っていないのではないかという、村上兵衛氏の発言は、以下のように続きます。少々長いですが引用します。「私のこのようないいかたにたいして……
 
 
 
 
ユダヤ人問題 2009年09月07日01:43
 
先日来、いくつか本を読んでいて、「へええ」と思ったことがあるのでご報告したい。それはユダヤ人差別に関する記事である。私たちは、ユダヤ人のホロコーストに関して、痛ましい事件だと思っている。そして世界中の人々、とりわけすべての西洋人は……
 
 
 
 
ようやく本が出そうです 2009年09月06日00:52
 
6月頃に、新刊本が出ると公表して以来、なしのつぶてでした拙新著ですが、ようやくゴーサインが出たみたいなので、改めてお知らせいたします。実は前回の話では、「光文社ペーパーバックス」のシリーズで刊行される予定で話が進んでおりました……
 
 
 
 
中国の「新植民地主義」 2009年08月31日02:01
 
新聞を読んでいると、たびたび中国系企業の労働者と現地人との衝突が報じられているのを見かける。中国はアフリカ諸国をはじめ、資源や農地確保のために進出しているわけだが、彼らは労働者も「輸出」しているそうで、中国企業を誘致しても……
 
 
 
 
 
金大中氏 2009年08月25日03:44
 
韓国の元大統領が死去したわけだが、この人についての言説にも、少々ギモンがある。先日来、女優の大原麗子さんの死去について批判的な日記を書いたら、予想外の多くの「批判的なコメント」をもらったので、それに関する意味も含めて……
 
 
 
 
イギリスの階級社会 2009年08月25日01:50
 
8月18日の読売のコラム「緩話急題」に、「固定化進む 英の階層社会」という記事が載っていた。イギリスはたいへんな階級社会だそうだ。富者と貧者は没交渉で、ふたつの「種族」に二分されている。「今日も職業・収入による階層が厳然とある……
 
 
 
 
売れてる高額エコ商品 2009年08月25日01:00
 
読売のコラム「気になる!」に、このようなタイトルの記事があった。レクサスのハイブリッド車や、六十万円以上するハイブリッド自転車など、高額のエコ商品が、年配層を中心にバカ売れしているそうだ。そのきっかけになったのは、2005年のアカデミー……
 
 
 
 
クロマグロ禁輸 2009年08月17日02:01
 
8月11日の読売のトップ記事は、「クロマグロ禁輸提案へ」モナコが、ワシントン条約の絶滅危惧種にクロマグロを指定するという提案をするそうだ。規制が可決されれば、日本で消費される四割程度のクロマグロが輸入禁止となり、価格高騰が懸念……
 
 
 
 
 
最近読んだ本の中でもっとも刺激的な内容だったので、ご紹介します。石田英一郎氏は日本の文化人類学の開祖といわれる人だそうです。そしてこの本では独特の日本文化論を展開しています。日本文化というのは「稲作農耕文化」と……
 
 
 
 
私たち西洋人 2009年08月10日03:25
 
以前、某雑誌の取材で、テレビによく出ているエジプト人女性にインタビューするという仕事があった。その人は、すらっと背が高くモデルのようで、テレビで見るよりもずっとキレイな人だったが、それはともかく、その人の話で「え?」と思う……
 
 
 
 
 
前の日記で、「環境問題は先進国が解決するべき問題で、途上国に規制を要求するのは不当ではないか」という内容の文章を書きまして、いろいろ反論をいただきました。「Co2排出を地球規模で抑制する為に、先進国から新興国へ如何にスムーズに……
 
 
 
 
 
アメリカのクリントン国務長官がインドを訪問して、地球温暖化への早急な対応を求めたそうです。インドはCO2の主要排出国なので対策を求めたわけです。自分の国の贅沢三昧の暮らしは棚に上げて、貧乏なインドに、さらに貧乏を強要する……
 
 
 
 
地球温暖化は先進国の責任2 2009年07月18日21:07
 
モンゴルの遊牧民の家族を訪ねたのは、七年前の2002年のことだった。それから五年後の2007年に再訪した。当時赤ん坊だった子供はすっかり大きくなり、おじいちゃんは亡くなっていたが、家族は元気で、5年ぶりの再開を喜んだ……
 
 
 
 
アラビアのロレンスを求めて 2009年07月18日13:27
 
「アラビアのロレンスを求めて」(牟田口義郎 中公新書)マイミクの成田無頼庵さんオススメの一冊である。映画「アラビアのロレンス」で有名なイギリスの英雄T・E・ロレンスが、実は西洋人が勝手につくった虚像に過ぎないことを指摘する一冊……
 
 
 
 
 
ウイグル族を弾圧した中国政府を、トルコ政府が激しく非難しているそうだ。トルコ民族は、もともと中央アジアの遊牧民で、ウイグル族とも親戚関係にあるので、同胞に対する虐待に怒っているわけである。トルコ人というのは……
 
 
 
 
メディア・トレーニング 2009年07月15日23:34
 
本日の読売新聞の「論点」に、PRコンサルタントという肩書きの男性による文章が載っていた。この人によると、日本の政治家はマスコミ対策としてのイメージアップを、もっとするべきだと主張する。アメリカでは、そういう「メディア・トレーニング」は……
 
 
 
 
 
ラクイラ・サミットに招かれた新興国の主張である。「温暖化を招いたのは西欧諸国である」まったくその通りだ。たとえばここに顕著なデータがある。平均的アメリカ人ひとりが消費するエネルギー量は、ドイツ人 2人分インド人 60人分……
 
 
 
 
緑の革命2 2009年07月07日14:18
 
この間「緑の革命」の功罪について書いたが、もう少し続けよう。アメリカはロックフェラー財団などの主導で、世界に「緑の革命」をもたらした。その結果、世界の穀物生産高は一気に増大した。ではアメリカは慈善事業で、このようなことを……
 
 
 
 
 
日本の出版業界は、アマゾンにアタマが上がらないらしい。単行本の初版部数が、ほとんどアマゾンの意向で決まるからだ。昨年のことだが、某大手出版社の編集者が言うには、最近はアマゾンの担当者に発売前の新刊本のゲラを読ませるんだそうだ……
 
 
 
 
緑の革命 2009年07月07日00:56
 
「開発経済学」(渡辺利夫 日本評論社)という本を読んでいるんだけど、この中に興味深い記述があったのでご紹介したい。「緑の革命」というのがあった。1960年代に、品種改良や化学肥料、農薬の導入、機械化によって……
 
 
 
 
武器輸出3原則 緩和提言 2009年07月06日00:54
 
読売の総合欄の、わりとベタ記事扱いだったこのニュース。でも、けっこうイヤな内容である。日本経団連が、武器輸出三原則の緩和をもとめる提言をしたそうだ。武器輸出三原則とは、共産圏、国連が武器輸出を禁止した国、紛争当事国への……
 
 
 
 
ノブレス・オブリージュ 2009年07月04日02:46
 
この間から何度か出てきた、この言葉について、今回は考えてみたいと思います。この言葉を広辞苑で引くと、「noblesse oblige =高い地位に伴う道徳的・精神的義務」とあります。ウイキには、いくつか事例が出ていますが……
 
 
 
 
イランの争乱と東欧革命 2009年06月30日04:01
 
今日の読売の国際面は、イランの争乱と二十年前の東欧革命との比較記事が大部分だった。記事の内容はおおよそ以下のようなものだ。「20年前、記者(熊田)が取材して回った東欧各国で、人々は経済困難や自由の弾圧にあえぎ、民意は
 
 
 
 
 
これも読売の記事である。日本の文民チームがアフガンの僻地の村に学校を建てるプロジェクトを開始したそうだ。「「青空教室」しかない村だが、「女子だけでも屋根の下で授業を受けさせい」と、8年前から州政府に陳情していた。これを知った日本チーム
 
 
 
 
 
今日の読売の経済欄の記事、「MBA ウォール街離れ」に興味深い記述があった。記事自体はMBAを取得する優秀な学生たちが、不況で金融会社を敬遠しているという内容である。アメリカでのMBAの威力はすさまじく、初年度の年収は1000万円……
 
 
 
 
さらに混迷するイラン 2009年06月21日23:57
 
相変わらず争乱が止まないイランである。死者も出てしまい、シャレにならない状況になってきた。マスコミ各社は、相変わらず保守強硬派の体制側を批判する報道を続けている。……そういえば、こんな争乱、前にもあったよな……
 
 
 
 
 腹黒いスイス 2009年06月19日03:07
 
今日の読売に、「北朝鮮とスイス 奇妙な絆」と題した記事があった。金正日の三男が留学していたり、この男の不正蓄財40億ドル(4000億円!)が、スイスの銀行にあったりと、なにげに仲のいい北朝鮮とスイスなのである……
 
 
 
 
それでもイランはいい国だ 2009年06月16日21:14  
 
前回の日記で、イランはずいぶんマシな国だと書いた。そこで今回は、他のアラブ諸国が、どれだけひどい政治をやっているかについて言及したい。たとえばシリアという国がある。この国は、アサドという人物が大統領である。そのオヤジも大統領だった……
 
 
 
 
イラン大統領選挙 続報 2009年06月16日17:51
 
保守派が大勝したイラン大統領選挙では、その後も改革派のデモが続き、テヘランは騒然としているようだ。本日の読売の報道では、大統領選の都市別開票結果が公表されたという。「アフマディネジャド氏は、首都テヘランでは得票率44%と……
 
 
 
 
「国際社会」ってなんだ? 2009年06月15日15:31
 
予想外の保守派の勝利に終わったイランの大統領選挙である。これについて読売新聞では、社説でも取り上げている。要約すれば、残念ながら保守強硬派が当選してしまった。世界の平和も遠のいた。イランは今後、核開発をさらに進めるだろうが……
 
 
 
 
オバマ人気の陰で 2009年06月09日23:38
 
オバマ人気の陰で、アメリカが好き勝手やっているのではないかというのは、前の日記で書いた。最近でも、グーグルによる書籍電子化の独占は、そのひとつかもしれない。一企業がウェブ上の著作権を一手に独占するのは、どう考えてもおかしいのに……
 
 
 
 
原稿が手を離れた 2009年06月09日02:29
 
夏までに、単行本を一冊仕上げる予定だった。タイトルは「アジアの貧困に学べ!」(仮題 光文社刊)で、一昨年までの私の旅日記やら新聞連載やらをまとめたものである。文章を書くのは、ここで改めて言うまでもなく、本当にツライ作業である……
 
 
 
 
天地人 2009年06月07日23:27
 
毎週楽しみにしている大河ドラマ。直江兼続という、マイナー武将が主人公のわりには、視聴率は好調らしい。このドラマは、越後の上杉景勝と直江兼続の信頼関係を軸に話が進んでいく。景勝、兼続主従の揺るぎない信頼関係。それは現代日本の……
 
 
 
 
地球が静止する日 2009年06月06日12:58
 
知人に勧められて見てみたこの映画。ネタバレしますんで、これからご覧になる方は読まないでください。さて、いままで「宇宙人モノ」といって思い出したのは……遊星からの物体X=悪玉未知との遭遇=善玉ET=善玉ゼイリブ=悪玉……
 
 
 
 
 
中公新書2000点 2009年06月01日18:07
中公新書の刊行点数が2000点に達したそうだ。1962年創刊。一番売れているのは、野口悠紀雄氏の「「超」整理法」。かつてのベストセラー「ゾウの時間 ネズミの股間」も歴代四位の成績である。ところでこの記事の中で興味深かったのは……
 
 
 
 
地デジ難民 2009年05月28日23:32
 
今日、テレビ朝日の報道ステーションを見ていたら、地デジの特集をやっていた。古い集合住宅などでは、アンテナの設置に何百万円もかかる場合があり、住民全員の合意が得られずに工事が進展しないマンションもあるそうだ……
 
 
 
 
アレキサンダーその2 2009年05月22日00:32
 
前に映画「アレキサンダー」についての批判的な記事を書いたが、その後、『カレー学入門』(辛島昇・辛島貴子 河出文庫)という本を読んでいたら、興味深い記事があったので、ご紹介したい。紀元1世紀頃に、インド南部にはチョーラ王国という……
 
 
 
 
ブラックウォーター 2009年05月19日03:12
 
アフガニスタンで、米国の民間警備会社「XE」の要員が、民間人を射殺して問題になっているそうだ。「XE」というのは、イラク戦争で話題になった「ブラックウオーター社」が社名変更したものだそうだ。ブラックウオーター社はイラクで民間人17人……
 
 
 
 
太平洋の島々 2009年05月18日01:51
 
太平洋の島というと、ニューカレドニアみたいな「天国に一番近い島」とか、楽園というようなイメージがある。私はグアムとハワイしか行ったことがないが、グアムは湿気が高くて蒸し暑かったけど、ハワイは本当に季候がよかった。私のことはいいとして……
 
 
 
 
ナガフト! 2009年05月17日02:07
 
今日の読売のコラムに面白い記事が載っていた。エジプトのカイロで、記者がタクシーに乗った。運ちゃんが携帯電話で話している。すると突然、「ナガフト!」(やったー!)どうしたのか聞いてみると、待望の男の子が生まれたという。記者はご祝儀……
 
 
 
 
マスク好きの日本人 2009年05月16日19:10
 
豚インフルエンザのせいで、花粉症の季節も終わったというのに、マスクをしてる人が激増した。電車に乗ってると、駅で乗ってきたサラリーマンが、おもむろにマスクを取り出す。その横に座っている女性も顔をすっぽりとマスクで覆っている……
 
 
 
 
北極の利権 2009年05月13日03:22
 
先日の読売新聞に、「北極利権」熱い綱引きと題した記事が掲載されていた。温暖化で北極海の氷が溶けて、今までの三分の二の距離で新たな航路が確保され、石油や天然ガスなどの利権を巡って、関係国の利害が鋭く対立しているという……
 
 
 
 
再び性暴力ゲームについて 2009年05月11日12:43
 
前回の日記で、いくつかコメントをいただいたので、もう少しこのゲームについて書きましょう。私はこのゲームを実際にやってないので、内容についてはなんとも批判のしようがありません。しかし私は基本的に、この手のゲームは、ポルノ雑誌や……
 
 
 
 
 
このニュース、新聞で大きく取り上げられていたけれど、イギリスの人権団体がヒステリックに騒ぎ立てているらしい。彼らは、この手のゲームの俗悪性を、もっぱら槍玉に挙げるけれど、実はその裏には、日本のゲーム産業がボロ儲けしていることへの……
 
 
 
 
 
豚インフルエンザの感染源が、メキシコ東部の養豚場ではないか? という記事が、今日の読売新聞に掲載されていた。近郊の村では2月下旬から奇妙な呼吸器障害が広がり、村人の6割が発症したというのだ。「村には米国資本の豚肉会社が……
 
 
 
 
 
本日の読売新聞の国際面「オバマ大統領 就任100日」という記事を読んで、なんとなく納得したことがあるので書き留めておこうと思う。オバマさん就任で、アメリカの好感度は倍増した。それは、まさにオバマ大統領個人に、その理由を……
 
 
 
 
貧困大国アメリカ 2009年04月29日01:40
 
日本エッセイスト大賞(確か)を受賞した「ルポ貧困大国アメリカ」(堤未果 岩波新書)。よく取材された本である。日本ではまったく紹介されないアメリカの暗部が鋭くえぐられた佳作である。ただし著者自らの見解は若干陳腐で残念……
 
 
 
 
「景気循環=無常」との理 2009年04月26日22:04
 
今日の読売新聞「地球を読む」に、宗教思想家の山折哲雄氏の興味深い文章が載っていたので紹介しよう。100年に一度といわれる未曾有の世界同時不況。しかしそれも、よく考えてみれば、ただの景気循環の一環ではないかと同氏は言う……
 
 
 
 
 
オバマ大統領が推し進める「グリーンニューディール政策」。環境対策と雇用創出を同時に行おうという、一石二鳥な政策である。前任のブッシュが、環境問題にまったく配慮しなかっただけに、今回の政策転換は、世界的にも大歓迎なわけである……
 
 
 
 
「アレキサンダー」 2009年04月23日13:56
 
オリバー・ストーン監督の歴史大作である。この映画を観ていると、この英雄が、西洋人にとって特別な存在なんだなあというのがわかる。なにしろ大航海時代まで内ゲバを続け、鳴かず飛ばずだったヨーロッパで唯一、インドまでの大帝国を築いた偉人……
 
 
 
 
ゾンビ好きの私としては、地上波でやるからには見ないわけにはいかなかったこの映画。もう5回くらい見ているが、今回は別の視点で見てみた。仲間がゾンビに噛まれて、数時間後にはゾンビになってしまうというのは、よくある設定である……
 
 
 
 
パキスタンの貧困 2009年04月21日13:22
 
本日の読売新聞の記事には、パキスタンの信じられないような格差社会の実態が描かれている。かたや収穫は、すべて地主に吸い上げられ、収入ゼロの小作農。かたや年収10億円で脱税までしている大地主の貿易会社社長。このような膨大な格差がテロの……
 
 
 
 
セミプロの時代 2009年04月19日18:27
 
先日、お世話になっている光文社の編集長のブログに、興味深い記事が載っていた。グーグルが単独で、電子書籍化を一気に進めているという。これまでの書籍をスキャンしてPDFにして配信するサービスを始めるそうで、すでに数百万冊の電子書籍化……
 
 
 
 
 
民放の番組を見ていると、ロンドンなど西洋の都市の建物がいかに古いか、そしてそれをそのまま現在も使用していることに、感嘆と賛美を惜しまない論調がよく見受けられる。しかしそれは、なにも西洋に限ったことではない。雨が少なく、地震がない……
 
 
 
 
西洋とゴルフ 2009年04月10日13:49
 
ゴルフというスポーツを、私はまったくしたことがないし、ルールもイマイチよくわからないくらいなので、なにか意見を述べる立場にはないわけなんだけれど、しかし思うのは、日本にゴルフ場をつくる、あるいは維持するというのは……
 
 
 
 
 フリーライターの四段階 2009年04月07日00:04
 
売れっ子小説家も含めた、いわゆる「フリーのライター」と呼ばれる人たち。このカテゴリーには私も含まれるわけだが、最近の未曾有の出版不況で雑誌も激減。非常にキビシイ状況が続いている。そしてこの状況は、今後改善されることがないまま……
 
 
 
 
俺をもっと敬え 2009年04月01日00:57
 
先日の読売新聞に、住友商事社長のインタビューが載っていた。この人はアメリカ駐在が長く、いろいろと苦労したそうだで、こんなエピソードを披露している。「アメリカで何より注意を払ったのは、人種を問わず相手の人格を尊重すること……
 
 
 
 
眼中にない 2009年03月30日02:50
 
先日の読売新聞に目を疑うようなことが書いてあったので、ご報告したい。日本研究で有名なアメリカの学者ドナルド・キーン氏の、「源氏物語」についてのインタビューの中での、同氏のコメントである。「私が受けた昔の教育では、西洋文明が一番古く
 
 
 
 
オーストラリアと河内弁 2009年03月25日18:16
 
旅行中に出会う各国の旅行者の中で、もっとも英語がわかりづらいのがオーストラリア人である。昔、この国の野球中継を聞いたことがあるが、五分ほど集中して聞いていても、ただのひと言もわからなかった。同じ英語なのに、なぜこんなに……
 
 
 
 
与作 2009年03月22日22:34
 
昨日、イトコの結婚式に出席した。北海道から親戚一同が大挙して上京してきて、かなり久しぶりにイトコやオジサン、オバサンに再会。お互いに「老けたねえ」とか「太ったねえ」などと批評しあいながら、昔話に花が咲いた。イトコは……
 
 
 
 
コストコ 2009年03月20日17:00
 
先日、地元の友人夫妻に連れて行ってもらって、コストコに行ってきた。「連れて行ってもらった」のは、会員制なので、カード所有者と同伴しないと中に入れないからだ。コストコ。アメリカ資本の格安量販店である。表看板に……
 
 
 
 
アゼルバイジャンの大統領 2009年03月19日11:31
 
アゼルバイジャンといっても、知っている人はほとんどいないだろう。イランの北にある、カスピ海に面した小国である。隣国はアルメニアと、昨年ロシアと戦争になったグルジアである。この国の大統領の任期制限撤廃の是非を問う国民投票が行われ……
 
 
 
 
IMF体制とは? 2009年03月19日00:35
 
IMFというのは、「国際通貨基金」という名前からして、国連の公共的な、つまり公益を代表する機関なんだろうと、私は思っていた。世界銀行もそうである。しかしそうでもないらしい。IMFというのはどんなところなんだろうか。おそらく……
 
 
 
 
「ジャンヌ・ダルク」 2009年03月17日21:53
 
この日記で何度か取り上げている、リュック・ベッソン監督の手による「ジャンヌ・ダルク」。ジャンヌ・ダルクは英語では、Joan of Arcなんだそうだ。「Arc」というのは、なんだろうか。スペイン語では「arco」で虹という意味だが……
 
 
 
 
高級車にしがみつく人たち 2009年03月09日15:51
 
ホンダのハイブリッド車「インサイト」が売れているそうだ。トヨタのプリウスを越える売れ行きで、その背景には、高級車の売れ行き不振があるという。読売新聞にホンダの販売幹部のコメントが載っていた。「高級車から小型車への乗り換えには……
 
 
 
 
スラムドッグ$ミリオネア 2009年03月09日01:02
 
「おくりびと」で大いに賑わった今年のアカデミー賞。同じくインドでも大いに盛り上がったようだ。登場人物がすべてインド俳優の映画が初めてオスカー賞を受賞した。インドが映画大国というのは、よく知られている……
 
 
 
 
ガンジーの遺品 2009年03月08日18:46
 
ガンジーの遺品がインドに戻ることになった。読売新聞によれば、アメリカ人所有者がニューヨークのオークションに競売にかけたガンジーの遺品を、インド人実業家ビジャイ・マリヤ氏が一億八千万円で落札して、インド政府に寄贈するという……
 
 
 
 
 
白州次郎とアミン大統領 2009年02月28日23:06
 
さっきまで放送していたNHKドラマの白州次郎スペシャル。さすがNHKだけに映像が美しく、金がかかっていた。ドラマ自体も面白かった。次回が楽しみである。白州次郎という人は、十数年周期でブームが来るらしい。確か90年代の中頃にも……
 
 
 
 
スイス銀行 2009年02月28日13:06
 
先日の読売新聞に、スイス金融最大手のUBSに関する記事があった。クレディスイス銀行の頭取が、UBSの頭取になったという、我々にとってはどうでもいい記事である。しかしそれに続いて、以下のような記事が続く……
 
 
 
 
 
カルザイ大統領。アフガン戦争後の国連総会で、涙ながらに祖国の窮状を訴えたことで、世界中の感動を呼んだ人だ。そして民族衣装をダンディに着こなす姿も話題になった。しかし私は、この人が、あんまり好きではなかった。戦争でメチャクチャに……
 
 
 
 
キリン、サンミゲル買収 2009年02月21日13:33
 
読売新聞によると、キリンビールがフィリピンのビールメーカー、サンミゲルの株式の40%以上を取得したそうだ。ということは、ほとんど子会社化ということである。一方でアサヒビールは、かなり前からタイのシンハビールと提携していて……
 
 
 
 
「眼中にない」2 2009年02月13日02:06
 
この間、「アーロン収容所」(会田雄次 中公新書)をひっくり返していて、まさに「眼中にない」のエピソードがあったので紹介したい。この本は、当時京大助手だった著者がミャンマー戦線に従軍して捕虜となり、現地収容所に数年……
 
 
 
 
 
繰り返し報道されるオーストラリアの山火事のニュースを見ていて、以前、映画監督の堤幸彦氏が、読売新聞に書いていた文章を思い出す。大意は以下のようなものだった。「外国の山火事が、たびたびニュースで取り上げられるけれども……
 
 
 
 
タイ人の「差別意識」 2009年02月11日00:02
 
アンジェリーナ・ジョリーがタイ北部の「キリスト教系少数民族」の難民キャンプを慰問したそうだ。この少数民族の名前は出ていないが、おそらくカレン族だろう。なぜわざわざ「キリスト教系少数民族」を選んだのだろうか。アニミズムを信仰している……
 
 
 
 
RSPCA 2009年02月08日21:58
 
これは、イギリスの町のあちこちで見かける募金箱を設置した団体だそうだ。私は、この国行ったことがないので知らないけれど、先日読了した「素顔のヨーロッパ」(桑原武夫編 朝日選書)の加藤秀俊教授の一文にあった。RSPCA。すなわち……
 
 
 
 
アメリカの小さな町から2 2009年01月30日02:01
 
今回も「アメリカの小さな町から」(朝日選書)である。著者の社会学者、加藤秀俊教授が、この本に書かれている滞米をしたのが、60年代後半らしい。当時は彼我の経済力には圧倒的な差があり、日本人は日本人を劣等民族だと卑下……
 
 
 
 
キリスト教とヒンズー教 2009年01月29日02:09
 
この間から、たびたび引用させてもらっている「アメリカの小さな町から」(加藤秀俊 朝日選書)。この本は、いろいろと示唆に富んだ良本である。たとえば「ハロウイン」について。ハロウインは、もともとアイルランドの原始宗教ドルイドの……
 
 
 
 
「眼中にない」 2009年01月22日23:39
 
2ヶ月ほど前のNスペで、アブグレイブ刑務所でのイラク人虐待事件についての特集をやっていた。流出した写真の一枚、「女性兵士が全裸のイラク人の首に鎖をつないで笑顔で立っている写真」の、その張本人にインタビューするという内容である
 
 
 
 
アメリカの小さな町から 2009年01月22日02:30
 
今読んでいる本は、若かりし頃の社会学者、加藤秀俊教授のアメリカ滞在記「アメリカの小さな町から」(朝日選書)である。この本が出版されたのは77年と三十年前だけれども、今のアメリカとさして変わらない実情が描かれていると思う……
 
 
 
 
イランという国の実態 2009年01月14日02:26
 
この日記では、何度かイランについて擁護する記述をしてきた。イランはとても平等な国であると。片倉もとこ氏の「イスラームの日常世界」(岩波新書)に、イランのホメイニ革命についての、こんな記述がある。「イスラーム革命後は実際に……
 
 
 
 
日本人女性はヤリマンか!? 2009年01月12日23:32
 
バックパッカーの間では、「日本人の女は、現地の男にすぐやらせる」というのが定説のようになっている。カンボジアあたりのバイタクのにいちゃんも、「日本の女の子何人とやった」といって自慢していたし、日本にやってくる西洋人が同じようなことを……
 
 
 
 
ガザ侵攻の背景 2009年01月07日00:09
 
ついにイスラエルの地上部隊が突入したガザ紛争。しかしなぜ、ここまで悪化してしまったのか。読売新聞の「アジアスコープ」での池内東大準教授の論説を参考に考えてみたい。まずイスラエル。イスラエルとしては原理主義組織が支配するガザは……
 
 
 
 
 
出口の見えない金融不安。最近になってよく聞くのが、「アメリカ型市場経済至上主義の破綻」という指摘だ。コイズミもそうだったけれど、世界各国が規制緩和を進めた結果、世界的なバブルが発生し、世の中はいつのまにか「格差社会」となり……
 
 
 
 
崩壊国家ソマリア 2009年01月05日19:38
 
「海賊問題」で、去年末くらいから、にわかに脚光を浴びているソマリア。この国は91年以来、政権が崩壊した「無政府国家」だそうだ。イスラム原理主義の温床となり、国連平和維持軍がメチャクチャにされて撤退した様子は、映画「ブラックホークダウン」……
 
 
 
 
「300」 2009年01月02日01:09
 
年始早々、相変わらず西洋の悪口を書こうと思う。ヒマなので借りてきて観た映画「300」。ギリシア征服のために侵攻してきたペルシャ軍を、若干300名の精鋭スパルタ軍が迎え撃つという英雄譚である。世界史では「テルモピレーの戦い」で知られている……
 
 
 
 
なぜアラブは勝てないのか 2008年12月31日12:11
 
第一次中東戦争以来、負け続けているアラブ諸国。なぜ彼らがイスラエルに勝てないのか。その背景には、私が知っている限り、大きくふたつの要因があると思う。1.無能な司令官産油国以外のアラブ諸国の国家元首は、ほとんどが軍人出身である
 
 
 
 
 
これは確かにありますね。早朝のソウルの飲食店街を歩くと、ものすごい量の残飯がゴミとして出されているのを、何度か見かけた。しかし私個人的には「パンチャン」の習慣は好きだ。日本のようにひとつひとつ金を取られることもないし
 
 
 
 
農業はどうですか? 2008年12月25日18:42
 
自動車工場の期間従業員の解雇が続出。「このままではホームレス」という言葉をよく聞きます。働く意欲もあり、健康でもあるのに、多くの人たちが職も住宅も失ってしまい、不安を抱えています。そんな人たちに私は提案したい。田舎で農業を……
 
 
 
 
医師不足について思うこと 2008年12月23日21:33
 
ここのところずっと、医師不足が問題になってますよね。友人の医者によると、医師不足の背景にはインターン先の病院を、新米医師が自由に選べるようになったことにあるようです。どこでもいいのなら、みんな都会の病院を希望するわけですから……
 
 
 
 
大航海時代  2008年12月23日00:06
 
バスコ・ダ・ガマというポルトガル人は、誰もが知っている歴史上の人物だろう。この人は、ポルトガルを出航して喜望峰を越え、西洋人として初めてインドに到達したことで知られる。ポルトガルではエンリケ航海王子と並んで英雄らしい……
 
 
 
 
 
今日の読売新聞に、「法定内でスカーフ イスラム女性逮捕」と題したベタ記事が載っていた。AP通信によると、米南部ジョージア州アトランタ郊外の裁判所で16日、法定内で頭に巻いていたスカーフを外すのを拒否したイスラム教徒の女性(40)が……
 
 
 
 
欧州の不景気 2008年12月19日01:09
 
最近のユーロ安が象徴するように、ヨーロッパにようやく不景気がやってきたらしい。私がスペインを訪ねた頃は、空前のバブルだったそうで、バカみたいに物価が高かった。当時の為替は、1ユーロ=160円自販機でペットの水一本1ユーロ……
 
 
 
 
 
これからこの映画を観ようと思ってる人は、内容に触れるので、また興味ない人は、この先読んでも面白くないので、飛ばしてくださいね。 ゾンビ映画史に金字塔を打ち立てたこの映画。 先日、中近東のシリアで購入した外国語バージョン……
 
 
 
 
日本の繁栄も末期状態かもね 2008年12月12日11:49
 
幼稚園児の視力が低下しているそうだ。原因は案の定、ゲームのやり過ぎと、そのせいで外に出る機会が減っているからだ。このニュースを聞いて思い出したことがある。中国の歴代王朝が滅亡した原因のひとつには、ある共通の特徴があるという説だ……
 
 
 
 
 
クラスター禁止条約署名 2008年12月05日17:26
 
クラスター爆弾の使用禁止。けっこうなことである。世界中で子供やお百姓さんが被害に遭っていることは、悲しいことである。こんな兵器は二度と使うべきではない。しかしここで、この条約を強行に主張した国が、ノルウエーやアイルランド……
 
 
 
 
 
タイのスワンナブーン国際空港を占拠していたデモ隊が撤収したそうだ。タクシン派の内閣が総辞職して、彼らの目的が達成したからだという。彼らはなんでこんなことをしたんだろうか。彼らが反タクシン派で、タクシン派が……
 
 
 
 
なぜタージマハルホテルか? 2008年12月01日14:45
 
ボンベイに行ったことある人なら、おわかりになると思う。なぜデリーでもカルカッタでもなく、ボンベイが狙われたのか。それはこの町がインド経済の中心であるということの他に、この町がインド上流階級の集中する「金持ちの町」であるからに他ならない……
 
 
 
 
文明の衝突 2008年11月20日19:55
 
ハンチントンの「文明の衝突」という論文は、十五年前に発表されて、世界中に衝撃を与えたそうだ。 それまでは冷戦が終わり、アメリカ単独首位のグローバリゼーションで世界が覆い尽くされると考えられていたが、この人はそうではなくて……
 
 
 
 
捕鯨妨害活動を妨害せよ 2008年11月19日00:08
 
「シーシェパード」という過激な環境保護団体が、またしても日本の捕鯨船を狙ってテロ活動を画策しているらしい。自分たちは正しいから、法律を犯しても平気だという、バカな連中である。オマエらはただのテロリストだ。と声を大にして言いたい……
 
 
 
 
 
先日の日記で、ウソ書いてしまいましたので、お詫びと訂正をいたします。先日の読売新聞に以下のような記事がありました。「ブッシュ政権下でイスラエルに激しく傾斜した米国の中東政策」「イスラエルにとって、ブッシュ大統領は……
 
 
 
 
デジタルネイティブ 2008年11月10日23:22
 
さっきのNスペ特集「デジタルネイティブ」。物心ついたときからインターネットに親しんでいた世代が、これから大きくなると、世界が変わっていくかもしれない。その時代は、彼らがオトナになる2018年頃にやってくるという内容だった……
 
 
 
 
オバマさんとユダヤ人 2008年11月09日00:17
 
前の日記の続きである。オバマさんは「チェンジ」を連呼して当選した。変革である。アメリカの人々は、いったいどんな変革を期待してオバマさんに投票したんだろうか?「人種の融和」。確かにオバマさんは「ひとつのアメリカ」を強調していた。しかし……
 
 
 
 
過度な期待は失望のもと 2008年11月08日11:53
 
下馬評通り、オバマさんが当選した。まずはネオコンのマケインが落選して、うれしいはうれしいんだが、しかしオバマさんに過度な期待をするのは、彼にとっても少しかわいそうな気がする。なぜならアメリカの大統領は、宿命的にアメリカの国益、すなわち……
 
 
 
 
 
福井県から戻った。某田舎暮らしに関する雑誌の取材である。当地では、新規就農者を受け容れる制度を、いろいろと整備しているが、その中でも、農家が食事と宿泊を負担する代わりに体験希望者が農作業を手伝って労働力を提供するという……
 
 
 
 
レバノン杉 2008年11月03日12:42
 
世界遺産にも指定されている「レバノン杉」。レバノン山脈のはげ山の一部に、まるで取り残されたように残っている小さな小さな森である。この貧相な杉の生息地が、なぜ世界遺産なのだろうか。世界史を振り返ると、この森林が……
 
 
 
 
 
リビアがアメリカに慰謝料を払うそうだ。総額1500億円。もちろんアメリカは、そんな「はした金」が目的ではないだろう。かつてのテロ国家に非を認めさせたこと、アメリカに屈服したという事実こそが重要なのである……
 
 
 
 
 
先日、カンボジアに行ったので、改めてこの映画を、しかも続編まで見てしまった。それで感想はというと、残念ながら、たいして面白くなかった。ということでストーリ−はどうでもいいので、主演女優のアンジェリーナ・ジョリーについて考えてみたい……
 
 
 
 
 
イラク北部で、キリスト教徒殺害事件が多発しているそうだ。犯人はイスラム教徒で、地方選挙を前に、少数派の排除を狙った犯行といわれている。中東諸国には、実はけっこうキリスト教徒が住んでいる。エジプトやシリア、ヨルダンでも……
 
 
 
 
 
ブラジルは世界でもっとも人種差別の少ない国だそうだ。白人同士が結婚しても、生まれてくる子供が黒人だったりすることは、ごく普通だという。世界中からの移民で構成され、インド人やレバノン人の商人が、けっこう儲けていたりする……
 
 
 
 
「ゲートウェイ21」倒産 2008年10月25日23:42
 
「ゲートウェイ21」という会社は、「留学仲介業者」なんだそうだ。海外留学する人たちの斡旋業だ。読売の報道によると、留学希望者1300人から9億500万円を集めて経営破綻したそうで、お金はもちろん返ってこないし……
 
 
 
 
アメリカの食料戦略 2008年10月24日00:29
 
日本はアメリカの食いものを食わせられている。これが現在の日本の状況である。マクドナルド、ケンタッキー、ピザハット。この3つの企業は互いに競合しない品揃えで、世界中に広がっている。おそらくアメリカの国策で。エジプトに行ったとき……
 
 
 
 
カンボジアとエジプト 2008年10月23日01:36
 
カンボジアとエジプト。一見して、まったく共通点のなさそうな両国である。かたや砂漠のイスラム国家。かたやインドシナのジャングルに埋もれそうな小国だ。しかしこの両国、ある一点で非常によく似た特性を持っていることに気がついた……
 
 
 
 
サンゲリア 2008年10月22日01:12
 
十数年ぶりに観た「サンゲリア」。ゾンビファンなら誰でも知っている古典の名作だ。やっぱ、いいねえ。シーツにくるまれた緩慢なゾンビ。最高だね。そういう話はいいとして、今回じっくり観てみて、興味深いことがいくつかあったので……
 
 
 
 
サイテーの宗主国ポルトガル 2008年10月21日00:20
 
最近気づいたんですが、高山正之氏の手による週刊新潮のコラム「変見自在」は、私がここの日記で書いている主旨と非常に近いことを、つい最近知りました。単行本もいくつか出ているそうなので、近々買ってみようと思っています……
 
 
 
 
世界同時食糧危機 2008年10月20日00:38
 
この間から2回連続のNスペの特集。この日記で何回か書いたことと、ほとんど同じ内容で、というよりも、同じ内容になるに決まっているんだけど、アメリカの横暴を指摘する内容だった。世界の穀物はアメリカが握っており、穀物相場を釣り上げて……
 
 
 
 
赤痢たらい回し 2008年10月18日00:16
 
カンボジアで同行したカメラマン阪口が赤痢に感染して、熱と腹痛で一日入院した。その病院の入院費が異常に高額でびっくりしたのだが、そのことはまた今度、書こうと思う。私の方は、同じメシを食っていたにもかかわらず、まったく元気で帰国した……
 
 
 
 
かわいそうなカンボジア 2008年10月17日12:10
 
歴史上この国は、韓国やポーランドと同じく、亡国の憂き目に何度も遭っている、かわいそうな国である。世界地図を広げてもらえばわかるが、カンボジアの海岸線は著しく少ない。西からタイが、東からベトナムが浸食して、まるで巾着袋のように……
 
 
 
 
 
アメリカという国は、ヨーロッパで発生した資本主義、自由主義という思想を、拡大再生産した国だと言われる。ホッブスやロックが考えた基本的人権というものを、ジェファーソンがアメリカ独立宣言で集大成した……
 
 
 
 
 
この間の読売新聞に、アメリカ金融業界トップの年俸が出ていて、あまりの巨額にびっくり仰天した。日本の社長なんかとは、それはもうケタが違う金額なのだ。いくつか挙げてみよう。ゴールドマンサックスCEO 74億円……
 
 
 
 
 
今日、以下のHPを見つけたので紹介しようと思う。↓http://reekan-j.hp.infoseek.co.jp/swetoho12.html著者はスウエーデン在住の日本人女性。六本木でスウエーデン女性が日本人相手に売春しているという報道を見てゲキコウした……
 
 
 
 
 
パキスタン領内の、いわゆる「部族地域(トライバルエリア)」は、ビンラディンの潜伏地域で、アルカイダの根拠地となっているそうだ。最近、この地域に米軍が単独で、しかもパキ政府に無許可で攻撃を仕掛けて問題になっている。先日も……
 
 
 
 
AIDSアメリカ謀略説 2008年09月28日22:52
 
AIDSやエボラ出血熱は、アメリカの細菌兵器が漏洩したことによって、世界中に広まったのだ。というウワサは、一度は聞いたことがあるだろう。もっともらしい説である。アメリカ国防省なら、ウラでなにをやっていてもおかしくない……
 
 
 
 
 
「あの北欧でも、こんな凶悪事件が起きるのか」と意外に思う人が多いと思う。北欧といえば、「世界でもっとも発達した福祉社会を実現した先進国」というイメージが定着してるからだ。しかしこのニュースでも指摘されているとおり……
 
 
 
 
 
イスラマバードのマリオットホテル。泊まったことはないけど、一度行ったことがあります。市内中心部に建つ、パキスタン有数の高級ホテルです。ここのホテルは、おそらくイスラマバード唯一の酒屋を併設しています。イスラマバードでは他に……
 
 
 
 
 
「ALWAYS 三丁目の夕日2」。一作目と同じく、ほのぼのとして心温まる映画だった。そのストーリーはともかくとして、興味深いシーンがあった。父親役の堤真一が、戦友会に顔を出す。そして戦友の後輩を連れて上機嫌で家に帰る……
 
 
 
 
9.11テロの真相 2008年09月19日02:58
 
最近よく話題になっている「9.11テロ」のヤラセ説。アメリカ政府の謀略だとする説が、あっちこっちで指摘されている。確かにアメリカという国の歴史を紐解くと、最初に自分とこを攻めさせて、世論を開戦に向かわせるというパターンが……
 
 
 
 
 
保守党マケインの副大統領候補に推されて、一気に著名人になったこの人。ペイリン人気で、オバマ人気が陰っているそうだ。その意味では、彼女の起用は大成功だったんだろう。しかしこの人、私はあんまり好きではない……
 
 
 
 
アベマリアとコーラン 2008年09月11日23:27
 
アベマリア。教会での聖歌隊の合唱なんかを聞いていると、荘厳なフンイキである。アレを聞いて、「一種異様な旋律だ」とか、「背筋が寒くなる思いがした」などという感想を持つ人は、まずいないだろうと思う。一方のイスラム教のコーラン……
 
 
 
 
欧州で人気のダライ・ラマ 2008年09月10日22:28
 
ずいぶん前の新聞に、「欧州で人気のダライ・ラマ」という記事が載っていた。ドイツでは、その人気は「人気ロック歌手なみ」なんだそうだ。英、独の7都市で開催された集会では、合計8万人の聴衆が集まったという。なんで彼らは……
 
 
 
 
アンゴラ 節目の選挙 2008年09月04日21:51
 
子供のころに世界地図帳を眺めていて、ギモンに思ったことがある。その地図帳では、独立国の国名は赤字で記されているのだが、アフリカには黒字の国がいくつもあったからだ。これらの国が独立国ではなくて、いまだ西洋諸国の植民地であることを……
 
 
 
 
divide and rule 2008年08月31日13:55
 
日本語では「分割統治」と訳されるこの言葉は、帝国主義時代のイギリスの植民地政策で必ず登場する歴史用語なんだが、世界史の教科書では、あまり登場しないように思う。しかしこの言葉は、西洋諸国による植民地経営を知る上で、不可欠な……
 
 
 
 
IRAQ 2008年08月30日00:23
 
「IRAQ」という映画を観た。ハリウッド映画というのは、たとえ全体のトーンが自己反省的だとしても、よく観察するとそうでもない、というのはこの日記で何度も書いていることだが、この視点はまるっきり正反対である。つまりイスラムから見た……
 
 
 
 
世界地図のギモン 2008年08月22日11:55
 
お読みになる前に世界地図を広げてください。世界地図を眺めていると、妙なカタチをした国が多いことに気づく。たとえばアフリカのガンビアという国。ザンビアではなくてガンビア。西アフリカのセネガルという国に三方を囲まれた、ヨコに細長い国である……
 
 
 
 
28週後… 2008年08月19日14:49
 
前作「28日後…」の続編。監督が変わって、映画の雰囲気もガラッと変わり、おそらく制作費もドーンと増えたんだろう。ハリウッド的なスペクタクル映画に仕上がっている。なんといっても、登場人物の数が前作と比較にならない……
 
 
 
 
アイ・アム・レジェンド 2008年08月18日23:07
 
告白しますが、私はゾンビ好きです。 ロメロ最高。 「ドーン・オブ・ザ・デッド」命。 「サンゲリア」に失神。 「28日後…」の映像美に感動。 その反面、くそゾンビ映画もたくさん観てきましたが。 そこで、「アイ・アム・レジェンド」……
 
 
 
 
 
昨日に続いて柔道ネタ。西洋では「相手のミスを誘って勝つ」というのは、ごく普通のようだ。昨日の、とある試合の中継でも、解説の篠原が、「組み手争いで時間を稼いで、相手に反則が行って、あせって攻めてきたところを合わせる戦略ですね」……
 
 
 
 
西洋の柔道は醜すぎ! 2008年08月09日22:47
 
毎度毎度のことだけど、外国の柔道は醜いです。柔道はちゃんと組まないと技なんてかけられないのに、ほとんどまともに組まないで終わる試合がたくさんある。今回観ていて思ったのは、「西に行くに従って、柔道がセコくなる」ということだ……
 
 
 
 
北京五輪開幕 2008年08月09日02:01
 
五輪開会式を途中から観た。今回は最多の204ヶ国が出場するそうで、各国選手団の長い長い列とそれに対する中国民衆の反応が興味深かった。人種の融和とか、平和と友好を云々とかいうのは、まあ置いておくとして、国際関係を念頭に……
 
 
 
 
ネバド・デル・ルイス火山 2008年08月07日19:30
 
この火山の名前を聞いても、ピンと来る人はいないかもしれない。コロンビアのネバド・デル・ルイス火山は、1985年に噴火して、死者、行方不明者二万人を出した。その様子は世界中に配信された。特に土石流に埋もれ、土砂の中から顔だけ……
 
 
 
 
 
読売新聞の連載「時代の証言者」。現在連載しているのは、元国連職員の明石康氏。その中に興味深い一節があった。「世界に富の格差があるように、情報の流れにも格差があり、それを是正しなければならないと……
 
 
 
 
シンハ・ビール 2008年08月02日00:07
 
タイといえば「シンハ・ビール」。最近はビア・チャンにすっかりシェアを奪われたとはいっても、その独特の味わいと、創業75年という歴史の長さを考えれば、依然としてタイのナショナル・ブランドと言っても過言ではないだろう。
 
 
 
 
 
日本以外の世界中の人々は、西洋人も含めて、失敗したり他人に迷惑をかけても、謝ろうとしない人が多い。西洋人と日本人のこの気質の違いは、「謝りの文化」と「感謝の文化」というふうに説明されることが多いようだ。前にも引用したけれど……
 
 
 
 
アリババと四十人の盗賊 2008年07月29日00:46
 
「開けゴマ!」で有名な、アラビアンナイトの物語である。私の記憶では、極悪盗賊団の隠れ家に忍び込むためのキーワードを偶然知ったアリババが、盗賊の目をかすめて財宝をゲットして云々……というようなお話だと思っていたが……
 
 
 
 
食肉の思想 2008年07月27日22:23
 
「食肉の思想」(鯖田豊之 中公新書)最近読んだ本の中で、バツグンに面白かった。西洋人の思考を、食肉の文化から鋭く分析する一冊である。欧州は放牧に非常に適した土地だったので、西洋人は昔から家畜を飼って暮らしていた。家畜を身近に……
 
 
 
 
トルコとイラン 2008年07月23日19:08
 
前に「ロバ中山の旅日記」以下のような日記を書いたことがある。http://www.sakaguti.org/honmon%20page/turkey/istanbul/istanbul.htm少々長いけれども抜粋しよう。それで思い出したのだが、イランとトルコというのは、いろんな意味で……
 
 
 
 
ピラミッドとザヒ博士 2008年07月21日22:47
 
日テレが特番で追いかけているエジプト考古学発掘調査とザヒ博士。このオジサンのなんとも言えない「胡散臭さ」は、見てみて思わず苦笑してしまう。インタビューではネクタイを締めて登場していた。ネクタイというのは、イスラム社会では「西洋の……
 
 
 
 
ランス大聖堂 2008年07月19日20:57
 
NHKの世界遺産の番組で取り上げられていたフランスの巨大な教会である。ものすごくデカイ。高さは80メートルもある。1200体もの彫像が彫られている。こういうバカデカイ教会を、スペインやポルトガルでいくつも見た。そのひとつが……
 
 
 
 
東西ローマ帝国 2008年07月18日23:42
 
ローマ帝国は395年に東西に分裂した。そしてその80年後の476年、折からのゲルマン族の南下によって、西ローマ帝国は、あっけなく滅亡してしまう。一方で東ローマ帝国はビザンチン帝国と名前を変えて、その後1000年に渡って繁栄する……
 
 
 
 
大使館なんかいらない 2008年07月11日00:07
 
前の日記で、洞爺湖サミット終了について、「多くの人が右往左往して、たいへんだったんだろうから、まずはみなさんお疲れ様でしたという感じだろうか」と書いたけれど、こういう風に書いた背景には、上記タイトルの本のことが……
 
 
 
 
洞爺湖サミット終了 2008年07月10日01:47
 
とりあえずつつがなく終わったような洞爺湖サミット。多くの人が右往左往して、たいへんだったんだろうから、まずはみなさんお疲れ様でしたという感じだろうか。今回のサミットでは、環境問題と同時に原油高騰が主な議題だったそうだ……
 
 
 
 
生きてこそ 2008年07月09日00:22
 
ウルグアイのラグビー選抜チームが、チリでの大会に向けて空路移動中、アンデス山中に飛行機が墜落。生き残った十数名が、ひと冬越冬して、救助された。その過程で食糧が尽き、死亡した人の人肉を食って飢えをしのいだという、実話をもとにした……
 
 
 
 
 オーシャンズ11 2008年07月08日00:47
 
豪華キャストで話題になった映画である。ラスベガスのカジノを金庫破りするお話。出演者は、ブラッド・ピット、アンディ・ガルシア、マッド・デイモン、ジュリア・ロバーツと大物揃いで、それだけで、出演料いくら払ってんだ?というバブリーな……
 
 
 
 
 
テレビでやっていた「2」を思わず観てしまい、触発されて「3」を借りてきて観た。 低予算の1作目、お金のかかった話題作の2作目に比べて、あまり話題にならなかった気がする3作目である。 しかし観てみたら、なかなかのデキだ……
 
 
 
 
洞爺湖サミット 2008年07月06日21:19
 
今日の読売新聞の「編集手帳」に、30年前のサミットについての、こんな一文が載っていた。「欧米の首脳たちがリラックスした様子で、一団となって歩いている。福田首相は一人だけ、1メートルほど遅れてついていく……
 
 
 
 
英国紙の失礼な論評 2008年07月05日16:09
 
ヤフーのニュースに、「行方不明の日本」英紙フィナンシャル・タイムズ サミット控え辛口批評7月5日8時0分配信 産経新聞と題した失礼な批評が載っていたので、私のコメントを交えながら引用しよう……
 
 
 
 
「TAXI2」 2008年07月03日23:27
 
リュック・ベッソンという監督は、よっぽど日本という国が好きらしい。好きらしいというよりも笑いものにしたいらしい。今日、たまたまテレ東で「TAXI2」という映画がやっていて、半分くらいから断片的に見ていたんだけど……
 
 
 
 
「ブラッド・ダイヤモンド」 2008年07月03日00:08
 
久しぶりにデカプリオ主演の映画を観た。「タイタニック」の頃は生意気な若造という印象だったけど、いつの間にかシブイ俳優になっていた。今回の役所の「世事に長けた大胆不敵な闇バイヤー」も、なかなか堂に入った演技だった。あらすじを説明すると……。
 
 
 
 
沸騰都市イスタンブール 2008年06月29日22:34
 
最近楽しみにしているNスペの「沸騰都市」シリーズ。今回はトルコの首都イスタンブール。この間の旅行で最後に訪れたのが、この町だったので、嫁さんとふたりでフムフムいいながら観ていた。現在イスタンブールでは、建国以来の国是である……
 
 
 
 
沸騰都市ダッカ 2008年06月22日22:47
 
NHKスペシャルの「沸騰都市シリーズ」。今回はバングラデシュの首都ダッカだった。繊維産業の急激な伸びで、高成長を続けているというバングラデシュ。かつでは中国で大量に生産されていた衣類だが、バングラデシュの人件費が中国の3分の1……
 
 
 
 
 
これまで4回にわたって取り上げてきた「豊かさとは何か」(てるおかいつこ 岩波新書)である。この本によると、西ドイツの人々、つまり広く西洋人一般に言えることだと思うけれど、かれらにとっての「豊かさ」とは、「創造的で自由な生き方が……
 
 
 
 
豊かさとは何か〜その3 2008年06月19日00:42
 
しつこく3連発である。この本では、老人ホームについての記述がある。例によって著者は、西ドイツの福祉がいかに充実しているかを日本の貧しさと比較して力説する。「ドルトムントのシュタイナー方式の老人ホームも、ボンの市立のホームも……
 
 
 
 
豊かさとは何か〜その2 2008年06月18日02:06
 
前回の続き。この本に書かれている内容で、聞き捨てならないことの「その2」である。この本では「ウサギ小屋」という言葉が頻繁に出てくる。もちろん日本の住宅環境の悪さを象徴した言葉だ。それに比較して、西ドイツはすばらしい。「あるとき……
 
 
 
 
 
 
豊かさとは何か 2008年06月17日00:50
 
同名の本を、今読んでいるところだ。岩波新書で、著者は「てるおかいつこ」↑すいません。とっても難しい字なので平仮名で勘弁してください。豊かさとはなんだろうか。この質問に対して、著者は、自ら在住経験の長い西ドイツを例に出して……
 
 
 
 
 
 
 
世界の「1人当たりのGDPランキング」というのをみると、上位数十ヶ国が西洋諸国で占められているのは周知の通りだ。中でも堂々の一位は、ルクセンブルクという小さな国で、八万ドルある。日本が三万数千ドルだがら、二倍以上……
 
 
 
 
 
 
アラスカのフェリーで 2008年06月13日13:13
 
昔、アラスカからシアトルに戻るフェリーに乗ったときのことだ。そのフェリーは酒類の持ち込みが禁止されていたのだが、船内のバーは当然高いので、学生の貧乏旅行者だった私は、密かに缶ビール数本とウイスキーを持ち込んだ……
 
 
 
 
 
ガソリン170円超 2008年06月12日00:46
 
ガソリンが高い。やってられないくらい高い。昔は満タンで10リットルに満たないバイクに給油するときは、1000円札出して余裕でおつりが来たものだが、今では1500円必要だ。バイクならたいしたことないが、車になると切実である……
 
 
 
 
 
会社を辞めてからジョギングを始めた。最初の頃は、中野の自宅周辺に流れている川沿いに三キロも走ったら、ヘロヘロになって帰ってきたものだが、最近はずいぶん距離が伸びた。今日なんてウチから二つ先の日向和田の駅まで行って……
 
 
 
 
安物な世の中 2008年06月10日01:12
 
先日、奥多摩の古民家に付随している物置や別棟の風呂トイレ、プレハブ住宅などを取り壊した。友人ら数人に協力してもらって自力でぶっ壊したのだが、プレハブ住宅のあまりの安普請ぶりにびっくりしたので、そのことを書こう。ご想像されるように……
 
 
 
 
「ランキング」な世の中 2008年06月07日01:52
 
嫁さんの話。彼女が最近観た、NHKの番組「クローズアップ現代」の特集は「出版不況」。「なぜ本が売れないのか」を検証していくうちに、書店の売り上げに「ある傾向」があることに突き当たった。それは、書店が発表する「売り上げランキング」……
 
 
 
 
カトリックとプロテスタント 2008年06月05日16:57
 
「アルマダの海戦」というのは、16世紀の終わりに、イギリスとスペインの間で行われた海戦だ。「アルマダ」とは「無敵艦隊」と訳される。スペイン語で「arma」=「武器」なので、「armado」=「武装された」の女性形で「armada」……
 
 
 
 
「硫黄島からの手紙」 2008年06月03日19:29
 
かつて私は、遺骨収集のボランティアで、この島に二度、渡ったことがある。火山岩と砂礫でできた平坦な島で、あちこちに噴火口があって、場所によっては地熱が非常に熱く、派遣された自衛隊員がサウナに使っている洞窟もあるくらいだ……
 
 
 
 
知識人の西洋人びいき 2008年05月31日12:53
 
日本のエライ学者というのは、たいだい西洋を向いていていて、その間のアジアや中東がすっぽ抜けている場合が多い。たとえば最近読んでいる、「身辺の日本文化」(多田道太郎 講談社学術文庫)という本にこういう記述がある……
 
 
 
 
 
アフリカ開発会議で首相演説http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=500865&media_id=2世界地図でアフリカを眺めていて、前から不思議に思っていたことがある。なぜ西アフリカの国は、あんなに小さく細分化されているんだろうか……
 
 
 
 
菊と刀 2008年05月27日13:34
 
リンボウ先生のエッセイにチラッと出ていたが、欧米の映画には日本人を嘲笑する内容のものがけっこうあるそうだ。くわしくは忘れてしまったが、ビジネスマンの父親が「なにか高級なもの」を買って家に帰る。すると息子がそれをせがむ……
 
 
 
 
 
ミャンマー 支援全面受け入れhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=496938&media_id=2ようやく国際支援の受け容れを許可したミャンマー軍政。政府高官が救援物資を横流ししているというウワサもあり、フランスの外相は……
 
 
 
 
「正しく 強く 美しく」 2008年05月20日00:06
 
ウチの近くの中学校にデカデカと張り出されている校訓である。「正しく 強く 美しく」ああ。そうだよな。オレだって、そうありたいよ。でも現実なんて、そんなに甘いもんじゃないんだよ。思わずため息が出る。オトナでさえ胡散臭く思えるこの校訓が……
 
 
 
 
バブルのドバイ 2008年05月19日00:05
 
さっきまで「NHKスペシャル」でやっていたドバイ特集。私が訪ねた07年もそうだったけど、すさまじい建設ラッシュが続いている。世界中の建設用大型クレーンの何割かがドバイに集中しているという話を聞いたことがある。総人口と同じだけの外国人労働者が
 
 
 
 
デイ・アフター・トゥモロー 2008年05月18日00:43
 
テレビでやっていたので、思わず観てしまったこの映画。コンピュータ・グラフィックってここまで来たかと感心してしまったが、ストーリーは最初の10分でおおよそ予測がついた。こういう自然災害映画には、明らかに決まっている「スジ」がある……
 
 
 
 
ミネラルウォーター 2008年05月17日00:10
 
何年か前に、NHKスペシャルで「水」についての特集をやっていた。ネッスルなどの巨大な多国籍企業が、世界中の水源を買い占めているという内容だった。アメリカのフロリダ州の、とある水源では、水が枯渇し始め、周辺住民が企業を相手に訴訟を……
 
 
 
 
たまにはいい話も 2008年05月16日00:55
 
毎度毎度、西洋人の悪口を書き連ねているこの日記である。しかし私は決して個人的な恨みがあるわけではない。むしろ外国で出会う西洋人は、日本人よりも率直な、いい人の方が多い。というわけで、たまにはいい話も書こうと思う。ロッドと出会ったのは……
 
 
 
 
世界一失礼な国アメリカ 2008年05月13日11:45
 
前の日記で『クレイマークレイマー』という映画について言及したけれども、この映画の中で、もうひとつ唖然としたことがある。冒頭に、エリートサラリーマンであるところのダスティン・ホフマンが上司と雑談しているシーンがある。彼の足は上司の机の上に……
 
 
 
 
ズボラなイギリス人 2008年05月12日23:06
 
古いハリウッド映画を観ていると、こんな入浴シーンに出くわすことが、しばしばある。洋式のバスタブに石鹸の泡が波打っている中を、マリリン・モンローみたいなグラマーな女が、鼻歌を歌いながら足を伸ばしたりしている。そして呼び鈴かなんかが鳴って……
 
 
 
 
ハビビな人々 2008年05月11日14:59
 
昨年10月から北海道新聞の生活面で、「ハビビな人々 ビンボー愉快紀行」という連載をいただいている。当初は隔週連載だったのが、4月から毎週連載になったので、おそらくそれなりに好評なんだと思う。「ハビビ」というのは、アラビア語で……
 
 
 
 
原油126ドル突破 2008年05月10日10:30
 
ミャンマーの台風や北京五輪のチベット問題などで、すっかり忘れられてしまっているが、地味に原油価格が異常な値上がりを続けている。今年の初めくらいに1バレル=100ドルを突破して以降、若干の下げはあったものの、着実に上昇して、ついに……
 
 
 
 
 
今回もまた、私の偏見が滲み出た内容ですので、異議のある方、どんどん書き込んで、私の偏見を是正してください。私はモータースポーツというものがキライです。見に行ったこともないくせにキライです。もっというとクルマという乗り物がキライです……
 
 
 
 
ダーウインの進化論 2008年05月06日21:37
 
さっきまでNHKでダーウインの進化論についての番組をやっていたので、前から思っていたこの人についての感想を書こうと思う。この人について語るとき、ウオーレスという学者について言及することは避けられない。ウオーレスは「ウオーレス線」……
 
 
 
 
私は英語がキライです 2008年05月02日00:53
 
英語ほど、話しても有り難がられない言葉はない。いまや世界中どこに行っても、英語が話せるのが大前提になっている。実際、西洋人旅行者にとって、英語が通用するかしないかは死活的に重要らしく、「どこそこの国では通じるが、どこそこの国は……
 
 
 
 
レオナルド・ダ・ビンチ 2008年05月01日00:57
 
天才で有名なレオナルド・ダ・ビンチ。画家、彫刻家として、また科学者として、医学、建築学、多彩な発明などで、その万能な才能が、とかく喧伝される人物だ。確かに天才だったんだろう。実際に、あらゆる分野に非凡な才能を発揮しているわけだから……
 
 
 
 
お笑いは文化か? 2008年04月30日10:03
 
みなさんもご存知の通り、民放テレビは下らない番組ばっかりやってますよね。私もお笑い番組は嫌いではないんですが、時間がもったいないので見ないようにしています。そしておそらく地上波の終了と同時にテレビとオサラバするので……
 
 
 
 
日本の歴史教科書の疑問 2008年04月29日13:52
 
歴史教科書の西洋びいきについて、しつこくもうひとつ書こう。西洋にめぼしい発展があったのはルネサンス以降で、その前は死んでいたのも同然であるといわれる。もっと言うと世界史に影響を及ぼし始めたのは15世紀後半の大航海時代以降のことで……
 
 
 
 
エコツアーって? 2008年04月29日01:25
 
スペインに行ったとき、中国人の物売りをたくさん見かけた。彼らは路上で安物のオモチャを売り、雨が降るとカサを売っていた。彼らにとって、スペインに数多ある世界遺産など眼中にない。プラド美術館も眼中にない。彼らにとって……
 
 
 
 
シルクロード 2008年04月28日00:09
 
西洋の悪口を書き連ねているこの日記です。というのも、今の日本は西洋贔屓がひどすぎるという筆者の考えが根底にあるからです。私たちの頃よりはだいぶよくなったのでしょうが、それでも教科書におけるアジア、中近東関係の記述が、西洋史と比較して……
 
 
 
 
聖火リレー 2008年04月27日13:07
 
長野の聖火リレー。すごかったですね。選手が走ってるんだか、警察の小隊が歩行訓練してるんだか、わかんなかったですね。新聞では「聖火護送」と書いてありましたが、まさにその通りでした。それにしても同じ読売新聞には、「平和の祭典からほど遠い」……
 
 
 
 
「チョゴリと鎧」 2008年04月22日00:52
 
先日読んだ「チョゴリと鎧」(池明観 太郎次郎社)は、日韓の文化的差異を、「チョゴリと鎧」「春香伝と忠臣蔵」に例えた名著として名高い。日本は「武」の国で「忠」の国であるという。韓国は「文」の国で「考」の国であるという……
 
 
 
 
 
先月20日に発売になった拙著である。担当編集Pによると評判は上々。大手書店でも軒並み平積みだそうだ。もしかして増刷するかも。。。という淡い期待を抱きつつ。明日から3週間、取材でインドに行って参ります。ところで上記の拙著で、泣く泣くボツ……
 
 
 
 
警察権力と人権問題 2008年04月01日01:22
 
「警察が威張っている国は、たいがい政府もダメ」というのが、途上国では共通のようだ。私がアルゼンチンをロバを連れて歩いていたとき、一度だけ警察にしょっ引かれたことがある。警察は私を窃盗犯と勘違いしたらしい。警察署に連行された私は……
 
 
 
 
続「民主主義」は正義か? 2008年03月29日12:05
 
前回の続き。世界各地に紛争を巻き起こした民主主義である。しかしいくつかの国には、西洋が造り出したこの政治モデルが、うまく合致して、有効に機能していると言われる。たとえば日本がそうだ。韓国もそうだといわれる。このふたつの国は……
 
 
 
 
 
梅棹忠夫京大教授が、かつてタイを訪れた時、チュラロンコーン大学の教授陣と初めての会合を持った。そこでタイ人の教授が、「同じアジアの大学なのに、これまでまったく交流がなかったとは、どういうことでしょうか」と言った。それまで……
 
 
 
 
済州島 2008年03月22日00:05
 
先日、某エロ本の取材で韓国の済州島に行ってきた。済州島は韓国最南端の島で、「韓国のハワイ」と言われる。実際は、そこまで言うほど暖かくないが、真冬のソウルあたりから来たら、ハワイにも思えるかもしれない。そのせいか、済州島は……
 
 
 
 
西洋人が働かない理由 2008年03月19日07:40
 
イギリス人は働かないという。オランダ人も働かないという。スペイン人は、もっと働かない。日本人の職業倫理からすれば信じられないような、彼らの怠惰な感覚は、いったいどうやって醸成されたのだろうか。よく聞くのは、「ヨーロッパは成熟した社会……
 
 
 
 
サルコジの「にやけ笑い」 2008年03月17日14:04
 
なにかとお騒がせなフランスの大統領サルコジ。この男の「にやけ笑い」が私は大嫌いである。いかにもフランス人らしい、人をバカにしたような「にやけ笑い」を見ていると虫酸が走る。この男はパフォーマンスが得意である。在任中に女優と結婚……
 
 
 
 
本当はすごいペルシア帝国 2008年03月16日22:57
 
ギリシア神話は日本でも有名である。トロイの木馬とか、ペルシア戦争の逸話など、よく知られているわけである。そして多くの人が「ギリシアが正義でペルシアは悪玉」というイメージを、なんとなく持っているのではないだろうか……
 
 
 
 
昨日のフジテレビ土曜プレミアム「それでもボクはやってない」には、色々と考えさせられました。日本の刑事事件の99.9%が有罪であると……
 
 
 
 
 
何年か前に、テレビ東京の「テレビチャンピオン」という番組に出演しないか、という話が来た。 それは世話になっている大学の先輩の紹介で、当時会社を辞めたばかりでヒマだった私にお呼びがかかったのである。 内容は「無人島王選手権」とか……
 
 
 
 
 
「三浦元社長、ロス市警を批判」
世間を騒がせている「三浦和義アメリカ再逮捕事件」について、僭越ながら私の思ったことを書かせてもらいます。この人が限りなく「クロ」に近いことはみなさんご承知……
 
 
 
 
イージーライダー 2008年02月21日19:00
 
なんだか久しぶりに観たこの映画。この年になって観てみると、初めて観た二十歳くらいの頃とはまったく違う印象である。キャプテンアメリカとビリーが、途中で立ち寄るヒッピーの村がある。農業もしたことのない若者たちが田舎に集まって集団……
 
 
 
 
「アメリカが嫌いですか」 2008年02月21日00:34
 
最近読んだのが、同名のタイトルの新潮文庫版である。書いた人は小説家の阿川弘之のご子息で、阿川尚之氏。ワシントンで弁護士をしている人である。単行本が出版されたのは、ちょうどパパブッシュが大統領の頃で、湾岸戦争が終結して、日本が……
 
 
 
 
「予定説」と西洋人の傲慢 2008年02月18日12:56
 
読売社長のナベツネは、朝起きると宇宙物理学などの難解な本を読むことにしているという。起きがけのもっともアタマがクリアなときだと、難解な理論が理解できるんだそうだ。同じ方法で最近読んでいるのは、マックス・ウエーバーの「プロテスタン……
 
 
 
 
レバノンという国 2008年02月06日02:31
 
昨年、久々にヒズボラの内戦で注目を集めたレバノン。ヒズボラはシーア派の過激派である。ヒズボラを支援していたのはシリアとイランだ。両国ともシーア派が実権を握っている国、つまり「シーア派つながり」なわけである。今回はこの国の複雑怪奇な……
 
 
 
 
国家と民族 2008年02月05日02:09
 
今回は「国家と民族」について、私が今まで考えたことをまとめてみたいと思う。前に「トルコ人とは?」ということについて書いた。とある本によると、トルコ人の定義とは、「トルコ語を母国語とするイスラム教徒」であるという。かなり例外的に……
 
 
 
 
OPEC増産見送り 2008年02月02日16:14
 
「原油増産、OPECが再び見送り」
1バレル=80円台に下がったことで、OPEC総会は増産見送りを決定したそうだ。世界中の猛反発が必死にもかかわらず知らんぷりである。読売新聞によると……
 
 
 
 
 
かなり前の映画ですが、初めて見たら大爆笑。これはオススメです。。。ってみんなすでに観てますか?オーストラリアの奥地でアボリジニに育てられた「ニック」ことクロコダイル・ダンディ。「ワニに食われても生還した奇蹟の男」として……
 
 
 
 
「味盲」な人たち 2008年02月01日02:29
 
今日の読売新聞の「水危機」連載に、アメリカの平均的家庭の夕食の描写があった。「冷凍グリンピースの袋を逆さまにして、がさがさと中身を皿に出す。目分量で4人分。水大さじ2杯を振りかけ電子レンジへ。献立は鶏肉のソテー……
 
 
 
 
 
今回の長期旅行(詳細は www.jinriki.net)では、100冊以上本を読みましたが、その中でもっとも影響を受けたのが、本橋哲也『ポストコロニアリズム』岩波新書で、この中で取り上げられている「オリエンタリズム」という思想です……
 
 
 
 
「構造主義」とは? 2008年01月25日15:56
 
「構造主義」という言葉、よく聞きますよね。難解な哲学用語のイメージがありますが、実はそうでもないようです。今回の旅行で、「構造主義」について、なるほどと思ったことがあるので、備忘録代わりに書いてみようと思います。「構造主義」……
 
 
 
 
マドンナの「エビータ」 2008年01月24日02:26
 
前から観ようと思っていたこの映画。ようやく今回借りてきたら、なんと私の苦手なミュージカルだった。全編ずーっと歌である。まともな会話はひとつもない。ずーっと歌。なんでそこで歌うんだよ。普通にしゃべればいいじゃんよ。それがミュージカル……
 
 
 
 
サウジのレイプ事件 2008年01月21日14:55
 
先日の読売新聞に「かみ合わぬ善悪二元論」と題した興味深い社説が載っていた。サウジアラビアで19才の女性が7人の若者に拉致されてレイプされるという事件が、昨年三月にあったそうだ。すごいのはこれに対する裁判所の判決で、被害者……
 
 
 
 
 
このディケンズの名作は小説で読んだことがあるんだけど、なんとなく映画も借りて観てみた。感動した。慎ましく暮らす貧しい家族。病気がちの少年と両親の愛情。思い出すだけで目頭が熱くなる。ストーリーを説明しよう。先物相場に投資して……
 
 
 
 
 
最近「90円ビデオ」に凝っていて、ちょくちょく借りてきては、原稿書きに疲れたところで観るようにしているんだけど、この価格破壊はすごいですね。私が高校生だった80年代後半では、1本1000円だった。そしてその後は350円くらいが相場……
 
 
 
 
「エクソダス」 2008年01月15日21:48
 
「エクソダス」(exodus)とは、モーゼによる「出エジプト」のことを指す言葉だそうだ。文字通り「脱出」の意味である。「栄光への脱出」という映画は、原題が「exodus」である。この名前を冠した船に由来する。第二次大戦後……
 
 
 
 
「ミッション」 2008年01月14日22:43
 
この映画は、十字架に張りつけられた宣教師がイグアスの大瀑布を落っこちていくシーンで有名になった。主役はロバート・デ・ニーロだったので、彼が落っこちるのかと思ったら全然違った。あらすじを説明すると……。1750年頃。主人公のロバート……
 
 
 
 
久々に観た「ランボー」 2008年01月12日16:29
 
「ロッキー」に続いてスタローン映画である。この映画も超有名だから、あらすじはいいとして、今から見返してみると、けっこう面白い事実が見えてくる。この映画、「ベトナム帰還兵の憂鬱、悲哀、反抗」といったものがテーマのように……
 
 
 
 
再び中東の笛 2008年01月08日16:14
 
ハンドボール男女とも五輪アジア地区予選やり直し!http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=366013&media_id=42昨年9月に、以下のような日記を書いたんだけど、その後ハンドボールは再試合が決定……
 
 
 
 
猿岩石 再び 2008年01月07日19:52
 
「元猿岩石・有吉11年半ぶりヒッチハイク」
この人たちについては当時から、いろいろとウワサがあった。たとえば……。「タクシーに乗っているのを見かけた」「某高級ホテルから出てきた」「買い食いして……
 
 
 
 
「パリダカ」というレース 2008年01月05日06:24
 
政情不安理由にパリダカ中止http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=375970&media_id=4「パリ・ダカール・ラリー」というのは世界一過酷なレースだそうだ。フランスのパリから、西アフリカのセネガル共和国の首都ダカールまでを車で走破する……
 
 
 
 
日本の食糧自給率40% 2008年01月04日01:37
 
この間仕事で調べていて、農水省の世界の「食糧自給表」(2003年)というのを見つけた。世界175ヶ国の「穀物自給率」の一覧である。http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/013.htmlなかなか興味深い。ベストテンは、オーストラリア……
 
 
 
 
ケニア大統領選挙 2008年01月03日00:01
 
先日以来、アフリカのケニアで大統領選挙とその開票が行われているようだ。選挙は部族抗争を激化させ、100人以上の死者を出して、現職大統領の当選が発表されたが、対立候補は「不正があった」としてこの発表を認めず、各地で暴動が発生して……
 
 
 
 
「ライジング・サン」 2008年01月01日17:45
 
かつて「ジャパン・バッシング」で話題になった「ライジング・サン」という映画。大晦日は若干二日酔いで、あんまり酒も飲まずに床についたのだが、結局寝られずに観た。別に初日の出にかけたわけでは、ない。映画のスジを説明しよう……
 
 
 
 
映画「ロッキー」に感動 2007年12月31日19:35
 
スタローンの出世作「ロッキー」を久しぶりに借りてきて観た。この年になって改めて観てみて、改めて感動した。本当に完成度の高い映画である。スジはみなさご存知の通りだが、この映画の裏話を知っているとさらに感動が深くなる。この映画の……
 
 
 
 
フランダースの犬 2007年12月30日08:12
 
この間の読売新聞に面白い記事が載っていた。「フランダースの犬 日本人だけが共感」日本人なら誰もが知っているこの名作が、地元ベルギーではまったく知られておらず、原作のイギリスでも「負け犬の死」と受け止められて、まったく評価されて……
 
 
 
 
再びブット首相暗殺 2007年12月28日19:49
 
読売新聞では、一面トップで、ブット元首相の訃報を報道している。その論調は、「パキスタンの民主化の希望を失った」というような、同情的かつ悲観的な内容だ。確かにムシャラフはクーデターで大統領……
 
 
 
 
ブット首相暗殺 2007年12月28日00:27
 
おそらくこの人が国家元首に返り咲いたとしても、なにも変わらなかっただろうとは思うけれど、この人が死ぬ必要もなかった。「パキスタン民主化」のシンボルと……
 
 
 
 
「王様と私」 2007年12月26日17:47
 
ユル・ブリンナー主演で、ミュージカルでも有名になったこの映画。アンナ・レオノーウェンズという、タイ(当時のシャム国)の家庭教師に招かれた女性のタイ王室見聞録を小説化した「アンナとシャム王」を、映画化したものである。タイでは……
 
 
 
 
英語帝国主義 2007年12月25日03:49
 
現在、英語を母国語としている人は三億人いると言われる。そして英語を母国語としない英語を話す人が十億人いるという。世界の英語人口は十三億人にのぼると言われる。ニューズウイークによると、今後十年間で、その人口は三十億人に達すると言われる……
 
 
 
 
 
「炎のランナー」は1981年公開のイギリス映画である。主題曲があまりに有名。みんな一度は必ず聞いたことがあるはず。1920年頃のロンドン、ケンブリッジ大学が舞台の、実話をもとにした映画だそうだ。主人公は牧師を父親に持つ敬虔な……
 
 
 
 
加山雄三 2007年12月22日02:08
 
今日、テレビをつけたら、NHKで加山雄三の特集をやっていた。今年七十歳なんだそうだ。へええ。それでこの人の生い立ちを現在まで紹介しつつ、関わりのあった人とのインタビューなんかを交えて番組が進んでいくのを、なんとなく見ていた……
 
 
 
 
大英帝国 連邦首脳会議 2007年12月18日01:47
 
11月23日、ウガンダでイギリス連邦の首脳会議が行われたそうだ。参加国53ヶ国、総人口二十億人という数字に、とりあえずびっくりである。これらのうち16もの国が、イギリス国王を国家元首と定めているのだ。主都のカンパラで催された開会式……
 
 
 
 
 
先日、NHKのシルクロード最終回を見た。最終回はレバノンだった。シルクロードは中国の長安から始まって、いろんなルートを通ってローマに向かうわけだが、そのひとつがレバノン経由だそうだ。レバノンのシドンやティルなどの町から……
 
 
 
 
 
ここ数年、中島みゆきの曲がアジア各国で静かにヒットしているらしい。もちろんその大部分は許諾なしの違法コピーなんだろうが、とにかく売れているらしい。私は常々、音楽というものはメロディが最も重要で、歌詞なんて、まあどうでもいい……
 
 
 
 
 
ポカホンタスは実在の人物である。アメリカの先住民で大部族の酋長の娘だった。1600年代初頭、バージニア州ジェームズタウンに入植したイギリス人たちが、飢餓と寒さで全滅しかかったとき、率先して食料を差し出し、西洋人を救った……
 
 
 
 
「ソトコト」という雑誌 2007年12月07日16:51
 
「ソトコト」という雑誌、知ってますか?「エコロジー」とか「ロハス」とか「スローフード」とか、そういうキーワードをコンセプトにした雑誌です。ウワサによるとマガジンハウス系の編集者が立ち上げたそうですが、私はこの雑誌が、前からどうも……
 
 
 
 
「アラビアのロレンス」 2007年12月06日00:07
 
師走に入ってアクセス数が激減して悲しいんですが、淡々と書いていきます。さて。この間観たのが「アラビアのロレンス」。ものすごく長い。午前1時半に見始めて、終わったのが午前5時半でした。長すぎ。しかしこの映画、一度アラブ圏に行った……
 
 
 
 
『風と共に去りぬ』 2007年12月04日13:50
 
「風と共に去りぬ」を観た。今まで断片的に何度か観ていたんだけど、通しで気合い入れて観たのは初めて。気丈で自己中心的なスカーレット・オハラは美しく、北部出身の大金持ちだが素性が知れないナゾの男、バトラー船長は、どこまでも粋で……
 
 
 
 
ヨーロッパの石文化 2007年12月01日18:21
 
この間、高円寺のチュ氏の家で「世界不思議発見!」を見ていた。ブルガリア特集だった。森の中に石造りの教会がある。そこでチュ氏がボソリと言った。「なんでこんなに木がたくさんあるのに、石で家建てるのかな?」確かにその通りだ……
 
 
 
 
西部劇の金字塔『駅馬車』 2007年11月29日20:00
 
次に見たのがジョン・ウエインの「駅馬車」(1939年制作)。今でも評価が非常に高い西部劇の名作である。南北戦争後のアメリカ、アリゾナ州の砂漠地帯を駅馬車で旅する人々の人間ドラマ。とある町にたどり着いた駅馬車一行は、「この先アパッチ族……
 
 
 
 
 
「ラストサムライ」を観た。映画としてはそれなりに面白かったです。「長篠の合戦」のようなスペクタクルなラストシーン。あるいは三島由紀夫事件を思わせる切腹シーン。かつての「ブラックレイン」と比べても、日本の風習をかなり正確に……
 
 
 
 
 
10年くらい前に、「手塚治虫の「ジャングル大帝」のパクリじゃないのか」と物議を醸したディズニーの「ライオンキング」。今回ヒマだったので初めて観た。内容はまったく子供向けの勧善懲悪。客観的に言っても、環境問題や人類と自然の共存……
 
 
 
 
痛い映画「パッション」 2007年11月25日20:58
 
近所のレンタルビデオ屋が、「一週間レンタル80円」という、あり得ないセールをやっているので、さっそく大量に借りてきた。借りてきたのは「普段、借りようと思わない映画」がメインである。以下に列記すると、・駅馬車・ニューシネマパラダイス……
 
 
 
 
混迷するパキスタンを考える 2007年11月24日16:44
 
パキスタンの政情不安が続いている。ブット元首相が帰国して軟禁され、一月に総選挙をひかえて、ますます混迷しているようだ。しかし読売の記事を通読していると、パキ市民の世論が意外にも冷めているのが印象的だ。そこには「権力者同士の癒着……
 
 
 
 
再びミシュラン 2007年11月23日15:42
 
その後、新聞各紙はミシュラン特集を組んで、大々的に報道しているが、どうも批判的な記事が多いようだ。たとえば朝日新聞。ミシュランの三つ星評価を受けた店では、「開店からずーっと電話が鳴りっぱなしで仕事にならない」「年内の予約がいっぱい……
 
 
 
 
 
ミシュランの東京版が発売された。読売新聞では一面トップで報道している。しかし今まで東京版が存在しなかったこと自体意外だった人も多いのではないだろうか。私もそのひとりである。そして世界中に、これだけ多くの高級日本食レストランがある……
 
 
 
 
悲しき「サイドワインダー」 2007年11月19日14:45
 
この間の日記で、牛について話が出たついでに、今読んでいる、ジェレミー・リフキン「脱牛肉文明のへの挑戦」ダイヤモンド社に面白い話が書いてあるので紹介しよう。アメリカの肉牛は、家畜として、それはもう悲惨な状態にあるそうだ。耳には一定……
 
 
 
 
捕鯨問題にひと言〜その2 2007年11月17日22:06
 
腹が立つので、もう一回、続きを書こうと思う。捕鯨禁止運動も問題だが、私はやつらの「動物愛護」という考え方にも疑問を感じる。以下その理由を説明しよう。西洋人はとにかく「イヌ好き」である。だから今回の旅行で初めて足を踏み入れたヨーロッパ……
 
 
 
 
 
日本は今年末から四十年ぶりにザトウクジラの捕鯨を再開するという。これに対して、案の定、西洋人の団体が反発しているらしい。11月13日付の読売新聞によると、「豪州は元々、捕鯨国だったが、捕鯨産業の衰退に伴い、クジラを特別視……
 
 
 
 
原発反対ですか? 2007年11月13日20:40
 
原発について、さっき読んだ知人の編集者の日記に触発されて、私もなんとなく考えていたことを書いてみます。旅行中に読んだ本に、上坂冬子「アジアエネルギー事情」講談社+α文庫というのがありました。主に東南アジア諸国の原子力エネルギー施設を……
 
 
 
 
日本人のアジア人蔑視の一例 2007年11月12日03:09
 
高円寺の「写真バー白黒」のマスター、チュ・チュンヨン氏は、95年に来日して以来、日本に住んでいる。日本人の奥さんもいて、すでに永住権も取得した。彼は滅多に怒らない温厚な人物だが、日本に来てたった一度だけ、怒り心頭に発して怒鳴り……
 
 
 
 
トルコとクルド人問題 2007年11月09日02:37
 
この間までミャンマーのデモ武力鎮圧が新聞の国際面のトップニュースだったけれど、最近はパキスタンとトルコのクルド人自治区攻撃がトップを飾っている。パキスタンについては、今度書くとして、今回はトルコのクルド人問題を考えてみよう……
 
 
 
 
世界キリスト教化計画 2007年11月06日02:34
 
トルコによる「アルメニア人虐殺に対する非難決議」が、今頃になってアメリカ議会で採択された。この事件は、第一次大戦中にトルコ国内で数百万ともいわれるアルメニア人が殺害されたというものだ。トルコ側はもちろん否定している。実際トルコの軍事……
 
 
 
 
これが「ALWAYS」かあ 2007年11月03日01:24
 
本日テレビ放送していた「ALWAYS」。泣いちまいました。もともと涙もろい方なので、涙腺全開でしたね。特に吉岡秀隆の茶川先生がよかった。無意識のうちに自己投影していたせいかしら(笑)あの人の情けない演技には、「北の国から」以来……
 
 
 
 
NOVA倒産 2007年10月29日14:07
 
この会社は、前からなんとなく「インチキ臭い」と思っていた。「雇ってる外国人教師に、カオサンで沈没しているようなダメ旅行者が多い」というような話を聞いていたし、「解約しても授業料が戻ってこない」というような不満を言っている人に……
 
 
 
 
「ゼイリブ」っていう映画 2007年10月27日02:48
 
知ってますか?ジョン・カーペンターというB級映画監督の作品なんですよね。この監督、かつて「遊星からの物体X」という傑作を撮った人なんですが、こっちの方が有名ですよね。それでこの「ゼイリブ」という映画は私の好きな映画のひとつ……
 
 
 
 
格差社会について考える 2007年10月20日03:45
 
二年ぶりに帰国してみて驚いたことのひとつが、「格差社会」という言葉だった。確か2005年には、話題にもなっていなかった言葉だと思う。前にも書いたけど最近になって、「年収二百万円以下の人が一千万人を越えた」というのが、けっこう大きく報道……
 
 
 
 
アメリカという国〜その2 2007年10月16日12:56
 
ダーウインの「適者生存」という考え方が西洋人に与えたインパクトというのは、ものすごいものだったらしい。「ダーウイニズム」はその後、西洋人の帝国主義、植民地主義の理論的支柱となった。西洋が真っ先に産業革命を成し遂げたのは、西洋人が最も……
 
 
 
 
アメリカという国 2007年10月14日13:03
 
最近食品の安全についての調べ物をしているのだが、その過程でつくづう思ったことは、「アメリカという国がいかに怖ろしい国か」ということだ。以下、その具体的な事例を書いていこう。発展途上国と言われている国は、自動車や電化製品はもちろん輸入に……
 
 
 
 
激動のミャンマ 2007年09月28日23:13
 
ミャンマーが大変なことになってます。行ったことがあるだけに、またミャンマー人、いい人ばっかりなだけに、心が痛みます。しかしあの軍政、すごいっすね。この間のNHKで、軍トップクラスの子息の婚礼のビデオ映像を入手したと言って放送してたんだけど……
 
 
 
 
大企業の傲慢 2007年09月27日20:13
 
外国に行くたびに、「日本はなんていい国なんだろう」と思う私である。しかしこの国が、途上国よりいろいろな面で物事がうまくいっている国だとしても、やっぱりダメなところはたくさんある。そのひとつが「大企業の傲慢」である。もう5年くらい前……
 
 
 
 
モロッコの総選挙 2007年09月21日01:45
 
ちょっと古いが、9月8日にモロッコで総選挙があった。読売新聞の扱いは国際欄のベタ記事だったが、引用すると、選挙は比例代表制で、33の政党から約6700人が立候補。各党とも失業対策や社会保障制度の充実などを公約に掲げるなど、明確な争点……
 
 
 
 
中東の笛 2007年09月20日23:41
 
この間の日記で言及した「中東の壁」は上述の通り「中東の笛」の間違いでした。それで、である。ちょっとネット検索したら以下のようなサンケイスポーツのコラムがあったので少々長いが引用しよう。ハンドボールの中東びいきハンドボールは……
 
 
 
 
サッカーと柔道 2007年09月18日00:26
 
私はサッカーはやらないけど、観戦するのはそれなりに好きなので、ワールドカップなんかもそれなりに見ている。しかしこの競技の大嫌いなところがひとつだけある。すなわち。大げさに痛がってペナルティを取ろうとすること。これだけは醜い……
 
 
 
 
紅海ってきれいかなあ? 2007年09月11日00:27
 
今回の長期旅行で楽しみにしていた場所のひとつがダハブだった。ダハブ。紅海に面した貧乏旅行者向けのリゾート地。かつて友人のウメモリ氏が沈没してたらしい。そしてすばらしく美しいという紅海の海。そんなことでエジプト観光をさっさと終えた我々……
 
 
 
 
 
旅日記に書いた転載ですが、ふと思いついたので。。。アメリカ史上最悪の殺人事件だったというこの事件は、犯人が韓国人だったことで、私たち日本人にも衝撃を与えた。 私はこの事件を、朝鮮日報のウエブサイトで初めてくわしく読んだのだが、犯人の……
 
 
 
 
奇妙なペットボトル 2007年08月25日00:39
 
うちのトイレには水を入れたペットボトルが置いてある。「これがウォシュレットの代わりだ」と言えば、途上国を旅行した人ならおわかりになるだろう。そうなのである。うちでは「お尻を手で洗う」ことにしたのである。日本のトイレは、大半の途上国……
 
 
 
 
激変するモンゴル 2007年08月25日00:19
 
風の旅行社の協賛で今月4日から12日までモンゴルに行ってきた。三年前にホームステイしたご家庭を再訪したのである。ご家庭では、子供たちが大きくなり、おじいちゃんが亡くなり、代わりに弟夫婦が同居していて、多少様変わりはしていたものの……
 
 
 
 
イランはいい国だ 2007年08月04日01:19
 
イランの話題が出たのでもうひとつ。今回全部で17ヶ国訪れたわけだが、その中でももっとも「よくできた国」、それはイランである。いくつか例を挙げよう。イランではポンコツ自動車しか走ってない。ベンツやBMWはまず見かけない。それに対して公共バスは
 
 
 
 
再び中国人蔑視について 2007年08月03日03:54
 
今回の旅行で一番気になったことが、途上国での「中国人蔑視発言」だった。私はこれを、東はインドから西はモロッコまで、もううんざりするほど経験した。具体的にはこんな感じである。通りを歩いている。前から中学生くらいのガキどもが……
 
 
 
 
途上国の教育 2007年08月01日00:16
 
今回の旅行でもうひとつ考えたことがある。それは途上国の学校教育が完全に形骸化しているのではないかという疑問である。例を出してみよう。モロッコで聞いた話だけれども、モロッコの小中学校では毎日膨大な量の宿題が出されるという。私が訪ねた家の……
 
 
 
 
日本はやっぱりいい国だ 2007年07月31日22:21
 
昨日、高円寺の写真バー白黒で、久しぶりにイラストレーターのM氏と飲んだ。M氏はベトナム好きで、東南アジアの三輪車について研究している五十年配のおじさんである。そして熱烈な社会党支持者でもある。そんなM氏に、「今回の旅行で……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2005年9月から2007年6月まで、インドからモロッコまでを夫婦で旅行した旅の日記です。写真満載。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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